この巻ではブラックな労働に苦しむノッカー達を見かけてダリエルは元仲間相手に闘いを仕掛けたり、その件でミスリルを巡るゴタゴタに巻き込まれていく、そんな様子が展開されていきます。
あと前巻に引き続きマーリカさんは暴走しまくりで、ダリエルにある姿を見られたので勝手にダリエルを夫認定シてしまうことに!!(ある意味、この中で一番の強敵って彼女だよなぁ。)
ノッカーの為にダリエルが助太刀に入るところから。だけどかっこよく締まらないのがなんとも・・・
まさか素顔を隠すために身近にあった布を巻いたら、それがパンツだったとは!!
取りたいけど素顔を晒してはいけないのでそのまま魔王軍を相手にするダリエル。ダリエルはできるだけ殺さずにする方法として剣を鞘にしまい込んで一撃を加えるだけに留まる。また魔王軍側の兵士の仕事はあくまで「職業戦闘者」と戦うことなので魔法を使わずにノッカーを蹴るにとどまっていた。だからこそダリエルは兵士に向かって声を上げる
だけど指揮官がそれを阻むため、ダリエルは兵士たちの魔法発動前に潰しつつ指揮官だけを狙う。
この指揮官は縁故採用であり、元々非戦闘員。なのでダリエルは辞表を出すように進める。こーしてミスリル鉱山を取り戻す。
その後、ノッカーを保護したいとマリーカ父に頭を下げ、彼らは指導役として働いてもらうことに。そしてミスリルが採れる様になったことでラクス村にかつての賑わいが蘇った!!
このままイイハナシダナーで終わるはずなのですが、馬がマーリカさんの服に噛みつき、そのせいで
おっぱいが見えそうに!!
しかもそこに丁度ダリエルがいたもんだから、突き飛ばされてしまう!!
やっぱ彼女のこの物語中最強キャラなのでは!?
で、ミスリル鉱山を奪われた魔王軍側バシュバーザがミスリルを使って凝縮魔法兵器をつくっていたけど、ミスリルが奪われた事をゼビアンテスから聞かされる
さらにそんなモノを作っていたおかげでミスリルが無くなり、魔王様にごめんなさいをするハメになる。
話はダリエル側へ。あの
おっぱいが見えてしまうそうな事件後、なんか勝手にダリエルを夫認定していた
そんなやり取りをしていたらガシタとキャンベル都市から派遣された冒険者・フィットビタンたちと揉めていた。
が、ブレイズですサイズをダリエルが倒したって事を知ると、フィットビタン以外の冒険者は讃えてくれたのだけど、この事が後にフィットビタンとの禍根となるのであった
ちなみに夕食会でダリエルが侮辱されたこと知ったマーリカさん
マジでヤバい表情になっていた・・・
どうやら自分の旦那を傷つけた事に腹がたった模様。っていつの間に!?っとダリエル本人が一番驚いていた。その後、彼女を追うと
皿に貯まるほどの涙を流していた・・・。その後ガシタも分けがわからない事を言い出しながら夕食会は終わる。
後日センターギルド幹部・ベストフレッドさんからノッカーたちとの交渉を円滑にすすめるために橋渡しをシて欲しいと頼んでくる。この人は
かなり出来る人だった。で、ノッカー達はダリエルの言葉にあっさり耳を傾けてくれた。
その帰りに魔王軍が遠くからノッカーたちに呼びかけている事をフィットビタンから聞かされる。その声に聞き覚えがあるダリエルはそこへ向かうと、リゼートだった
彼にハグされ「ハグってこんな感じだよなぁ」って改めて思うダリエル。(マーリカさんが異常すぎる)
その後、魔王軍もミスリルを欲していること知ったダリエルは魔王様にミスリルを売る提案を持ちかける。
もちろんそれを聞いたベストフレッドさんは最初は驚くも、ダリエルは魔族に売るミスリルの額は元の相場の4倍でと話す。魔族的には一刻も早くミスリルが欲しいので金で解決するのなら構わないという。この件でフィットビタンはケンカ腰になるけど、ダリエルの言葉を聞いたベストフレッドさんは魔族に相場の4倍で分ける事を約束してくれる
(そしてこれによりフィットビタンとの禍根がますます大きくなる)
次にラクス村にもとからあった鍛冶場を再利用することになるのだけど、ここでもフィットビタンが自分の方が冒険者ランクが高い事をイイことに横暴を働く。そんな折、マーリカが助けを求めに来る。どうやらスケベオヤジに胸を触られた模様。でもその後の彼女・・・
(しかもそのエロオヤジは血まみれになって倒れていた)
で、このスケベオヤジですが、実はミスリル鍛冶師のスミスであり、ミスリル加工を見せてくれる
が、他の輩には絶対に見せないという、どう考えてもそりゃ後継者が途絶えるわって加工法だった。
で、スミスが名のある鍛冶師だと分かったフィットビタンはスミスにご教授いただきたいと話すが、聞いてもらえず・・・。そしてその怒りの矛先が何故かダリエルに向かう。
その後、フィットビタンはダリエルと手を組まないか?っと言うもダリエルはこれを拒否。すると
決闘を申し込んで来た!!
こ~してスミスに作ってもらったミスリルの武器を持ち、フィットビタンとの決闘へ臨むことになったダリエル。(負けると自分を信じてくれたノッカー達を放り出すことになるので負けられない)
スミスが作ってくれた武器はナイフ!?
っと思ったらオーラを通すことで形状を変える事が出来る武器だった!!
こーしてフィットビタンとの決闘の勝利。ベストフレッドさんからは謝られる事になる。その後、彼からセンターギルドで働いてみないか?っと誘われる事になるのですが、それを知ったマーリカはダリエルの入っている蒸し風呂に入ってきて
話をしませんか?っと言ってくる!!
ここで!?(しかもダリエルが知らずに手を彼女の
おっぱいに当ててしまったのでが、そのままの状態でだ・・・と・・・)
一体マーリカはナニを話すのだろうか?そしてダリエルはその
おっぱいから手を離す事が出来るのか?
巻末のおまけ漫画ではマーリカのマッサージやダリエルのいない魔王軍でミスリル鉱山の話が出てリゼートがダリエルが大事にしていた場所だと思って向かう様子等が描かれています。
おまけ漫画でもずマーリカさんがヤバい事だけはわかりましたなぁ
って感じで今巻でもギャグがいい感じに作用しており、所々でクスクス笑いながら読むことが出来て大変面白かったです。どちらかといえばギャグ寄りではあるもののシリアス展開も所々で展開されており、そのバランスがいい感じになっていると思います。あとマーリカさんの暴走ぷりがまたいい味出してますなぁ。次巻ではあの蒸し風呂からダリエルは無事に帰還出来るのか?まずはそこが一番気になるところです(笑
岡沢 六十四,るれくちぇ 講談社 2020-08-20
岡沢 六十四,るれくちぇ 講談社 2020-03-27
コミック版
解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ に関する記事
●コミック版 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 1巻 - 元魔王軍の暗黒兵士が人間族の村でドタバタ冒険者ライフを!? -