そして彼女はそれらを食すことになるのだけど、この戦いは彼女にとってはかなり不利な戦いとなっていた。そう、この漫画はそんな彼女がメシの前に敗北する物語なのだから・・・。
ヴァルアリスはすでに魔界の長となってはいるものの名実ともまではなっていない。そのためには破壊儀式を終えなければならない
その破壊儀式とは人界を滅ぼすこと。彼女は早速時空転移にて日本の地に降り立つ！！（それにしてもこの漫画で使われている魔法とそのルビがなんといかすごく懐かしいものを感じる。）
ここで彼女の凄いところは人界で違和感のない服装になっていること。って事で彼女はJKぽい服装を身にまとい、破壊儀式を終えるためにその地に住む生命が作り上げた文化の成果を確保しなければなんて動き出す
そんな彼女の元にとても気になる匂いが流れてきて、その発生源に向かうと、そこはメンチカツ屋。
彼女はもちろんメンチカツは初めて見るものだけど不思議に胸をときめかせる香りである、いわれるがままに購入（しっかりお金持っていたのね）
そして初メンチカツを食す！！
一口目は、揚げたてだった事もあるのかその熱さに驚きはしたものの、二口食べたらもうメンチカツの美味さの虜！！
こんなメシの顔を魅せてしまう！！
で、この辺りは食レポが始まっていく。またこのメンチカツ屋の親父さんは永遠に脳内のメンチカツを追い続けているメンチカツ狂ってこともあり、そんな狂人が作ったメンチカツが美味くないはずがない！！
こーしてヴァルアリスは見事な程にメシ堕ちし、メンチカツに敗北を喫するんのであった
でも負けたとはいえ、失神せずに食べきったので、この勝負は自分の勝利だというヴァルアリス（一体ナニと戦っているんだ！？）
だが、彼女は気づくメンチカツにバリエーションがあることを！！
こーして一人の狂人により、ヴァルアリスは敗北してしまったのであった！！
って感じでその後も彼女は人界に出てはチキンカレーやラーメン、寿司、焼き肉を食べ、そしてそれらに敗北していく様子が描かれています。まあこれはタイトル通りですしね。例外なく敗けます
カレーの時にはこの店で最高のものをもってこいと店員さん言い、激辛のチキンカレーが！！それをひとくち口に入れると
火を吹くほどの辛さが彼女を襲う！！
それ故につい店員さんを殺してしまう（おい！！
でもこの行為は破壊儀式の厳格なルールに思いっきり抵触していたので、魔法で蘇生させる。（しかしこの漫画に出てくる魔法名は漢字だけなら「復元蘇生魔法」とかそれなりな漢字なのにルビが「シンデナカッタッス」とかホントひどい！！でもそれがイイんだけどね！！）
その後、親切な人からトッピングの生卵を頼むと良いと言われ、生卵を混ぜて食べると
またもやメシ顔に！！（でも可愛い！！）
こーしてヴァルアリスは「辛旨い」という事を知る。（そして確定された敗北を）
続いてはVSラーメン
勝負の前に「三度目の敗北はない」なんてフラグをきっちり立てていくヴァルアリスさん、さすが！！
そしてヴァルアリスの前に現れるラーメン
最初こそラーメンを箸で食べる意味を分かっていなかったが、皆ずずっと食べている様をみて真似した途端、ラーメンの美味しさを知ってしまう。
ってかスープ飲み過ぎは身体に悪いって事知っているんだ！！
その後、店長さんからご飯のサービスがあり、それをスープの中に入れととの合図。そしてヴァルアリスは・・・
堪能するヴァルアリスを見守る大人たち。すごく優しい世界があった！！
そして次は寿司。
今回は勝つために、お任せ握りコースが全12貫なのを5貫握りコースに変更させて板前さんがボロを出すのを待つ作戦に出たのだけど
デスヨネーな結果に。
板前さんのお客を喜ばせようとする「もてなしの心」に敗れ
「ご馳走様でした」の言葉と共に去っていく事に
この巻での最後の勝負は焼肉！！（この頃になるとヴァルアリスさん、ナニ食べようかとかすごく楽しんでいるんですが・・・）
最初はステーキ屋の予定だったけど臨時休業。仕方なく焼肉店に入る。そこでよくわからない彼女は生で食そうとしたりする
その後、焼肉の美味さにご飯と肉を喰らうヴァルアリス。（なんというかドラマ版孤●のグルメのBGMが聞こえてきそうな雰囲気でしたなぁ）
その後、このお店の店長さんが美味い肉の焼き方を彼女のまで魅せつけ、それを美味しく喰らうのであった（そして当然店長が焼いた分の肉代は上乗せされている）
こーして人界のメシの前に5戦全敗をきっするヴァルアリス。そんな彼女を知る美少女が現れるのだけど・・・どーせ彼女もメシ堕ちするんでしょ！！でもリアクション芸枠が増えるにことにこしたことはないから問題ないね！！
そんな感じでヴァルアリスのかわいいさはもちろんですが、メシ堕ちする様を見るのがとてもニヤニヤできて良かったです！！次巻ではメシ堕ち2号も登場するみたいですし、今から二人のリアクションがすごく楽しみです！！
矢澤 おけ, 仁木 克人, 茨乃 KADOKAWA 2020-07-27
