神さまの怨結び (AA) (DMM) を買ってきました
チャンピオンREDいちごに掲載されていた作品の単行本になります。
人の『怨』を結びて『縁』を切る。そんな呪いを人に与える神、蛇(くちなわ)。そんな彼女が結ぶ呪いはその消したいと思える人物とHな事をすること。そしてその代償として・・・
そんな呪いよって起きる少女達の憂愁のエロティシズムが描かれた漫画になっています。
話はとある男が神社で首吊りをした所から。この男はこの神社にいた蛇と呼ばれる神様の使いとしてこき使われる事に
この蛇、男女を結ぶ「呪い」に使われた赤縄の成れの果てで
消えて欲しい相手とセックスすることでその相手を消す事ができるという(ただしその呪いを使用した後、その女性は生涯誰とも結ばれなくなる模様)
そんな呪いを貰った少女達は無理やり使いとされてしまったクビツリの忠告を無視して使うわけですが・・・好きだけどそれを素直に言えないが為にいじめていたとか・・・
相手のためにと思ってヤッたことが結果的には最後のひと押しをしてしまったとか・・・
いじめられ役目を押し付けられていたからとか
そんな色々な理由があったりするのですが、この呪いを発動させてしまったら最後、縁を切られた相手は本当にこの世から消えてしまうし、更に使用した女性もその後本当に誰とも結ばれることがない・・・その代償はとてつもなく重いものだったりしています。
もう少し話しあったり、考えたりすれば・・・って事が多々あってすれ違いから発生した悲劇ですかねぇ。
ちと読んでいて沈んだ気持ちになるのでこの手の話が嫌いな人にはキツイかと思います。
ちなみに蛇はこの力を授ける事で自分を封印している力が弱まっていくらしいので、ドンドンと授けようとするし、クビツリは使いを建前上は承諾した形をとりつつ、対象の少女達を説得させようと動きます。(蛇には蛇で何故クビツリを使いとしたのかの理由が最後に描かれています)
で、消したい相手とHをするって事なのでエッチなシーンももちろん描かれているのですが、
特に女の子の表情が非常に艶やかで非常にエロかったです。また蛇は蛇で狂気をはらんだ顔がまた…
最後なちと駆け足気味になっていましたが、これは掲載していた雑誌が休刊になってしまったのが原因なんでどうしようもないですよね。個人的にはもっと読んでみたかったかなとは思いました。