最初は大槻が沼川と石和と一緒に一日外出をするのですが、そこでキャベツを味噌汁の中に入れて食う沼川を見た二人。特に石和が「ないない」って言い切ってしまったこともあり、沼川が拗ねてしまう。
そしてここから30代の大人が拗ねた時の面倒臭さぷりが描かれているのですが、ここは分かるわー。ホントどうでも良くなるんだよねぇ。
そしてせっかく大槻な落とし所を作ってくれたのに、それをフイにする石和。こいつは・・・まあ最後は宮本さんの涙によって気げ直ったけど、空気を読まず本音をズケズケと言ってしまうタイプもそれはそれで面倒だよねぇ。
次は宮本さんの家で彼の誕生日を祝い皆で餃子パーティーをして楽しむのであった・・・
ってここまでこれで良かったのですが、次の話がまた同じ話が描かれていて最初は「あれさっき見たぞ」って思っていたのですが、大槻も気づき始めた
まさかこの漫画で一日ループネタを見ることになろうとは!!
そしてループシていることに気づいたのは大槻だけでなく石和もであったが、石和的にはあの地下に戻らなくて良いんだから良いじゃないですかって家事になっていた
でも大槻的にはなんとかしてこのループを抜け出そうと今までとは違う行動をとり足掻き続ける
ループするんだからっとはいえ、宮本さん宅を破壊するのはどうかと・・・
石和はこの4人がずっと一緒にいられるのが楽しいというのだが、大槻的にはこの4人が楽しいからこそ前に進むべきなんだろうが!!っと明日へ進むことを強く願う
そしてついに・・・
っていう不思議なお話が描かれていました。最後の石和の反応とか見ると、これって石和が望んだ「この4人で楽しむ」を体現してくれた世界(現実逃避の意味で)だったのかな。そして大槻の必死に戻ろうとする姿を見て石和も考えを改めて戻ってこれたとか、そんな感じなんだろうか?「今日頑張った者にのみやってくる!!明日は」
あと「24 -TWENTY FOUR -」的な感じの話もあり、ただ
飯テロだけでなく、今までと違うことをしようとしていた感じが伝わってくる巻でもありましたなぁ
そんな話の次は沼川が書庫で見つけた趣味雑誌「発酵特集」にハマってザワークラウトや漬物を作り始める話。
その前にここの地下にある書庫にある本は刺激的な記事は削除されているわ漫画は活発なキャラクターは黒塗りにされているわ地下反逆を想起させかえないものは全て黒塗りしてある模様
やっぱこういう事はシているのか、徹底しているなぁ帝愛グループ
で、そんな中で発酵特集してある雑誌を見て沼川は夢中になり、幾度もトライ&エラーを繰り返し上がらザワークラウト作成に成功。それを食事時に大槻たちに振る舞う
彼はのめりこむと凄いタイプであり、その後も次々と地下発酵を成功させていく
が、ある日黒服たちに取り押さえる
が、ここは宮本さんがいい感じに取り繕ってくれ、黒服達に公認され結果に。そしてこの
発酵物によって黒服たちと良好な関係を築く事ができた!!
が、そんな沼川の
発酵物も黒崎が視察に来た際に全部もっていかれてしまう事になってしまった
でも、沼川は今回の夢中になれるものを見つけたことで人間的に大きく成長したのであった
最後は大槻と小田切が競って「カメラを止めるな!」を先に観ようとする話
だけど見ようとした時間は既に満員であり、彼らが観ることができるのは6時間後になる。その間時間を潰すのだけどそこらじゅうネタバレの話が聞こえてきて大槻はネタバレという名の砲弾飛び交う戦場を必死になって避けようとしてきた
そしてなんとか回避成功した2人は楽しく最高のネタバレを観るのであった
って感じで今回は今までの巻とかちょっと違った試みをしていた巻だったんじゃないかなぁって個人的には思いました(ただ
飯テロしているだけでは厳しくなってきたって言うのもあるのかなぁ)
でもこの漫画すごく落とし所がイイのでなんだかんだで楽しんで読めますなぁ。
上原 求,新井 和也,福本 伸行 講談社 2019-01-04
上原 求,新井 和也,福本 伸行 講談社 2018-08-06
上原 求,新井 和也,福本 伸行 講談社 2018-03-06
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