個人差あり〼 1巻
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平凡なサラリーマン・磯森晶には小説家の妻・苑子がいるのだが、結婚5年目にて冷めた夫婦関係を送っていた。そんなある日、晶は急激に強い頭痛に襲われ、生死の境を彷徨うことに。一命を取り留めた彼だがこの際に「
異性化」という身体ごと女性にかわってしまう体質により女性化してしまう。
この事がキッカケで冷え切っていた夫婦(と言っていいのか?)間はいい感じに戻ったかに見えたのだが・・・
最初は主人公の晶の日常模様と妻・苑子との関係について描かれています。苑子とは結婚5年目であり、倦怠期というわけではないけどお互いに何かしら不満を抱えているのにそれを口にするのが許されない、そんな空気があるそんな冷めた状態なっていた
だが、晶が急激な頭の痛みを訴え、病院に運ばれる。だけど症状が重く助からないとまで言われる。だが、晶は助かった
なんだけど目覚めた晶はナニかがちがう・・・って
お、おっぱいだと!?
運ばれる前は正真正銘の男だったはずなのに
どうやら彼は「
異性化」と呼ばれている
異性化体質のようで、医者から
異性化に関する話を聞かされる。
その後退院し、お風呂に入る際に自身の変化した身体を見て、改めて自分は「女性」になってしまったことを実感するのであった
異性化については症例は少ないけど条件の一つに瀕死の女体から蘇生する際に起きることがあるらしいが、そのことは極秘事項であることを医師からいわれる。(要はそれを知って
異性化しようとする輩がいるから。そして
異性化は誰しもに発生することはない)
その後、妻の苑子から「女性として生きる」ために彼女がまとめた資料を見る。そして・・・
この日から妻は女としての先輩となった。
ここからは女性として生きていくため、女性用の服を購入したり初めてのブラを身につけたりなんかする
また初めての生理を体験するも、店にナプキンを購入しに行った際に店員がやさしく対応してくれた
そんなやり取りもあって最近冷えていた苑子との関係もいい感じに戻ってきていた
でもいい感じになっても女性同士だから・・・セッ●スは無理
なので悶々とした日々を過ごすことに
そして自分の性欲は何処へ向かうのか?っと思うことも(そしてこのまま苑子との間に子供を作ることは可能なのかと?)
そんな感じで異性化したことで日常生活がいい感じに回り始めた感があり、そして務めていた会社にも復帰
そこで先輩である雪平と再開。
彼は男の時でも気が合う人だったのだが
晶が異性化したことで、彼の男らしい行動に「きゅん」としちゃう事があったりシちゃう
そんな感じで雪平先輩と惹かれ合う感じになっていく晶・・・
しかも彼と二人だけで出張に行くとか、これはナニか起きてもおかしくないぞ!!
そんな晶の変化を同じ女性である苑子はなんとなく感じており、彼女のノートにいろいろと書き留めていた。また異性化に関する情報も積極的に調べていった。そして異性化は元に戻れるような記述も発見するも、それには本人が望まないと無理ぽい・・・?
でも今の状況考えると晶自身は元に戻りたいって思っていないような(以前、苑子がまとめてくれたレポートで元に戻った人はいないという記述をみたから余計なんだろうけど)
そんな感じで、「女性化」モノを扱う漫画はいろいろあるけど、既婚者が女性化する話は自分は初めて読みましたねぇ。たしかに女性としての先輩がいるので、いろいろな「はじめて」の事に対して大変心強いけど・・・。この物語はどういう結末になるのか、気になりますなぁ。