彼らが遺した高度なテクノロジーを理解するため、文明レベルの低い地球に猫の姿になって潜入し、技術の全てが詰め込まれた家電を通じて一から勉強しようと試みるのであった。そんなムームーの潜入先に選ばれてしまったJDの桜子。彼女のキャンパスライフはどうなってしまうのか?
大学の新人歓迎会で電子レンジの話が上がる。その際、桜子のバッグの中から声がした。桜子は慌ててその場から去り、バッグの中にいる何かと会話を(ちなみに彼女は滑舌が悪く、それ故にコミュ障になっている)
その後、バッグの中に入っていたナニかは消えており、桜子はその中に入っていたナニかが向かった先は自分のアパートであることを確認し、早急に帰宅する。ってなんか宇宙船のようなモノの姿が見えるんだけど!!(って、あとからこれ宇宙船ではなくミサイルだと言うことが判明するんですけどね)
帰ると、電子レンジが見事分解されていた。そしてそれを分解させた猫の姿をしたモノは分解させたのは良いけど、もとに戻せず涙していた。その件で惑星間を航行できる技術を持っている種族と言うのなら、電子レンジを元に戻してよと言うが
こんな感じで開き直られる。
ちなみにこの猫の姿をしたモノはムームー星人という異星人であり、もともとは超文明であった。でも彼らの星では大戦が勃発し、その時に互いの陣営の技術者や知識人が暗殺されてしまい、バカだけが生き残った模様。そして地球に来た理由は比較的文明レベルの低いここで理解可能な段階から技術を学び直し、自らの超文明を復活させようとしていたから。そして手始めに家電製品に目をつけた模様(でも期限は1年と決められており、失敗すると同胞100万が地球に攻め入ってくるらしい・・・)
そんな感じでムームーは桜子の家にある家電を分解
その家電に組み込まれているパーツがどんな構造で出来ているのかって事が描かれおり、ちょっとした家電のあれこれを知ることができるようになっていましす。
でも言葉だけではどうしても分からない事があるのですが、桜子やムームーが実際に行った行為そのモノがまさに家電で起きている事象と同じだったりと分かりやすく描かれていたりもします。
で、ムームーが分解してしまった冷蔵庫をゴミ捨て場に持っていった際に桜子は「人類再生研究会」の存在を知り、大学の部室棟へ
そして人類再生研究会の部員である二人にこのサークルへ入る決意をするのであった(ムームーの力になりたいという気持ちもあったので)
ちなみにこの部には新入生がもうひとりいた。それはなにかと桜子と縁があるアキヒロ。しかも彼も同じ猫連れらしい・・・ってもしかしてムームーの仲間!?なんて思っていたら、そのムームーはそのアキヒロの猫であるデシマルに襲われていた
ここでデシマルに暴力ではナニも解決シないことを解くムームーですが・・・
言っていることと行動していることに矛盾が出てんですが!!
で、ムームーたちはなぜ猫の姿をしているのか?ってことですが、どーやら猫を世話している人間を見て猫の方が地位が高く、猫がこの文明を作ったのだと思っていた模様(だからこの2匹とも背中にはチャックらしきものがあるのか!!)
この件は、桜子の優しさによりデシマルは少し考えを改めた模様。
突然ムームーの宇宙船のメインシステムがブラックアウト、このままでは本部との連絡がとれなくなり、機密保持の為に爆発してしまう
しかも爆発すえうと東京が地図から消えてしまうレベルという一大事!!
そこでこの状況を打破するために人類再生研究会の会長の元に。そして部長たちがしていた廃品回収を手伝い、そして修理もすることに。ここで桜子は初めて自分の手でコンセントを直した
で、これを見たムームーは宇宙船の故障の原因はコンセントであることが分かる。
こ~して東京消滅の危機は去ったのだけど、でもあの宇宙船を隠している代償は桜子宅の電気料金。一ヶ月で電気代は7万!!(でも桜子はただ単に東京が電気代は高いとしか思っておらず、宇宙船隠蔽しているのが原因故にって事は思いもしないのであった)
思わぬ出費に食費がままならない桜子。ここで部長から学食の札が入った缶が手渡され、好きな物食ってこいと言われる。でも流石にナニもしないでもらうのも・・・ってことで代わりに働くことに!!
百均で売っているハンドミキサーのモーターを強力なものに替え、それを欲しがる学生に学食の札と交換するって形な模様。これを見ていたムームーはなぞの道具を用いてハンドミキサーを強化するのだけど、それで発生する熱でハンドミキサーの容器が耐えられなくなってしまい・・・
大変なことになるのであった。
あとどーやら部長・天空橋さんは大学のミスコン優勝者である園子さんに好意をもっているようで、彼女がケータイのバッテリーに悩まされていたので、そのために大掛かりな事を仕掛ける。結果的に失敗には終わったものの、彼女的には天空橋に好意を持っている模様
でも天空橋の方は全くそれを知らないのであった・・・
天空橋達がいない時に修理の依頼が着て、桜子とアキヒロがなんとか原因を突き止める事に成功。で、行方不明の天空橋さんは・・・
彼の技術力を欲していた急進派に連れ去れられるところだったけど、ムームーは気づいたことでそれを阻止していたのでした
そんな感じで、ムームーが家電の知識を得るために潜入先の桜子と一緒にキャンパスライフをおくりながら、家電の仕組みを知ったり、実際に修理したりする話が展開されていました。
同時に桜子は滑舌が悪く、それ故にコミュ障になっていたけど、部の面々とのふれあいでそれも解消されていくって感じなのかな?
それと桜子とムームーのやり取りは非常にいい味だしてましたなぁ。次巻以降もこのやり取りは楽しみです!!