ミリオンジョー 2巻
(AA) を買ってきました
人気漫画「
ミリオンジョー」を描いていた真加田が急死してしまったが、彼の死を隠蔽。そして遺された創作ノートを頼りに編集者だった呉井が成りすまして続きの漫画を描いた所まで描かれた1巻。2巻ではついに彼らが描いた
ミリオンジョーが世に出回るのですが・・・と、言った感じで始まります。
そんな事で呉井達が描いた「
ミリオンジョー」が世に出回り、編集の評判的にも特に変わった所が無かったので成りすまし成功か?と思ったのですが・・・読者の目はそんなに甘くなく・・・読者アンケートという形でその評価が返ってきます。
これ見て思ったのですが、読者は正直ですなぁ。そしてやっぱ成りすましなんてそう簡単に出来るもんじゃないよねぇ。この子供がワクワクしながら
ミリオンジョーを見て、その後の反応が全てを物語ってますよね。
これについてアレコレ議論する呉井達が一つ出した結論は・・・
子供たちが熱狂的に面白いと思わせる「何か」があり、それがネームであってこれが駄目だからということで呉井がネームをうまく切るように頑張り始めます。でもうまくネームを切れるまでには時間が足りない。彼がうまくなるまで読者は待ってくれない。このまま
ミリオンジョーの人気順位は落ちていくしかないか・・・と思った所へ呉井が時間稼ぎを提案&実行
読者アンケートシステムの仕組みを知っているからこそ出来る技で、それはひたすらハガキを出すという原始的な方法。これによりなんとか踏みとどまった呉井達。
でも問題はこの漫画を描くだけではなく、身内の軽はずみな行動から真加田が死んでしまったことが『
ミリオンジョー』の大ファンである森秋にバレてしまったりします。
つーかこのバレて時の森秋が問い詰める時の彼女の表情がスゲー怖すぎだって。つーかこの娘さん
ミリオンジョーが好き過ぎて色々危ない感じなってましたなぁ・・・。
で、この件も何とか処理し元の編集担当者が真加田と話したいと言う件も呉井の大胆さで何とか突破
そして呉井のネーム切りも上達し、
ミリオンジョーの人気も元に戻りつつあり、このまま軌道に乗り終わらせることが出来るか?と思っていましたが
やっぱ真加田が描いていないって事が分かる人には分かるようで・・・今まで何とかごまかしごまかし進めてきた彼等ですが、果たして最後まで描いて当初の目的を達成出来るのでしょうか?
こちら次巻が最終巻のようですが、こんな彼等にどの様な結末が訪れるのか非常に気になります
ミリオンジョーに関する過去記事紹介
●ミリオンジョー 1巻 - ある日突然人気少年漫画を連載中の漫画家が死亡したら・・・-