水族館に通う理由を晃介に話す際にそこへ至る様子が古都の思い出として描かれています。古都の父と母のやり取り、泣き叫ぶ母、
古都に「お母さんが好きか?」と尋ね、頷く古都を見て去っていく父。
そして一人で水族館へ。古都の反応を見ている限りだと、魚を見ていれば何もかもが忘れられると思ったから・・・的な感じなのかなぁ
そして晃介に「私って魚と猫どっちに似てると思いますか?」と尋ねる
その問いに晃介は「君は人間だよ」っと答える
弱くて傷つきやすくて健気でただ真面目な人間だよっと。
それを古都の母に知ってもらおうっと手を握りながら伝えるのであった。
翌朝、本間は晃介が古都といなかったのか探りをいれるけど、古都はすでに一人で帰っていた。
会社に戻った晃介は早々に呼び出される。しかも何故か別室。そこには人事課の人がおり、会社の問い合わせフォームに晃介への告発があった模様。
これについて見覚えがないかと聞かれる。すぐに答えられなかった晃介だけど、これを誰が出したのかはわかった
そしてこの件はプライベートなことだから一週間時間を下さいという晃介であった。
仕事が終わり一連の事を思い出し、異常な緊張感が晃介を包み込む。
晃介は美也にメールを送っており、三崎と帰っている途中の美也が受け取った。その際に三崎は「誰にとって大事な話なんだろうな」っと
美也にとって大事な話と美也の父にとっての大事な話って微妙に違くね?っと
で、三崎なんで自分の相談に乗ってくれるの?っと聞くと「俺にとっても大事だからじゃね?」っと答えるのであった(それってつまりは・・・)
翌日、古都は学校に来ておらず、晃介は外回りから直帰すると連絡し、告発メールの件、古都の母親と話をしても解決するわけでもないっと思いながらも古都の家の近くにまで来ていた。そこで古都と出会い、公園で彼女と話す。
古都が自分から話すというが、晃介が自分が話すという。
なぜ晃介が?っと不思議がる古都に晃介は
「君とお母さんの関係は正常な親子関係じゃないよ」っと。それを聞いて冷めた表情で晃介は自分の何なんなのかっと聞き返す古都。そしてなんでもいいのなら自分が決めて良いかっと制服の紐リボンを外し、晃介の首に巻きつける
晃介は古都は母に束縛されて苦しんでいるので母親と話していろいろなことと向き合おうっという(晃介自身含めて)
それに対して古都は更に冷たい視線を向ける。
古都を助けたいというのだけど、逆に古都から「正常な親子関係」ってなんなのかと聞かれる
そして正常なれないとダメなのか?っと晃介の首に巻いたリボンを引っ張る。その後も丸い月が出てたら綺麗だと思うのは自分が正常だからじゃないんですか?っと言う古都に対し、強引にキスをする晃介
それに対して叫ぶ古都。でも口にはするものの、抵抗をやめつつ身を委ねようろしている感はあった。
が、そんな所に古都の母親が現れる!!
うん、これは言い逃れできない状況下。そして母親にこっちに来なさいと言われ、それに対し行けば何もかわらないっという晃介が言うが、古都は母親の元へ。そのまま警察に電話。晃介は立ち上がろうとすると母親に腕を掴まれ
さらに周囲の人にも助けを求め、悪者に扱いされていく晃介。肝心の古都は呆然と立ち尽くし、何も言葉を発しない
こんなはずじゃなかったんだ・・・っと今までの事が走馬灯のように思い出され、そして署に連行される。
署で事情聴取をそれぞれ受ける晃介と古都の母親。また古都の方もう婦警さんに聴取される。その際に古都は友達の父親が自分を助けたいというのは普通のことなのかっと聞く
婦警さんは「普通じゃないかな」と答えるのだけど、それを聞いて笑みを浮かべる古都であった・・・
聴取が終わり、家に帰る古都と母親。母に何かを言おうとするのだけど、その際に先程の晃介の言葉がよぎり、結局は何も言葉にしなかった。
母親にシャワー浴びなさいっと言われ入っていると、そこに母親が扉を開け服を来たまま入ってきて、自分にとって古都は宝であり、守りたい存在だと明かし、そして抱きしめる
そんな母親に対して抱きしめ返すこともなく、ただ呆然とする古都。
その後、ノート買いにコンビニに行くといって出ていくのだけど、行き先はコンビニではなかった。電車に乗って着いた先には美也の姿が!!
そして古都は美也に晃介と会っていた事を謝る。
それに対し美也の方はどうして今更そんなことをいうのかっと理解に苦しんでいた。そして少し歩こうっと歩いていると小●校が見え、美也は校内に侵入し、一人で歩く。そしてうしろから古都が現れたさい、面と向かって許せないし、大嫌いだと告げる
それでも古都の味方が世界中からいなくなっちゃったら、その時は連絡してよっとも
涙を流しながら「友達だもん」っと・・・
自宅に帰宅した晃介。古都が晃介に乱暴はされてないと証言したから
キスも同意だった事を認めていた・・・
そんな晃介に古都からの電話が。そして本心を明かしていく・・・
晃介を自分の逃げ場所・・・居場所のように感じていたと伝え、公園での一連に関しての古都の本心も語られていく
その後晃介に別れを告げ、古都は青森行の新幹線に・・・そして電話も切られる
その後、晃介は自分は今まで傷ついたフリをしていただけの卑怯者だっと、立ち上がり古都を追いかけるのであった。
最後に古都が署で婦警さんと話した会話の一部が回想として入り、晃介のこと好きなのかな?って質問に頷く古都が描かれていました。
そんな感じで話的にはかなり佳境に入っているようにみえましたねぇ。古都の本心もついに語られるようになりましたし。で、青森へ向かおうとする古都は何を思うのか、晃介は古都を連れ戻せるのか。古都と彼女の母の関係が変化する事はあるのか・・・次巻の展開が非常に気になります!!
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