笑うあげは 2巻
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今巻でも「あげは」と呼ばれている無類の麻雀好きな盲目の美女が牌がある所ならどこにでも現れ、そしてそんな彼女に挑む男たちと麻雀をするそんな様子が描かれています。
麻雀の駆け引きというよりかは、麻雀を通してのドラマが中心となっていて、この巻でもあげはが拉致されたり、彼女の執事さんである女性が登場したり、今までは語り手的な立場だった東が男を見せたり・・・そんな第2巻になっています。
この巻でも盲目である彼女が麻雀を打つ・・・それだけもかなりハンデがあることなので、それをカモだと思いこんだ男達が彼女に勝負をしかけてきます!!
だけど、彼女にはそんなことはお見通し、そして卓上を支配し勝っていく!!
そして麻雀で魅せてくれる彼女の笑顔がまたイイ表情なんですよねぇ。(対戦している相手からすれば逆に君の悪い笑顔って思われている可能性が高いけど)
で、彼女から金を巻き上げよう、たぶらかそう・・・なんて輩に対しては鉄槌を喰らわすって感じあげはさんですが、そうではない場合は麻雀を通じて相手を奮起させたり、とただひたすら勝っていくだけでない所がまたイイですよねぇ。(まあ勝負には勝つ所もあげはさんらしいといえばらしいですが!!)
で、前巻ではシルエットだけだった、あげはさんの執事である吉花さんが登場
・・・分かっていたけどあげはさんってホントお嬢さまなんだなぁって改めて思いましたわ。でもあくまでこれも推測であり彼女の素性は謎のままですが、でもそんなミステリアスさがかえってイイ!?
でも吉花さん的にはあげはさんが賭け麻雀をしていることが大変遺憾なようで
でも売り言葉に買い言葉で麻雀をする事になってしまうのですが、彼女は麻雀は強いわけではなく脱衣麻雀的な展開になってピンチ!!
そこへ颯爽と現れるあげはさん
そして吉花さんのこの嬉しそうな表情!!
なんだかんだで彼女の事好きだからこそ執事をしているんだろうなぁって事がこの回だけ読んでいてもわかります
彼女と接している時のあげはさんもなんかいつも以上に嬉しそうな感じを出していますしね!!
で、あげはさんは今までも色んな男たちと麻雀勝負を行って来たわけですが、その中でも色んな意味でヤバい勝負をする話があり、
男自身の余命があとすこしってこともあるんだろうけど、あげはさんを倒すためにそれはもう、灯油をぶちまけたりして物理的な脅しなこともシてくる!!
でもそんな相手でもいつもの笑みで返すあげはさん、すげーよなぁ。肝っ玉座っているというのか・・・
なんの牌を出したのかを喋る回数を減らされたり、挙句の果てには手袋で自分の取った牌がなんなのかって言うことも分からなくさせられたりするあげはですが、手がダメなら舌で・・・って事で牌を舐める事で自身の牌を確認していくあげは
しかし灯油被りながらも牌を舐めるとか、ほんと凄い人だよなぁ。そしてその舐める様子が妙に艶やかなのがまた・・・
最後、本当に火をつけてあげはもろとも焼身しようとした所に吉花と東が駆けつけるわけですが・・・
ここで今までは語り部的な役割だった東が身を挺してあげはを救うわけですよ!!
まあ彼もまたあげはに魅入られた一人ってことなんだろうけど、ちょっとこの二人の仲がどうなるのかもちょっときになりますねぇ。
まあそんな感じで、今巻でもあげはが眩しい笑顔を魅せながら彼女に挑んでくる男たちを麻雀で倒していく様子が描かれていました
麻雀時に魅せる笑顔はそれはそれで良いのですが、麻雀をしていない時の無邪気な彼女がこれまた年相応の女性(!?)って感じでイイよなぁ。次巻でもいったいどんな彼女が見れるのかが楽しみです!!
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