ページ開いて早々に「君たち今日から・・・AV女優ね」っていう衝撃展開から始まるこの漫画
どうやら売れないアイドルグループ「マイルストーン」に対し、社長がこんな言葉を吐いた模様。
で、当たり前ながら受け入れることなんて出来ずにマネージャーが詰め寄る
しかし社長の態度は変わることはなくむしろ「アイドル」とはなんぞやと言ってくる
「愛を金に換えられない君達はアイドルじゃない。自意識過剰のクズだ」とまでいう社長。そして彼女達の前でかなり辛辣な言葉を投げまくる!!
そして彼女たちに融資した1億そっくりそのまま返せるのであれば話は聞くっと
もちろん、売れていないのだからそんな金が早々出てくるはずもない。
更に社長は話を続ける。アイドルとしては売れていない彼女たちだが、全員が一気にAVデビューという事で売り出せる・・・と
でもまだ彼女たちは17歳。だから全員18歳になるまで猶予はあと1年ある・・・
ちなみに抜け出そうにしても3千万を支払わなければならいという契約書にサインしている(これは書類を何十枚も書かせることで判断能力を無くさせるという社長の手だった)ので、抜け出そうにしても抜け出させない。
ちなみに彼女たちがAV女優になる時、マネージャーさんもAV女優になる・・・
で、現状無個性な彼女たちの売りになるもの・・・そう、
「売れなかったらAVデビュー」というのを逆手にとってそれでアピールしていけば良い!!
それを聞いた社長は1年後の3月31日の東京ドームを抑える
つまりここで単独ライブを行い、会場を満員にできればこの話は無かったことにするらしい・・・
って事で、早速記者会見が始まり、注目が集まるには集まったが・・・ライブ会場に来てくれたお客はほとんどいなかった
自分たちの実力を改めて知らされる形になって失意する彼女たち
急に売れだすアイドルなんてそうそういない・・・って思ったら過去に「ハニーガールズ」というアイドルがいた!!しかもそのプロデューサーは問題があってハニーガールズが解散する際に責任を取る形で業界を引退していた
早速彼にコンタクトをとる。
彼の手腕を眺めていた時、彼の理論が書かれていたが確かに一理ある
で、彼もまさかあの社長の犠牲者だった!!
当時のハニーガールズの一人がAVデビュー
これは社長と手引だったのだが、彼が駆けつけた時にはすでに撮影が終了していた
その際、彼を殴ったのだが、AVデビューした女の子はすでに社長の言うことをすんなりと受け入れるまでになっており、そんな彼女から軽蔑され・・・ハニーガールズの解散はこんな理由だったのだ!!
で、めでたくアドバイザーになったのだが、ここでも彼なりのアイドル持論が展開される
彼の言う「ドヤ顔理論」(歌や踊りが上手く無くてもよい。だだしドヤ顔にはなるな)これは確かに、分かる気がする
そしてやって来た社長に壁ドンしながら戦線布告!
で、次のライブは彼の言う通りの方法でほぼ満員に
入場料をタダにしたからだ。
でもお金はどうする?って問題は
このガチャ方式で解決!!
って一等とかすげー内容なんだけど!
そりゃーAV女優にならなければなんの問題もないけどさ!
でも最初から応援してくれている人達は他の奴らが上位が当たらないようにっとひたすらガチャを回していてくれた
もちろん出た上位の紙はその場で破り捨てる。
こんなファンがいるんだから1年後は必ず東京ドーム満員にするしか!!
そんな感じで衝撃的な展開から始まったこの漫画。一応今のところは順調に滑りだしたように見えるけど・・・あの社長がただ見ているだけって事はしていない気がするので、また次なる問題が出てきそう。
ホント、先が色々と気になりますなぁ。
ニイマルユウ,オクショウ 徳間書店 2017-02-20