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寄生獣リバーシ 2巻
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「
寄生獣」本編の陰で繰り広げられている、もう一つの生存競争が描かれた漫画の第2巻。
今巻でも引き続き本編に出てきたキャラが新たに登場してきたりしつつ、タツキの親友を殺した人物だと思われる輩が新たにバラバラ殺人事件を引き起こす!!
そしてタツキはパラサイトと一緒に行動している父の真意を探ろうとする!?
最初はタツキと殺された親友たちの思い出と彼らが殺される時の様子が描かれていました
なんだかんだで彼らとイイ感じに友達していたんだなぁ。
一方、タツキの父親である広川剛志は田村玲子の紹介によりパラサイトたちと協力関係を結ぼうとしていた
この時点で「私」はパラサイトの「味方」であり、人間は「我々」の「敵」であることを明確に示していた。(原作でも最後までそれを貫いてましたしね・・・)
そして登場する「後藤」
やっぱりというか最初から最初から五匹が体内に同居しているわけではなく、どんどん「補充」されていき結果的に最終的な「後藤」となったのね
こういう原作の補完的な展開、イイよねぇ。
話はタツキ側へ戻り、タツキの仲間を殺したソイツは、次にタツキに好意を寄せていた女の子・真子を白昼堂々とバラバラにして殺す
しかも自ら警察を呼ぶとかしててなんなんだこいつ?って思っていたら、どうやら特徴がなく、印象に残らない顔になっているので、見た人が全く伝える事が出来ない事を分かっていたからなのね。
こいつは後藤とは違った意味で厄介なパラサイトだなぁ。
そして現場にやってきた深見と一之瀬だが、タツキを見た瞬間に蹴りを喰らわせる
さらにタツキに対し、お前のせいでまた一人死んだぞっと耳元で呟いたりする
その後、タツキは深見達と一緒に署まで同行されるのだが、同時に深見へあの平間警部補が訪ねてくる!!
そして深見達に真相究明に尽力を要請するのであった。
で、深見達はタツキへの聴取に入るのだが、そこでタツキにはパラサイトかどうかが、分かる事が判明
さらに会話は続き、タツキの友達が死んだ所をタツキ自身が見ており、しかもその場にはその犯人がいた
これ、真子を殺したヤツと同じですよね。
そして声を荒げながら、笑っていた事を告げる
ここ、タツキが始めて表情を変えたところであり、それだけ大事な友達だったんだなぁっと思ったり。(ちなみに後におそらく同じ奴に殺されたと思う真子は一之瀬の従妹である事も判明。)
深見はこのタツキの言動から敵なのか、味方なのかを見極めようとし、そして
「力を貸してほしいとお願いするのであった」
ただここの話でタツキは父がパラサイトと共に行動している事を知っているが、深見には話してはおらず、また父のことについては「博愛主義なのでこの存在を知ったら絶対に黙ってない」と話していた。おそらく父の真意を探ろうと思っていたのであえてこの事は言わなかったんじゃないだろうか?その父が迎えに来て車に乗ると運転手がパラサイトである時点でねぇ。
そしてタツキは父に母のことを聞く
その返答を聞いた彼は色々思う所があった模様。家の近くだからと言って車から降りる
そんなタツキの反応をみた一人と一匹は
同じ感想を述べるのであった・・・。
タツキの反応(深見とのアイコンタクト含め)から父と決別を決めたって感じなのかなぁ。
しかしおそらく父側のパラサイト側もタツキの親友や真子を殺したパラサイトの事は把握していないと思うけど、その辺りはどうなんだろうか。あくまで裏側で起きている事件なのでそこまで本編に出てきたキャラが関与することはないとは思うけど・・・。あとこのパラサイト自身がまだ分かって無いですよねぇ、単なる快楽殺人者がパラサイトの力をもってそれを使って快楽を得ているって感じだし、殺した後の笑いとか含めてやっぱ本編のシンイチのように腕部分に寄生している形なのかな?
でもやっぽ本編登場キャラが出てくるとテンション上がりますなぁ。こんなところで繋がっていたのか的な感じがあっていいですよねぇ。
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