主人公の稲井有は青春のすべてをAVに捧げており、後輩の田中と主にAVの文化を守るため、アングラでAVの販売を行う(文化を守るためなので、これビジネスとして取り扱うつもりはない。そのためにお金も支払う側のお気持ち価格で販売)。
物語は今から三年前。日本のエロが殺された所から始まる
超少子化高齢化社会となり、政府が出産率を上げるために日本から性的興奮させるものを全て撤廃するという法律が施行された。要は「ヤるなら産め」っと。
こーしてエロは国の奴隷となった
そんな中主人公の有は田中はエロを取り戻すべく抵抗をしていた。具体的には男たちにAVと大人のおもちゃを売っていた。しかも金額は求める人の「気持ちでいい」っと
そして有がこのような抵抗をするキッカケとなった理由が描かれており、彼が高●生の時に「アダルトコンテンツ取締法」が可決され、有にとってはAVは現実を忘れるための魔法であったけど、この法案が通ったことでもう頼れない。そしてAVを持っている有に突き刺さる周りの目。でも彼は今までどれだけエロに助けられていたのかを思いだし、そしてこの時にエロを救うことを決めた
彼はバイト先ビデオ屋でAVを求める人に対して彼らが求めるAVを渡しており、そのやり取りには隠語が持ちられていた
ここでの「灯台」というのは地図記号で、それは「アナル責めモノのAV」を意味していた。
そんな有と田中のもとに警察(アダルトコンテンツ取締官)の花鳥が現れる。
有はアダルトコンテンツ所持要注意人物5人の中で一番要注意人物であり、しかもこの取締官、容赦なく銃を撃ってくる。(彼女曰くAVでヌくのはレ●プと同じだと・・・)
だけど、有はAVのモザイクアートを使ってうまく逃げ出す
有は射たれていたけど、防弾AVによりピンピンしていた。またAVに救われたという有。
ちなみにモザイクアートに使用したAVはパッケージだけで実際のDVDは普通のものであった
花鳥たちはその後もAVを所持している者を取締っていく・・・それにしても彼女がすることはあまりにも非人道すぎやしませんかねぇ
彼女的にはエロは女性を侮辱しているようでそんな奴らに人権はないらしい。そして彼女の課長さんもなんか狂っている感があるよなぁ
花鳥のやり方で必ずこの文化(AV)を根絶しろって言うし!!
一部の男たちはエロを守れっとデモしているが、それをみた有は「そんなやり方じゃ何も守れーよ」っと言う。正面から行ったてダメだと
それを聞いた中田の「ならどうやって守るんですか?」という問い、気持ちはわからんでもない。
有のもとに弁護士が現れ、彼は実は脱法アダルトコンテンツ販売を行っていた。そして有に手を組んで一緒にアダルトコンテンツを広めないかっと言う
でも実際のところは有は日本で唯一脱法でAVを作成している天使愛の販売権をもっており、その権利が欲しいだけであった。
有はAVはビジネスにする気はないのでこの提案を拒む
こーして交渉決裂するのであった
花鳥はAVを所持していた奴らを尋問し、そして誰から受け取ったのかを吐いてしまう
それにしてもこの花鳥さん、なんか私情も入っているような気もしなくもない・・・
また天使愛の方は方でこの状態の日本をAVで変えてやると行き込んでおり
彼女は次の新作は青姦にすると言う!!
天使愛の新作を受け取った有の元に再び花鳥が現れ、有がAVの「所持」「売買」「使用」する機会を待っていた事を伝える。
ここまで来ると重罪人なので万死に値する模様。
有と田中はここから逃げ出し、車で追われるものの自作したマジックミラー号でこれを振り切るも・・・
途中で天使愛が緊急逮捕されたニュースを聞いてしまうのであった
そんな感じでエロが無くなった日本でAVに救われた男が今度は自分がAVを救う為に立ち上がり、AVを販売(金額は支払う側の気持ち次第)エロの撲滅を使命とし非人道的な行為も厭わないアダルトコンテンツ捜査官・花鳥の手から逃れていく有と後輩の田中の様子が描かれていました。二人の方は現状はなんとか逃げ延びたのだけど、有達が守ろうとしている新作AVを提供シてくれる女優さんが逮捕されてしまったら、新作がでなくなってしまうことになって手詰まりになってしまいませんかねぇ。
この女優さん逮捕が有たちの今後にどんな影響を与えることになるのか、次巻の展開が気になるところです!!