※本ブログでは記事中に広告情報を含みます
るろうに剣心─
明治剣客浪漫譚・
北海道編─ 1巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
あの「
るろうに剣心」の続編が再開!!
「
北海道編」とタイトルに明記されているように剣心達が1枚の写真に写っている人物を迎えに北海道・函館に向かう事になるのですが、ただ函館では不穏な動きが・・・
って内容ですが、大きくなった弥彦がいたり剣路がいることから「ああ、本当に正式に続編がスタートしたんだなぁ」って感慨深かったです
また
北海道編の前日譚となる「
明日郎前科アリ」も収録されています
最初は
北海道編が始まる前にこの
北海道編でもいろいろ絡むことになると思われる悪太郎、阿爛、旭達の事が描かれている「
明日郎前科アリ」の前後編が収録されています。
この3人の出会い、そして志々雄の無限刀を悪太郎が賊のアジトから盗み出しており、なやかやあって後にその刀を彼が持つことになったり
最後は剣心が登場し、この2人は神谷道場の門下生になるという話が描かれています。その際に悪太郎の名前は
「長谷川明日郎」に
こうして明日郎達の話を踏まえつつ物語は「
北海道編」へ!!
とはいえ最初は明日郎達の話が展開していきます。そういう事を踏まえるとコミック1巻にこの「
明日郎前科アリ」が収録されていたのは良かったよなぁ。これ無しでいきなり
北海道編1話描かれていたら、「こいつ達は誰?」って事に絶対になっているし、そして剣心達が北海道へ向かう事になった『写真』を手に入れるきっかけになりましたし!!
で、明日郎は特に志々雄とは一切関係ないキャラだったりするのですが、無限刀を持ち感情が昂ぶる事で壱の秘剣 焔霊を使えたりするとんでもない逸材だったりします(ただこのままの状態だと兇刀の眷属になってしまうので、これは抜くなっと言われている)
それを止めるのはやはり剣心
明日郎達も北海道に同行(本人達は嫌がっていたけど)することになったわけで、今後彼らはどう動くのかっていう点は非常に気になる所ですね。現状ではとても「戦力」とは言えない状態だけどそれも今度どうなっていくのかって所もきになります
で、旭が郷を抜けようと一悶着あった際に持っていた封書の中に入っていた一人の男が写っている写真が剣心たちを北海道へ向かわさせる動機になります
この男は、死んだと思っていた薫の父親
そして写真裏にこの写真は函館で撮られた事は判明。生きている事が判明したのなら迎えに行こう!!って事で剣心たちは北海道・函館へ向かうことになる
ただこの函館では
劍客兵器なる者たちが函館山の山頂におり
この
劍客兵器を排除するため斎藤一が出てきていた・・・
一方、函館に向かう準備を進めていた剣心たちだが、弥彦はココに残ると言う。(函館に行っているその間道場はどうするんだ?って事で)
そして弥彦から剣心へ自分の腕を試してくれという
が、これは剣心の体力が衰えているという話を聞いていたから実際に今の剣心の力はどうなのかを試すためでもあった
その結果は
確かに体力は落ちていたが強さには変わりないっと言うのが打ちあった弥彦の答えであった
その後、逆刃刀を返すのだが、
ここで逆刃刀の真髄を極めるには実際に人を斬り殺す経験の重ねが必要だという事が分かる(弥彦であれば、これとは違う方法でたどり着けるらしいが)
とはいえ、逆刃刀を抜いた時の剣心が凄くヤバそうな感じであり、その状態で弥彦がついて行かないとか、不安だけが残る。
その弥彦は剣心達を見送り今までの事を思いかえり
すこし、寂しく思うのでした。
しかしそんな彼の様子をすぐに察する燕が流石だなぁって思うのと、そりゃ弥彦もこんな言葉をかけるよなぁ
おそらく
北海道編での弥彦の出番はあとはちょい役程度での登場なんじゃないかと思うのですが、どうなんだろなぁ。逆刃刀を返してしまい、彼は竹刀で自分の道を進むと決めたこともあるので、これはやむなしって感じですかね・・・
って感じで
北海道編がスタートし剣心達が北海道・函館へ向かう所で1巻が終了してわけですが、向かう先の函館ではすでにきな臭いことに夏ていたりして、どうなることやら。あと弥彦が函館にこないってことで戦力的にキツいのがありますが、そのかわりに最後にチラっと登場した背中に「悪」の文字が描かれた服を着ている彼が合流してどうにかしてくれるでしょ!!
あと新キャタの明日郎達は今後どのような動きをしていくのかって点も気になる所ですね
和月 伸宏,黒碕 薫 集英社 2018-09-04