パシフィック・リム:
イヤーゼロ (AA) を買ってきました
こちらは映画『
パシフィック・リム』では描かれていなかった劇中に登場する人物達の過去や イェーガーとドリフト技術開発の歴史なんかが描かれたグラフィック・ノベルになっています。
パシフィック・リムのコミカライズではありません。またこちら同映画を観ていることが前提で描かれていますので、映画見ていない人は今月の11日に出ますのでそれを見てからのほうが良いかと思います。
あとこちら、あくまで登場人物達の設定補強部分がメインとなっているので、表紙のような イェーガーVSカイジュウのアクションシーンが見たいという人は注意を。(まあ自分も最初、コヨーテ・タンゴの活躍見れるのかとちょっと期待していたりしたのですが)
以下ネタバレな事も書かれているので注意を
そんな事で内容の方はペントコスト司令官、ヤンシー&ローリー兄弟、テンドー・チョイと言った本編に出てきたキャラ達にジャーナリストがインタビューする形式になっています。
時間的には本編冒頭のでカイジュウ「ナイフヘッド」を倒したけどジプシー・デンジャーも大破して、イェーガー不要論が巻き起こりシャッター・ドームが閉じていく辺りの話ですね。直しているジプシー・デンジャーの姿も見えますし
で、主要人物だったテンドー・チョイやペントコスト、イェーガーの生みの親への『貴方の戦う理由』を聞いて行く過程でそれぞれの過去が語られていきます。
そんな中でもやはりペントコスト司令官はかなりの頻度で登場しています。
と、いうか彼もカイジュウによってかなり人生狂わせられた人物でしょうし。この過去話ではカイジュウによって肉親を亡くしている事が明らかになるし…。そんな中でマコとの出会いが救いになっていたんだなぁと思いました。
そりゃ本編でマコをイェーガーに搭乗させたくない気持ちも分からなくもないわ。
あとペントコストと一緒にコヨーテ・タンゴに乗っていたもう一人の人物が明らかになってましたね。
カイジュウ倒した時は気絶していたと言う事ですが、やっぱアレが原因だったのか・・・。
ペントコストは「2人で救った」と言う言葉に対して「ペントコスト一人で救った」と言うパートナー。
そして彼の前から姿を消すのですが、後から居場所を探し出してマコと一緒に会いに行き、「2人で救ったんだ」というシーンにはかなりくるものがありました!!これで救われたんじゃないでしょうか。
後、イェーガーは2人の脳をシンクロさせて制御するんですが、これによってやっぱ色々問題出たんだなぁと思いました。まあお互いの事が赤裸々に分かってしまうんだし「そりゃ、そうなるよね…」な事も。
本編ではそんな風に見えなかったヤンシー&ローリー兄弟もイェーガーに乗り始めた頃にはそんな事もあったんですな。
ってな事で本編のようなイェーガー対カイジュウの殴り合いはあまりありませんが、これを見てから再度本編見るとまた違った感想が出てくるかもしれませんね。
あと今回はあくまで主要人物のみだったので、
パシフィック・リムに関する新しいビジュアル・ノベルが出るならタン3兄弟やカイダノフスキー夫妻にスポットを当てた話も見てみたいです。