ゴールデンカムイ 2巻
(AA) (DMM) を買ってきました
日露戦争で戦死した親友の願いを叶えるため、大金を求める元軍人・杉元
彼が向かった北海道でアイヌの金塊の手がかりを見つける。
だがその金塊を求める奴等は他にもいて・・・こうして金塊をめぐるサバイバルが始まったのだった!!
杉元はその北海道の地で出会ったアイヌの娘・アシリパとともに金塊の手がかりになる入れ墨を持つ脱獄囚を追う。
で、今回もアイヌ関係のお話や、サバイバルグルメについても描かれているよ!!
埋蔵金を巡る争い関係は杉元達に差し迫る影・・・
第7師団の尾形が杉元に倒され、その際「ふじみ」という書き置きをしたことから、彼の名が知れ渡ってしまう・・・変に有名人なるのも考えもんですなぁ。(いや、そういう問題じゃないから)
アシリパの方にも危害が及びそうでしたは、ここはレタラがうまく巻いてくれました!!
でもこのおかげで逆にレタラの方が狙われる事になるんですけどね・・・。
その後アシリパの住む村について、彼女のことを聞いているうちに彼女を巻き込むのはマズイと一人行動に出る杉元。
だが彼は第7師団に捕まってしまう・・・
流石、「不死身の杉元」と言われるだけあって、かなり窮地に陥っても生きているのですが・・・
こっちのパートはかなりシリアスで、攻撃され方がかなりえげつないんだよなぁ。(団子の串を口に横刺しにするとか想像しただけで・・・)
あと脱獄囚側では辻方がイロイロと動きを見せているようで
こいつ達と杉元が出会うのは一体何時になるのか・・・?
サバイバルグルメでは今回はウサギとカワウソ、カジカが登場、カジカはまだしも、ウサギの目とかカワウソの頭蓋骨周りにある肉をとか食べることになる杉元の微妙そうな顔と、アシリパの顔が非常に面白いですなぁ。
まあこればかりは杉元には同情しちゃう。
あまり食べないからこそ余計に反応に困るわ。(でもあそこまで露骨に嫌な顔するのはアシリパさんに悪いだろ)
あと巻末のおまけでこの頭蓋骨に付いた肉を食べるシーンがまたあったりするのですが・・・
なんかもうヤケクソ状態になっているよね、これ(笑
あと今回鍋物への最終兵器「味噌」の登場!!確かにすごく味噌に合いそうな鍋料理だしね、これ合わないほうがおかしいって!!
って事でアシリパにもおすすめするんだけど・・・
彼女にはアレ、「うんこ」に見えるらしく、劇中ではひたすらうんこ食わすなって事で拒否しまくってました。
まあ確かに知らん人から見たらうんこに見えなくもないな。
でも味噌美味しいのに。果たしてアシリパさんは味噌を食べる日が来るのでしょうか?(つーか杉元が味噌を携帯していることには驚きましたけどね。)
あとは今回もアイヌの文化についてイロイロと書かれており、アイヌ文化を知るって意味でも良い漫画ですよねぇ。
ってな感じでシリアスな展開もありつつもアシリパ絡み(特にサバイバルグルメ時)では和やかになるので、いい感じで緩急がある漫画で、次巻も非常に気になります(アシリパさん、
うんこ味噌を食べる機会があるのか?)。
ゴールデンカムイに関する過去記事
●ゴールデンカムイ 1巻 - 莫大な埋蔵金を巡る生存競争開幕!! -