聖杯戦争が始まり、桜が慎二に殺され、そして今度は士郎がピンチに陥る！！
月(奇跡)は無く星(希望)も無く道(理想)は闇に溶けた
それでも それなのに まだ 体(俺)は残ってる
自分への「誓い」によって屑カードからまさかの夢幻召喚完了！！
慎二との戦いに赴く
しかしこの士郎のトリッキーな戦い方は凄いぜ！！
そして珍しく弓を使う・・・
と、思いきやこの弓は結局使わなかったんだけどね
そして慎二を殺したのだが、その時ある重要な事が分かる！！前に桜が言っていたけど実は慎二は既に死んでいた。<ｂｒ>そう、エインズワースは
人形に死人の人格を置換して使役していたのだった！！
って事はあの桜もやっぱり・・・なんという希望のない展開なんだこと
で、屑カードだったカードに応えたくれた英霊の名は
そう、英霊エミヤ
この士郎ではない士郎が至った未来の英霊
士郎に手を貸してくれるのはやはり士郎だった！！
ちなみにこの話を聞いている時にクロが非常に印象的でしたわ
で、話を戻し、その後は聖杯戦争を勝ち抜いていく
美遊兄の様子が描かれています
・・・つーかランサーがめちゃケイネスのように見えるんだけど！！
劇場版はおそらくこの話が映像化されるんだと思うので、このランサー戦とかも映像化されると良いなぁ。
あと最後に闘うセイバーもプロトセイバーのフル装備時とか、いろいろとリスペクトされていて凄いの一言！！
で、最終的には
美遊兄が勝者になるのですが、セイバーの正体がまさかのジュリアンの父親！！
ってきりダリウスが父親だとばかり思っていたので凄く衝撃的でした！！
じゃ、ダリウスって誰？ってことですが、これは後から判明します！！
で、勝者の
美遊兄が聖杯である美遊を迎えに行くことに
そこにはジュリアンの姿もいたが、やはりこの2人はわかり合うことはできないのだろうか・・・？
彼も彼で一人で戦っていたようだけど・・・・
そして美遊との再開
ジュリアンから最初は美遊を利用するつもりでいたことを知らされてなんで来たのって問いに、彼は
「俺はお兄ちゃんだからな 妹を守るのは当たり前だろう？」.
っと！！
「兄」をしている士郎が凄く新鮮です！！
そして彼が美遊という聖杯に願ったのがツヴァイ時にあった台詞
「美遊がもう苦しまなくてもいい世界になりますように」
「やさしい人たちに出会って」
「笑い合える友達を作って」
「あたたかでささやかな幸せをつかめますように」
これは士郎が願ったんですね！！
そして聖杯が願いを叶えるまでの時間、彼はアンジェリカの足止めをするのだった！！
自分のカードを使い続けた事により、カードがなくても投影ができるようになった士郎はアンジェリカと死闘を！！
ただ投影をして戦えば戦うほど彼のカラダは
英霊エミヤに置換されていくという状態だけど
そしてついに・・・
UBWが発動する！！
しかも途中から演唱が違っている！！
そんな違う演唱によって出来た
UBWは
雪原に埋もれる剣の丘！！
そして空は光すら刺さない暗闇が覆っているというなんとも救いのない心象風景
・・・まあこの士郎の今まで歩んできた所を考えるとこれは致し方なしだけどさ！！（劇場版でここあたりがどうなるのかすごく気になりますわ！！）
そして側だけとはいえ神造兵装投影までするとか！！
イガリマ、シュルシャガナの当て字がまた凄くいい感じだな
そして、アンジェリカは英雄王のように慢心していないので、エアを抜いて天地乖離す開闢の星を放つ！！
それに対して
美遊兄は・・・全ての剣をぶつける！！
・・・しかしこの
UBWの剣を全てぶつけるって言うのも一度は見たかった展開なので、ホントこの過去編はマジで凄いって！！
で、この戦いの行方ですが・・・
美遊兄がどうしてこんなにも魔力があったのかと言うのは・・・知らないうちに聖杯である美遊と繋がっていたから、美遊が彼を支えてくれていたのだった！！
その繋がりが切れたため
UBWを保持出来なくなり・・・
美遊兄は負けた
だけど、それでも美遊兄は美遊を守ったことで勝利した！！
・・・こうして彼の過去話が終了する
なんとも壮絶を絶する戦いだった。ホントハードモード過ぎだろ彼。ホント最後は幸せになって欲しいものだわ
で、ここからイリヤ達の出番！！
でもその前にアンジェリカの驚愕の事実が！！
あ、姉だと！！
そして美遊兄がダリウスについて聞くと
驚くべき事実が！！
「エインズワースの後継者はいずれダリウスに置換される」っと・・・おい、なんでこう、碌でもない家系なんだよ！！子ギルが本当の敵って言っていたのはこれだったのか！！
そして最後は
・・・ってな感じで美遊兄の壮絶な戦い話が終わり、少しは気休め話になるのかと思いきや、なんとも重い話が！！
ってかエインズワースの「世界の救済」って言うのがなんか凄く胡散臭くなってきたけど、さてその真意は・・・？
そんな感じで次巻以降の展開も目がはなせないですねぇ。あと展開的に7、8巻はアレなシーンを挟む余地はなかったけどそろそろアレなシーンも欲しいよなぁって思ったりしました！！そこも次巻に期待ですね！！
ひろやま ひろし KADOKAWA 2016-11-26
ひろやま ひろし KADOKAWA/角川書店 2016-03-24
ひろやま ひろし KADOKAWA/角川書店 2015-08-06
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