」と描かれている通りに、仮面ライダーや駆除班側ではなく、アマゾンの一人が主人公として描かれています。とはいえ、話の所々でシーズン1であった出来事が描かれているので、「
ホタルアマゾンは人間態時には昇と名乗り。他のアマゾン達とシェアハウスで暮らしている。
基本的にはアマゾンであることを隠し、静かに暮らしていた。ただ最近彼らに投与されていた薬剤が切れてきて食人本能を抑え込めなくなってきているアマゾンが多くなってきた。その日もよく会っていた一人がそろそろ薬が切れかかっており、迷惑をかけないためにも皆の前から消えようとしていた
そう、覚醒してしまうとアマゾンを狩る駆除班にそれが知らされ、彼らが狩りに来る!!
そして覚醒してしまい人を喰らう
そこへやってきた駆除班との戦闘に入る。
昇はたまたまその現場を目撃する。彼自身は覚醒したアマゾンが人に駆除されるのは仕方ないと思っているのだが、つい助けに入ってしまう
でも助けに入った彼はアマゾンに覚醒してので正気を失っていた
そしてそんな2人の前に現れる仮面ライダーアマゾンオメガ
オメガの強さは半端なく、アマゾンに覚醒した彼は殺される。昇もオメガには勝てないと目眩ましを使って逃走
一方、野座間製薬の特殊研究開発本部長である水澤令華は街中に潜伏するアマゾンを一網打尽にするべく為の駆除作戦「トラロック」を実行しようとしてた(ここでの会話でアマゾンレストランが閉店の話題が書かれていたりも)
昇は他のアマゾン達がニンゲンに対し色々な感情を持っている様子を目の辺りにして色々と考えていたりしていた
そんなある雨の日、トラロックが施行される
そしてそんな中に現れたのが、自らの体へアマゾン細胞を移植し後天的にアマゾンとなった、高山仁
アマゾンアルファになり、アマゾン達を狩っていく
昇はこのトラロックより生き残ることができたが、この影響なのか人工生命体であるはずなのになぜか他人の記憶が現れる
「お前は・・・誰だ?」
その後このトラロックにより、生き残ったアマゾン達がコロニーを形成することを知り、様子を見に行く。その途中で完全にニンゲンに対して敵意を持つ知り合いのアマゾンにであったりも
また、彼が生き残ったアマゾン達が集まる場所で、アマゾンアルファとアマゾンオメガが激しい戦いをしている現場を見かける
そこで負傷した野座間製薬の社員を見つけ、彼を介護することになるのだが、その時とある実験をしていたことが判明
昇のこの誰だか分からない記憶はこの実験で行われた結果なのか?
そしてここにやってきたアマゾンと戦うことになるのだが、浜辺でアマゾンアルファとアマゾンオメガが戦っている時、森林側ではアマゾン同士の戦いがあった・・・
こういう「実は別の場所では」的な展開って後付だとしても個人的には好きですね~。
アマゾンアルファとアマゾンオメガの激しい戦いは痛み分けでで終了。メインの話もここでシーズン1が終了となり、昇達のの話はシーズン2開始までの5年間がメインとなっていく感じかな?
昇は実験で移植された男の素性を知り、その男が住んでいた場所へ向かい、彼の双子の兄と出会う。
その後、この男がニンゲン憎しでついに人を喰らうまでに至ったかつての知り合いが殺している現場を目撃
その際の彼はトラロックの影響なのか、なにか様子がおかしくなっていた・・・
ってな感じでアマゾン側視点で始まった
外伝。静かに隠れて暮らしていた昇含めたアマゾン達がトラロックにより色々と狂わされていく様子が描かれており、アマゾン達もそれぞれ色々な事を考えている事がわかったし、シーズン1のあの場面で生き残っていたアマゾン達はどうしていたのかなんて事を知れたのは良かったですねぇ。次巻からはおそらくシーズン2開始前の時期について描かれていくのだと思うので、色々と楽しみです。
しかしアマゾンたちからすれば、アマゾンアルファとアマゾンオメガの存在はまさに死神そのものだよなぁ。この巻ではアルファと戦う事はなかったけど、次巻では戦うことがあるかも?でも時期的にトラロックの影響で理性が崩壊した状態だから、かなりヤバいよなぁ・・・
そして昇の行く末はどうなるのか?アマゾンという時点で最後はもう確定しているけど、底に至るまでがどうなるのかが気になる所です