コミック版
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 1巻
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同名小説の
コミカライズの1巻。
かつて五種族大戦があり、英雄シド率いる人類が勝利して終わった時代。・・・だったはずが、主人公・シドの前でその事実が突然「上書き」されてしまう!!
そして上書きされた世界ではシドが不在で人類が四種族に負けており、カイが何故か全員から忘れ去られていた!!
この巻はこの物語の世界観の説明と、上書きされた世界で少女・リンネと出会うまでの様子が描かれています
主人公・カイ達は黒きピラミッドで墓所と呼ばれる「他種族を閉じ込める監獄」を監視する任務についていた
かつて五種族大戦があり、劣勢だった人類を預言者シドの出現であの黒いピラミッドに封印することに成功し、今に至る。
カイと一緒に監視任務についている他のメンバーは全くやる気ないけど、カイ自身は昔墓所に転落して悪魔を見ていたということもあり、他の面々よりも監視は怠らずおこなうし、特訓でも竜型の機械人形を出して実践さながらな特訓を行っていた。
次の日、来週から王都に出向する小さい頃からの知り合いであるジャンヌのショッピングに付き合う。彼女はカイ達に贈り物をしたいということで、その買い物にカイが付き合うことに。
そして買い物が終わったあと、ジャンヌと話をしていると・・・突然空間が歪み始めた。しかもそれはカイの周りにしか発生していないぽい?
そして空間は反転する。
世界の「上書き」を実行するっとの言葉と共に。
「世界輪廻」が発動し、カイの目の前には見慣れた背景ではなくビルなどが倒壊した荒れ果てた街が目の前に。
更に彼の目の前に現れる悪魔族!!
本来であれば本物の悪魔族を目の前にして恐れおののいて何も出来ずに殺されてもおかしくない状況下だが、カイは違っておりこの日の事を想定してきていたので、この悪魔族を撃退することに成功する
だが、今倒した悪魔族よりも強い奴が現れ、そいつとの会話から悪魔の英雄ヴァネッサの名が告げられる。そいてカイのピンチにサキとアシュランが助けてくれる!!のだが・・・
何故か2人とも自分の事を覚えていない。(しかも二人は見た目だけそっくりの全くの他人ではなくカイの記憶そのままなのが余計に・・・)
カイはこの世界が今どういう状況なのかを問うと、「四種族との戦争に負けた」と言われる。しかもカイが知っている英雄「預言者シド」のことも知っていないのであった・・・
カイは二人に連れら行った人類特区「新ヴィシャール」にてジャンヌと再開する
のだが、当然彼女もカイのことを知っていなかった・・・
シドだけが存在していないのならまだ理由はわかるのだがなぜ自分も忘れられているのか?そんな事を自問自答しながら資料を見ていると・・・何故かここにも墓所が存在していた。
四種族負けたのならこれがある必要がないのに・・・。現にサキとアシュランはこの墓所の事を知っていない。
調査する必要があるっとカイは墓所の所へ向かうが、そこに封鎖石が外れている事を発見。中に入ると、そこにはシドの剣があり、カイがそれを手にすると
どこからともなく声が響く。この運命の剣・コードホルダーを手放すなっと
その後カイは見知らぬ場所に飛ばされ、そこで助けを求める女性と出会う
鎖に繋がれているのだが、彼女には羽が生えており人間ではない。とはいえ、助けを求められているのを黙って見過ごすわけにはいかないので、助けようとするがこの鎖が固くカイの持つ武器・亜竜爪では歯が立たない。
それならばシドの剣で・・・と考えていたら亜竜爪がヒカリだしてシドの剣に変わった!!
で、鎖を断ち切り少女を助け出すのだが、
カイを下級悪魔だと思い、攻撃を仕掛けてくる!!
このままでは・・・っと思ったその時シドの剣を手にした時に聞こえた言葉が再びカイの頭に響き、シドの剣で法術を切り裂く
その後誤解が解け、彼女は天魔と呼ばれていたこともあると知り
また彼女の名がリンネである事もわかる
そんな感じで、突如カイが知っている世界ではなくなり、そしてその世界はカイのことを知っている人間は誰一人していないという状況になってしまたわけですが、一体どうしてこんな事になったのか?って根本の原因は現状ではわかっていないけど、カイと同じく存在が抹消されている英雄シドの剣と武技を継承して、この書き換えられた運命を打ち破っていくって感じになるんですかね。
確かにこれは「その先」が非常に気になる漫画だと思うので、続きが早く読みたいですなぁ。あとおそらくヒロインだと思われるリンネさん。今巻では最後にちょっと登場だけでしたので次巻ではいろいろと魅せて欲しいところです!!