煉獄デッドロール 2巻
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自殺者により「殺し合いのゲーム」が繰り返される死の世界「煉獄」。
ここで人生で初の敗北を喫し、今まで感じたことがない高揚感と勝利への渇望を胸に抱くことになった天才高校生の境は第2のゲーム「殺人鬼撃退ゲーム」に挑む!!
sこのゲームで「殺人鬼」の仕掛けたトリックに気づいた境は、まさかの方法でこのゲームに勝とうとするのだった!!
そして舞台は新興宗教団体「女神の恩寵」へ!!
そんな事で第2のゲーム「殺人鬼撃退ゲーム」ですが、まさか早々に殺人鬼が自らと名乗ってくるとは!!
とは言え、これ彼女に勝てる算段があったからこそ名乗ってきているわけで・・・
その「殺人鬼」が勝てるって計算はまさかのそんな事が可能なのかって理由だったりしてちと驚きましたわ!!
で、この人なんか人を解体するの慣れているかと思ったら・・・
自殺する前の時点でマジ殺人鬼だったのかよ!!
だが、彼女の算段も境によって破られた!!
それは何故か
そう、自分が殺されることで勝負に勝つ・・・この「煉獄」だからこそ出来る手段!!
こうしてこのゲームも自分は死んだけど勝つことに成功した境だった(しかしいくら覚悟あったとしても首絞められて殺されるって・・・苦痛は洒落にばらなかったんではないか・・・)
で、境は鑑と、そして一緒に鼓動することになったぷりむの3人で、この煉獄の散歩をすることに。そしてこの煉獄の大事なことを知らされる
7日ごとに作りなおされるってことを!!
食べたものや飲んだものはもちろん、この時死んだ者も生き返るってことらしい・・・ホントあの666カウントが0になるまでこの世界でひたすら殺し合いのゲームをするしかないってわけか・・・
で、鑑に連れて行かれた先にあったのが宗教団体「女神の恩寵」の本部
煉獄で初めて人がいる所を確認した境だが、それにしても宗教団体ねぇ・・・
で、案の定色々と怪しいのなんの
そして宗教団体の教祖・輪廻を目のする
この輪廻、1年もの間ゲームに参加していないとか・・・なにかアリそうですなぁ
で、こいつらについてナニか知りたい境はこいつらが参加する時間のゲームに参加することに!!
第3のゲームは「生贄数取り」
その名の通り、生贄(ようは参加者の命)を捧げてディラー側に勝つというゲーム
で、例の「女神の恩寵」の面々、参加しているメンバーに如何にもな言葉を投げかけるわけですが・・・
結果的には自己保身しているだけで、「解脱」の奇跡を魅せる輪廻への崇拝を利用して幹部の生き残りを図るためだけの組織だった
幹部自身も輪廻のこと信じてないわけで・・・死してなお、碌でもない事しているんですなぁ。
で、境はこのゲームの勝てる目算がついたようで自ら進んでいく
・・・しかし2巻から顔芸がいい感じになってきましたなぁ。(「作画に原作が同じ「賭けグルイ」程の顔芸ではないですが」)
そしてこのゲームに勝利し、更に幹部に一泡吹かせることに成功したわけです
ってなことでこのゲームで初めてカウントが減った境、更に初めて鑑にも勝てたゲームでした。
で、次なる目的はあの宗教団体の女神を殺すって事らしく、次巻では輪廻をどうやってゲームに参加させるのか?とかそんな感じになるのかな?
しかし元々死んでいるからなのか、「死」が前提なゲームばかりなので、なんというか命が非常に軽いんですよねぇ・・・。そういう意味ではゲームの駆け引き部分が非常に軽く感じてしまうのがちょっと残念な感じはします。(まあだからこそ、境が殺人鬼撃退ゲームでやってみせたような事も出来るんですけどね・・・・)
吉村 英明 KADOKAWA/富士見書房 2016-07-09
吉村 英明 KADOKAWA/富士見書房 2016-06-09
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