バロンとの戦いにてキッスがついに立ち上がり、その稀有なる天才ぶりを発揮する!!
だが、彼の奮闘虚しくビィトが眠る建物を破壊され、嘆きのままバロンに立ち向かうのだが・・・
ビィトが生きていた!!
しかも急にカラダが軽くなった的な事を言っている
こうしてビィトとキッスのコンビでバロンを翻弄していく
だが、バロンもバロンでミーティアルウイングなる奥義を繰り出してくる
しかもこの冥力の刃となる翼はバロン自ら振るう剣にもなったりする
バロンの頭部に存在する、もう一人の存在であるサンガはこのまままとも追い詰めると更に強くなると危機感を持ってバロンへ忠告するが、バロン自身は真摯に戦いたいと言って聞かない
その後、サンガが危惧したとおり、この戦いの中でどんどん成長していくビィトとキッス
その連携にボロンも思わず「見事な連携」とまで言わしめる
だが、このバロンの行動を快く思っていないのが、サンガ
ついに強硬手段として今まで2人で1人だったが、バロンの意識を完全に乗っ取ることに
こうして完全にサンガが支配した「天空王」との戦いが始まる!!
とはいえ、魔人らしくない所に凄みがあったバロンに比べるとサンガはいつもの魔人
だからこそヴァンデルバスターにとってはお得意さんだと挑発!!
まあそれだけビィトとキッスがバロンの事評価しているわけですな!!
で、この戦いでビィトはエクセリオンブレード以外の他の才牙を呼び出そうとするが、何故か呼び出せない。だが、実は・・・
眠りから覚めた時に自身の才牙を得たようで
エクセリオンブレードがビィト用に変化する!!
しかも状況に応じて今まで使用してきたゼノン騎士団の才牙が使えるという万能武器になっえいたりする。まあこれまでのビィトの経験があってからこそ、その武器なわけですが!!
こうしてサンガをゼノンウインザードで斬り伏せる!!
が、まだサンガが生きており、ビィトがピンチになるが
ここは目覚めたポアラによって事なきを得る
こうしてサンガを倒したわけですが、死ぬ間際にサンガはバロンと実は一心同体ではなく、バロンの意識が無い時であるならば彼のカラダから抜け出すことは可能
つまり、バロンは生きている
そして目覚めたバロンはビィトからサンガの最後を教えてもらい、ビィトと戦うのかどうか聞かれるが・・・
おもむろに自らの腕についていた星を引き剥がし・・・空へ投げ捨てたのだった
この星はあくまでサンガが与えてくれたモノ。彼が死んだのならこれも空に返すのが道理っと・・・
ホント変わった魔人だよなぁ、バロンは
そして星も集めるつもりはないバロンは魔人じゃないから、敵でもなく殺す必要はないと語るビィト。これを聞いたバロンは完敗を認めて去っていく・・・
ってな感じで10年越しにバロン編が完結です。
10年ぶりだと言うのにイラストが変わっておらずすんなりと話に入っていけたのと、そして相変わらずの熱い展開!!ああ、この少年漫画的な王道こそがビィトだよなぁって読んでいてワクワクしましたよ!!
しかしビィト自身が目覚めた才牙がエクセリオンブレード改って感じだったのがちょっと残念な感じなのですが、これその内再度変更したりするのかな?
っと次の展開は非常に楽しみですが、稲田浩司氏の体調の問題もあるかと思いますのでゆっくりとしたペースで良いので是非とも完結まで描いてほしいです!!
三条 陸,稲田 浩司 集英社 2006-09-04
三条 陸,稲田 浩司 集英社 2002-10-04