姫様”拷問”の時間です 1巻
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チョロすぎる姫様とすすめ上手な
拷問官によるものすごくやさしい「
拷問」ファンタジーの第1巻。
捕らえられた姫様に次々と襲いかかる「
拷問」!!でもその数々の「
拷問」の内容はとっても斜め上なモノであった!!
姫様があまりにもチョロすぎるのと、すすめ上手な
拷問官・トーチャーとのやりとりとは読んでいて凄くニヤニヤできる、そんな内容になっています!!
王女にして国王軍第三騎士団「騎士団長」の姫は魔王軍に捕らえられおり、そして彼女に対する
拷問が執り行われる!!
姫の前に現れた魔王軍最高位
拷問官トーチャー・トルチュールは「
拷問」の時間だとアイアンメイデンらしき
拷問器具(?)の扉を開く・・・
するとそこから現れたのは焼きたてのトースト!!
なんか凄く斜め上のモノが登場したのだけど、そのトーストを目の前で姫に見せるように裂くていく!!
その音と匂いが姫に襲いかかり、姫は苦悶の表情を見せながらもこの誘惑になんとか打ち勝つ!?(と、いうかこれが「
拷問」なの?確かに空腹時にこんな事されたら確かにキツイけどさ!!)
って思ったらまだこれで終わりではなく、ビーフシチューを食べたお皿が目の前に現れ、そして先程のトーストで更に残ったビーフシチューをぬりぬり、そして
また美味しそうに食す!!
この行動に姫様陥落して話してしまう(早すぎ!!)
その後、喋った姫様は「用済み」っと、トーストパーティーが開かれ姫様思う存分トーストを喰らうのであった!!
ってナニコレ!!ナニコレ!!色々と斜め上すぎて頭が追いつかないんだけど!!
その後も姫から情報を聞き出すために食べ物を餌に「
拷問」が行われていく!!そしてこの姫様あまりにもチョロすぎてことごとく喋ってしまい、その後幸せそうに食べ物を食べたり、魔王軍の者達と遊ぶ姿が描かれています(また魔王軍の「拷問」が姫様の胃袋を鷲掴みにするような食べ物ばかり持ってくるんだよなぁ)
話が進むに辺り、「この姫様ダメダメだわ」感がどんどんと増していくのであった(笑
せっかく助けに来てくれたのに、姫様が男性に慣れていないこともあってこのチャンスを潰してしまうし
ちなみに出てくる魔王軍のモノたち自身もめちやイイ輩ばかりで、この世界は本当に国王軍と魔王軍が衝突しているの?っていいたくなるほど!!
魔王の娘も出てきたりします
で、魔王さん自身もちょっとアレな感じで、毎回姫に聞く内容がどうでもいいものばかりだったり、親バカだったり、アニメリアルタイム視聴者だったりっと、その見た目とは裏腹になんか凄く庶民的でイイ人感がでていたりする(ってか姫様から聞き出した情報、何一つ役にたってないよね・・・)
あとおまけ漫画では魔王軍にとらわれる前の姫の様子が描かれていましたが、この時点で・・・
そんな感じで想像した「拷問」から斜め上なモノが姫様に襲いかかり、そして毎回話してしまう姫様の様子が描かれており、そんな「拷問」を受けて姫様のコロコロと変わる表情を見せるチョロ可愛いさがまた楽しいのなんの!!あと、姫が持つ聖剣エクスのツッコミも回を追う毎にいいツッコミをするようになってきているのが楽しいですなぁ。あんな拷問と質問内容であれば、すぐに屈して食べ物食べたり、遊んだりしたくなるってもんですわ!!
ひらけい,春原 ロビンソン 集英社 2019-09-04