久我原リクは下校中にサキュバスが捕食する現場を目撃する。そしてその強烈な姿に心を奪われ、どうせならサキュバスに殺してもらいたいなんて考えていた。そして再びそのサキュバスに遭遇したのだけど、そのサキュバスはクラス委員長の霧原メイだった!?
話はリクが下校中にサキュバスの捕食現場を見た所から始まる。
現場を見られてしまったサキュバスがリクに「食後のデザートになる・・・?」っと迫ってきたように見えたけど、実際には去っていく
翌日の放課後に昨日見かけたサキュバスを発見し後をつけようとするが、逆に見つかり「命を吸われたいワケ?」っと聞かれてしまう
彼女が目を見開くとリクが身体が動かなくなり、サキュバスが
おっぱいを顕にしながら、迫ろうとする
が、その時に彼女の胸元のホクロがどこかで見たことがあると思い、思考を巡らすと同じクラスの委員長と同じであることに気づき聞いてみると、本当に委員長のメイだった!!
そしてリクは彼女に目を輝かせながら
「僕も、ああいう風に殺してくれるの!?」っと迫ってくる!!
この反応にはメイの方が驚き、場所を移すことに。
サキュバスではなく委員長のメイの姿になった彼女と会話することになり、性交したら死ぬというのだけど、死ぬ瞬間が気持ちいいならそれはすごく幸せだと思うっと目を輝かせながら言う。
何なのコイツ?っと思いつつもメイは若い子からは吸ってはいけないことを告げる。それがルールだと。
そしてリクは手伝わして欲しいと言ってくる。その後、メイはああいう死にたがりみたいな言葉は所詮口だけだといってサキュバスの姿になってキスをする
その際に口からリクの精気を吸う(口からだと殺すほどに吸えない)。これで怖さは十分に味わったでしょっと言って彼女は去る。
でも翌日、リクはメイに手伝うっと言うのであった。「キミにこそ殺されたい」っと。
その後、サキュバス達の職場に連れて行かれる。そこは役所。地下に通されるとそこには
サキュバスがいた!!
その中のひとりに襲われそうになるも、受付の人がそれを止める。どうやらサキュバス達は今は政府に管理されている身らしい
で、なんでリクをここに連れてきたのかと言うと記憶を消すことだった。その目的の人物のいる所に向かう途中に何で管理されているのかって話をメイに聞く。どうやら彼女たちは後天的サキュバスになった「劣化」サキュバスっってことらしい。
彼女たちは普段は人間として生活しており、この生活を捨てて生きていけるほどの力はないので、従っている模様。
で、目的のサキュバス・静香さんと出会い記憶を消されそうになるも「もうかかっている」と言われる。どうやらメイが脅しとしてちょっと吸った事でメイの力が掛かってしまい上書きできない模様。
リクは手伝いたい言い、そこに受付の人が来て手伝ったもらったらと言われ渋々承知する(ちなみにこの人、メイが若い精気にやられて「ルール」を破ることを観たいだけだった・・・)
で、メイのお仕事(精気を吸う)現場を生で見る事に
でもメイは搾精シたことが原因なのか、リクから精気を吸いたいという衝動に駆られていた。そして自制できなくなり目を血走りさせていた!!
でもリクは今は駄目だと牛乳を差し出す。これでメイの衝動は収まった。で、その牛乳を頭からぶっかけて頭を冷やすことになるのだけど、その姿は逆にエロいことになってしまっていた!!
リクはメイに殺されたいのだけど、後のことをどうでもよくしたくはないっと考えていた。それを聞いたメイはリクのような存在が必要だと感じ、リクが大人になったら希望を叶えるっと言うのであった。だからその時まで生きてなさい。その時になったら卒業させてあげるっと
唐突にリクから「殺して欲しい人がいる」と言ってくる。しかもしっかり許可は取っていた。
そして向かった先にいた男性、彼はリクの父だった・・・
怪我で記憶が変になってリクが生まれる前くらいの記憶になっている模様。そして父は今一番幸せだと言う。そして語られる父はどうしてああなったのかを。母が父とリクを捨てて消えたこと、自暴自棄で酒を飲んで仕事中に怪我をシたこと、しかも自暴自棄になった父はリクを女装させ、妻に見立てて・・・
・・・かなりキツ話なんですけど!!
これを聞いたメイはリクに話をして、復讐なのか?っと聞くのだけど、そうではなく父は今一番幸せなので、そんな幸せ状態の父を殺してほしいっと
記憶を取り戻したら人生に後悔しかなくなる。そしてリクをどうにかすることでしか自分を保てなくなる。だからっと。
メイはもちろんそれに異を唱えるけども、リクは覚悟していることを知ったので、殺すことを決意
で、スるまえにリクからある服を着てほしいことを言われる
ってそれ・・・
リクから母とシているように思わせてほしいっと言われ、メイはそれを受諾する。
そしてリクの父と・・・
で、外で待っているリクに受付の人が現れ、人のイヤ部分を抉って悦に浸たろうとするが、リクはそんな彼女を薄っぺらい人間だと言う。
そして様々な葛藤の末に自分の父を殺そうとシているメイのほうがよっぽど感情豊かだと
メイの方は父の精気を吸って殺すのだけど、彼の最後の言葉・・・もしかして!?
終わった後にリクと話すメイ。リクに卒業して自分に殺されるの、それで良いのかと聞くのだけど、リクは今普通に生活が送れてメイのような存在に会えたのが一番幸せだと。この状態で「もっと」を望んだら父みたいになってしまうかも・・・っと。
そんな話を聞いたメイはつい抱きつき、
「もっと幸せになれる」というのであった。
そんな2人の様子を見ていた静香。メイはリクの父とした際に擬似的に名付けの経験までしてしまい、リクに母親のような感情を持ち始めているかもしれないっと
アレ以上深入りさせるのは危険なので、自分たちで壊さないといけないっと静香を含めた皆がリクとメイの学校に現れるのであった!!
って感じでサキュバスとのエッチなドタバタ劇が描かれるのかな?なんて思っていたら、思っていた以上に重い話が展開されていて正直驚きました!!(ってか重すぎだろこれ・・・サキュバスたちのエッチな姿を堪能とか言っている場合じゃない感がすごくするのですけど!!)
あとがきでは次巻からはドタバタしているところをもっと出していきたいっと描かれていたので、次巻ではそういう展開になると良いのですけど。(でもこの話からドタバタ劇になるのもそれはそれでどうなの?って思う所はありますが・・・)
そういう意味でも次巻の展開は気になるところです!!
メイは大変エロいサキュバスなので、その部分ももっと描かれるのを期待シています!!