モトカノ☆食堂 1巻
(AA) (DMM) を買ってきました
木星の衛星にひっそりと佇む「もとかの食堂」。そこの女主人・”もとか”が出す料理と、その料理にまつわるお客さんのエピソードが描かれたちょっと不思議なSFグルメ漫画です。
毎回違うお客さんの出会いや別れが描かれて、ちょっとしんみりしちゃっう時もありますが、このいう雰囲気、悪く無いですなぁ。
宇宙では星から星へ移動するだけでも年単位で進むため、もとかの食堂にくるお客さんの中には昔捨てた娘さんとの再開(娘の方はもう覚えていない)とか、ウラシマ効果で年の進みが違ったために昔フラれた彼の孫との再開とか、初恋だったあの人との再開・・・いなんていう宇宙ならではの出会いや別れがあったりします。
そんな中、それぞれお客さんには思い出の料理とかあったりするのですが、もとかさんがこれまたいいタイミングでその料理を提供してくるんですよ!!この絶妙なタイミングで料理が出てくれるのでその思い出に浸れたり、関係を修復できたり出来るんだからホントもとかさんの腕前はほんとすげー
しかし劇中でもちょっと話題に出ていましたが、このもとかさんって一体いくつなんだよ。1巻の最後に1945年の話があり、その時にはすでに食堂経営していた(&地球にいた)ようですいし、いくらウラシマ効果があると言ってもねぇ・・・。
でもこういう木星の衛星にひっそり佇むお店にはこういう謎があったほうが良いじゃないですか。
ってな感じでちょっと不思議な感じの漫画になっています。
でも個人的にはこういう雰囲気の漫画も悪くと思いました。