橋場恭也(28歳)はディレクターとして勤めていたエロゲ会社が倒産。そして自分たちと同じ歳で成功したクリエイター達の姿を動画配信サイトで見て、人生を後悔しながら実家へ戻る。その後何故か10年前に戻っている事に気づいた恭也は「状況を変える」ために、芸大へ進学する。恭也はトップクリエイターへなれるのだろうか?
橋場恭也が務めていたエロゲ会社が倒産。その後、彼は実家帰宅後、部屋の掃除をしているとニコ動画からゲーム会社の企画発表に関する通知をうけて見てみると
そこにはプラチナ世代のトップクリエイター3人を集めたプロジェクトが!!
この3人は自分と同じ年だったりする。その後妹からこの3人が通っていた芸大に受かっていた合格通知の事を電話で教えられる。
もしかしてあの時、芸大に行く選択をしていればもしかすると・・・なんて思いつつも「だからなんだ」っと
すべてはもう遅すぎた。自分の人生ってなんだんだろうっと後悔。「もしあの時の戻れていたら・・・」なんて思いながら寝てしまう。
その後、妹の声で目を覚ますと何故か妹は制服を着ていた。ナニカおかしいっと思いながらカレンダーをみると
2006年!!
そう、芸大の合格通知を受けたあの日に戻っていた!!
どうしてこんな事になったのかは分からないけど「やり直せる」チャンスを得た恭也は芸大へ入学する
さっそくシェアハウスに向かうのだが、誰もおらずついうとうとして寝てしまう。そして目を覚ますと
!?
なんか女の子が隣で寝ているんだけど!!
って彼女は同じく一緒にこのルームシェアする志野亜貴さん(通称:シノアキ)だった
その後、同じくルームシェアをすることになった小暮奈々子さん、鹿苑寺貫之と互いに自己紹介をする
そして翌日芸大の入学ガイダンスを受ける先生から入学時になりたいと思っていた職業につけた人は少ないと事実を突きつけられる
その後、アホでも極めれば売り物になる。どうせアホやるなら誰もたどり着けない領域のアホになるんだっという言葉を聞くことになる
で、ひとりひとりの自己紹介が終わった後、ルームシェアで皆と会話。日が変わる頃シノアキが忘れものしており、それを届けようと開いていた彼女の部屋を覗くと・・・
恭也が大事にしていた画集と同じイラストを彼女が描いているところだった!!まさか彼女がプラチナ世代のトップクリエイター3人のうちの一人だったのか!!
そんな彼女を見て自分も輝けるように10年前の選択を選び直した事を改めて思うのであった!!
その後、芸大に行きつつ、シノアキ達との交流が描かれており、奈々子との接する機会が多く描かれていました。(ちょっとウレシイアクシデントも)
彼女は歌うことが好きなのだけど、すごく下手
その後やり取りから、時々カラオケに来て彼女の歌を聞く約束をすることに
あとルームシェアしていることもあって、ちょっとしたアクシデントも!!
ってかシノアキ、そんな格好でうろつかない!!
女性二人のまだ原石だけど光るものを見た恭也。そして貫之からも同じものを感じとる
って感じで輝くために選択し直した恭也、だけどルームシェア3人の状況を見て時々難しい顔をするの事が多かったんだけど・・・
このシノアキの言葉を聞いて・・・
ってな感じで何故か10年前に戻ったのであの時の選択をやり直す事になった恭也。おそらくルームシェアしている3人は10年後にトップクリエイターとなる3人なんだろうけど、この3人と切磋琢磨することで彼もトップクリエイターになることができるのだろうか?
閃 凡人 木緒 なち 講談社 2019-04-09