ワンワン物語 ~
金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
こちら小説家になろうからの書籍化となっており、内容的にはいわゆる異世界転生モノとなっています。
過労で死んだロウタは金持ちの犬へ転生を願い、それが叶ったのは良いのだけど、慈悲深い女神によって何故か犬ではなくフェンリルに転生していた!!
その事がバレないように全力で犬のフリをする、そんな様子が書かれており、基本的には凄くまったりと話が進んでいきます。
そんな事で過労で死んだロウタ。もう働かなくても良いようにっと金持ちの家(出来ればお嬢様がいるところ)、そこの犬に転生を望んでいたら、慈悲深い女神がそれを叶えてくれた!!
だけどこの女神さん、何故か単純な犬でなく魔狼王フェンリルにしちゃうし、更に口から究極破壊魔法が自動で出せるようにしてくれたりっと変なサービスまでしてくれた。
異世界に転生した後はその事も忘れていたので、希望どおりにお金持ちのお嬢様・メアリに買われ、甘やかされながらぬくぬくとした駄犬生活を満喫していた
最初はこんなにも可愛いかったのですが、成長すると犬?って容姿に!!
そんな状況でも屋敷の人々はデカイなとは思いつつも犬として扱ってくれているけど、ファルクス家の食客として養われている、元冒険者のゼノビアはロウタの事を怪しんでおり、スキを見て剣で殺そうとするも逆に剣が折れるしまつ
その後、ムラムラして遠吠えを上げたら、この森を守護していた魔狼族たちに我が王と讃えられたり、最初は人間を滅ぼすとか言っていたけど、ロウタが止めたのと料理担当のジェイムズの料理に胃袋を掴まされ、その後は一緒に狩りをして魔物を提供することになったり、メアリとのお昼寝中にゴブリンの巣穴を見つけ、このままではメアリに危険が及ぶってことで退治しようかとおもっていたら例の究極破壊魔法が勝手に動作してあっけなく巣穴を壊したり、魔女・ヘカーテとであったり、ヘカーテの使い魔の猫・ナフラとであったり
メアリの病気を緩和するためにドラゴンが住む場所に生える薬草・竜零草を取り行くけど、結果的にどゼノビアが場をひっかき回した事で不要にそこに住む蒼竜レンヲヴルムと戦うことになったり・・・
まあ結果的には究極破壊魔法でドラゴンを倒し、このドラゴン(実は雌)から求愛される!!
こうしてメアリの病気は治り、
ファルクス家にはロウタ、ナフラ、ネズミに化けたレンヲヴルムが仲良く居座る形に!!(ドラゴンと戦った時、一時はロウタが疑われることになるけど、ここはゼノビアが嘘ついてロウタを助けてくれる)
そんな感じで、一応魔狼王フェンリルに転生してしまい、よくあるオレツエー的な存在になり、一応その強さを魅せつける場面もあるのですが、基本的にはメアリと一緒に遊んだり、寝たり、そして食事を食らうという駄犬生活を満喫している様子が描かれ、ロウタのこの駄犬生活を終わらせたくない為に動くという、その貰った凄いカラダを基本的には使ってないところが、宝の持ち腐れ的なかんじですが、でもこのお屋敷の環境を鑑みたらそりゃ、変にフェンリルって事がバレないように犬として駄犬生活をしたくなる気持ちも分かるわー
とにかくこのメアリが可愛いすぎてたまんないねぇ。こんな娘さんと寝る時も一緒とかそりゃ駄犬生活おくりたくもなるわ
そんな感じで個人的にはこのいい感じのゆるさが気に入りました!!
元の小説家になろうページには続きが書かれているので、続きでるのかな?
もし次巻がでるなら、このいい感じのゆるさがでていると良いなぁって思いました!!