楽園市場 幸せの裏道具、お売りします 1巻
(AA) (DMM) を買ってきました
こちら容姿や恋愛、金銭欲・・・等と、いった欲望に翻弄される人間たちの数奇な運命を描いたオムニバス作品で、今回はこの謎の通販業者の商品を購入した3名について描かれています。
この手の怪しい系の物って最初こそはマジメに使用注意を気にして使っているけど、その内暴走して・・・って展開が多かったりするわけですが、果たしてこの商品を手に入れた3名の運命は如何に・・・(ちなみにカバー外すとその後の彼、彼女達が少し描かれていますよ)
今回は「夢枕」、「夢マスク」、「夢和傘」。この3つの商品を3名がそれぞれ
楽園市場で購入し、
最初こそは半信半疑だったのがその効果に酔いしれて夢中になっていく様子が描かれています。
で、大体この手のモノって最初こそは使用注意をよく守っているんだけど、その効果が思いの外あることが分かると、その注意を破って・・・その結果身の破滅って感じになる・・・って展開が予想出来るわけですが、
そのうち2つはまあ、そんな展開でした。
特に夢マスクの最後はそりゃもう酷いことに・・・
そもそもこの
楽園市場の店長さんらしい人が
不要な魂をこの世から消し去ることとか言ってますしね!!
でも夢枕だけはとある行動の結果、結果的に良い方向に進んだりしたりっと、
なんというか一つの行いでここまで違ってくるのか、って展開でしたわ。
というか最初の話が話しだったので「もしかして」とか思っていたのですが、残り2つの話はまあ予想通りだったので、たまたま1話目の「夢枕」がいい感じになっただけだったのね・・・。(まあ「夢和傘」の話でも正しく使用した人はハッピーになっていたしね。)
そんな感じで、
楽園市場で購入出来る商品を購入した人達の奇妙な運命が描かれていました。
当の本人にならないと本当にその時の気持は分からないけど、このいう何もせずに簡単に手に入る幸福ってその分リスクが高いものなのよって事を改めて知らされましたわ。