ファンタジーぽい世界の料亭で一人だけ浮いて飯を食べている少女。彼女は一枚の名刺を差し出す
そこには主人公印刷ミカ=カミヤという名が
どうやら彼女はこの世界で
魔法の本を作る仕事をしている模様。そして同時にある「
魔法」も探している
ってそんな会話をしている所に魔物が現れる!!が、この村を素通りし聖地に向かっていた・・・
一体何が起きるのか?っと村の人々は不安がっていたのであった
そしてその聖地ではアキヴァーハラ聖騎士団がこの魔物を退治していた
っていうかこの魔物たちを「テツヤグミ」とか言っているんだけど!!テツヤグミ・・・徹夜組のことか!!
ミカがいた村ではなぜか次々に
魔法使いが集まりだして聖地向かおうとしていた。なぜ?と聞いてみるとどうやら聖地で魔導書の即売会
マジックマーケットが開催されると言うらしい
そして先程いたミカは
マジックマーケット準備会の代表だった!!
彼女はコミケ帰りにトラブルに巻き込まれ、ファンタジー全開のこの世界に転生していた。ここは皆が必ず一つの
魔法を持つ世界であり、それならば元の世界に帰る
魔法があるはずだとこの
マジックマーケットを開催したのであった。
そしてミカは準備会でもあるので事前の魔導書のチェックがあったり
危険でないか、(エロも含め)過激ではないかのチェックしていく。
こうして第一回目の
マジックマーケットが開催された
ミカは
カタログをチェックして「異世界に行く
魔法」という魔導書を出している所をあることを知り真っ先に行くのだが・・・
結果は残念なことに
またここで色々な魔法使いさんがいるので、徹夜しすぎが原因で死んでしまったヒトの魂を呼び戻す魔法を使ってもらったり
これがキッカケで一人の魔法使いさんが一躍有名になったり!!
そして色々な問題も出てきたが一回目の
マジックマーケットが大好評の内に修了する
で、
マジックマーケットが終わるとミカは自分の仕事を始める。それは持ち込まれた魔法を希望に沿って量産する印刷会社
そして彼女は急に舞い込んで来た仕事でも、依頼主が本当に困っているのであれば受ける姿勢を見せていた
もちろんそれ相応のお金は頂きますが!!(デスヨネー。でもここしっかりしていたのは好印象でした)
ミカが唯一使える魔法は複製魔法
だからこそこの会社を作ったってことなんでしょうねぇ。
そんな会社の様子が描かれていた後は第2回マジックマーケットを開催する為にはどうしても
カタログが必要になる為(前回開催でそれを痛いほど痛感していた)四天王さん達に集まって頂く。
そして出来上がったと思ったらサークルカットが挨拶回りはじめたぞ!!(魔法すげーなぁ)
しかもここのカットは実際に色々な方々が寄稿されていたりするのですごい事になっていたりします!!(しかし飯田ぽち。氏のイラストが姉なるものの千夜姉まんまに見えるぜ)
これらを固定させるためにこの場に来ていなかった四天王最後の一人をさがしたり
こうして無事
カタログも出来上がり、第2回マジックマーケットが開催される。
そしてこの場にて一人の騎士が覚醒するのであった・・・
しかし入場のあの人並みを騎士さん達が盾を構えて抑えるという構図、これはこれで凄いものがあるなぁと思う半面、確かにこうでもしないと、あの人並みが皆勝手に動き出したら制御しきれないし仕方ないよなぁ
そして魔法が使えるので、魔導書が売り切れたことで逆ギレした際に召喚する輩もいるから、確かに騎士団は必要だわ
まあそんな事もあったけど第2回も無事終了。その後あの人だかりの突進を間近で見て身の危険を感じたミカが鎧を見に行ってから、何故か勝負事に巻き込まれ・・・そして
この漫画一番のお色気シーンが!!
でもこの勝負が合ったからこそマジックマーケットでの「
コスプレ」が誕生したわけですが
ってな感じで元の世界に戻るためとはいえ、魔導書の即売会を開催するに至るそのパワーが凄いなぁって感心したのと、コミケに参加した事があれば「あるある」的な事象が描かれていて思わずニヤリとしちゃいますねぇ。
あと魔法使いとはいえ、やはり人なので欲しい魔導書の為に夜のうちから召喚した魔物をその場に向かわせるとか、同じようなことしているんだんぁって思いましたわ(本人が行くか、魔物に行かすかの違いだけ)
あと改めて準備会の方々や印刷所さんも凄く大変であることを改めて知ることも出来きるという、個人的にはかなり面白かったです!!
深山 靖宙 KADOKAWA 2018-05-26