修羅の門 第弐門 3巻
(AA) を買ってきました
前巻の最後に唵の正体がわかり、この巻ではその男との試合メインとなっています。
その男の名は毅波秀明。
4年前に道場破りに来たが逆に九十九にやられて退散した男。
その『ただの石』の男が4年間尋常ならざる練習し、そして『不破』というメッキを被ることで九十九と戦うことが出来るようになった男。
そして『壊れている』とは言え『陸奥』九十九、この戦いの結末は!!
そんな感じで復習と執念で4年間修行し自分を磨き上げて来た毅波。
そのおかげもあってか陸奥と接戦を繰り返します。
そしていくら泥臭い手法だとは言え、勝つためのその執念。
足を折られようと勝つために最後まで戦う姿勢。
4年もあればこうも変貌できるんだなぁと改めて思わされましたよ!!
そしてそんな相手に九十九の方もついに「虎砲」を放つ!!
山田さんいわく今まで打てなかったみたいなので、負けたとは言え九十九をそこまで追い込んだ事を考えれば、毅波の4年間は決して無駄では無かったということでしょうか。
ただ相手が陸奥だったという点を除いて…。
そーいや今まで不破に関係あるかと思っていた山田さんですが、この間にてその正体がついにわかります。
不破北斗の叔父…やっぱ不破関係者だったんですな。
ただ伝承者ではないので不破圓明流の奥義は使えないはず(だから神威は使えない…ハズ)。でも基本は出来るからこそ毅波へ伝授出来たわけで。
そして彼は「戦えない」じゃなく「戦わない」と言っているわけですが、果たして今後九十九と戦う日が来たりするのでしょうか?
そして次巻ついに九十九VS「皇帝」戦がはじまる?
次巻も非常に楽しみです。