大山武子はオタサーの姫である
そしてこのオタサーには彼女とオタクさんの2人しかない。
武子はオタサーの姫としては未熟なのでこのオタクさんで練習しているらしい(他に居心地がいいのでなんとなく通っているけど)
そして今日も今日とてオタサーの姫としての修行をしていくのだけど
このオタクさんはそもそも彼女のおねだりに対して適切な答えをくれるし、色仕掛けしてもそれに引っかかってくれる男ではななかった。
そもそも武子自身「オタサーの姫に・・・私はなる!!」って言っているけども
「オタサー」とは何かよく知っていないのであった・・・
で、色々なサークルを見てそこでの姫として何ができるか考えさせられたけど、結局「オタサー」についてはよく分からないままであった
オタサーぽいことがしたいっとカラオケに行くことになり、そこでオタクさんが熱唱している(歌がうまい)横でタンバリンシたり(普通は逆)
オタクさんが女の子と話しているのをみて「もしかして彼女?」っと焦ったりする
実はゼミの仲間であり、それを知ってホッとする。(「オタサーのオタクは皆自分にメロメロじゃないといけないんだから彼女なんて作っちゃダメ!」っと結論づけたりする)
またある日ゴスロリ衣装を着た女の子がおり
彼女はオタクさんの妹・なゆ(名字が違うっとナニやら事情がある模様)
この妹さんはなんだかんだでオタクさんの事好きだし、なんだかんだで仲良くなっていく
自分色に部室を染め上げようとするも掃除の際に出てきたディアボロにハマってしまったり
ってかこの話でオタクさんがまたいい感じにフォローしてくれているんだよねぇ。
男の子の心はお腹から掴もうって記事からクッキングに目覚めてオタクさんに弁当をつくることになった武子
オタクさんがまた武子の欲しい言葉をくれるので、調子にのって弁当を作りまくる事に(オタクさんしかないので、完全に彼氏に弁当を作ってくる女の子になっている)。
オタクさんもオタクさんで、お弁当の食材代くらいのバス券をしっかり返してくれるのがイケメンすぎじゃね?(武子的には初めて貢がれたって思えるし)
オタクさんの日常を見ようと、彼の住んでいるアパートにまで行って日常模様を見て、彼は裏表のない人だと確認したりする
ってか普通に男子の部屋に行くとか武子も非常にアグレッシブだよねぇ。
ゲームにはまりこんで部室に来なくなり、なゆが物足りないっとオタクさんを連れて様子を見に行く事に(住所は以前教えてもらっていた)。そこで見事にハマっていた彼女がいたけど、
ゲーム以外すべてが面倒になって全裸でプレイしていたのであった
漫研やアニ研の女子が巨乳キャラについて知りたいっと武子にモデルを依頼。彼女は喜んでそれを引き受ける。彼女たちは揺れる
おっぱいというのを間近で見ることになったり
ヌードの依頼をしても、姫としてチヤホヤされるのならっと普通に脱いでしまう(それでいいのかって思ったりもする・・・)
そんな武子をみて非常に危なかっかしいと思った2人だけど、あの子が食われずにやっていけるのはオタクくんのおかげだと知り、彼に「泣かせたらダメだからね」「大事にしてあげてね」なんて言うのであった・・・
オタクくんとのスキンシップをすることになり、オタクくんの腹のお肉を触る際になんか大変なことになったり、自分のをあてるってことになった際によー分からん練習をしたりする
なゆが武子の生態を観察することになったけど、結果的にはなんか分からんことになっていたし
武子は実は意外と絵が描けたりして、それをオタクくんがいい感じにフォローしてくれたことで、アニ研が無茶なことをしようとしたのを喰い止めることができたりしたのでした
また部室に冷蔵庫を置くことになったけど、それは実はオタサーの姫として誘惑する練習の為だったのだけど、結果的には自滅したりする
漫研のセンパイが武子の目指すオタサーの姫の像に近いので、様子を追って真似して見ようと考える。
その純粋さに結果的にはセンパイの方が負けるのであった
武子はミスコンに出ることになり、気合入れるのだけど
オタクくんは妙に反応が薄い。もしかして自分に本気で惚れて独占欲が働いたから乗り気じゃない!?
そこからオタクくんは自分に期待してないってことを知り、期待しなかったことを後悔させたいっとステージを沸かす事に!!
周りは白けた空気になるけど、それにたいしてオタクくんは全力でノッてくれた
その結果停学処分を受けるも、オタクくんはその事に対して後悔はないっと言う
その後、武子がミスコンでしたことはオタサーの姫のやるようなことじゃなかったので悔しくないというが、オタクくんのほうは
悔しいっと。
どうやら彼は本気で打ち込んだものが報われなかったことの悔しさを知っている模様。逆に武子の方はそんな悔しさを噛み殺せるだけの心の強さがある。ある意味でこの二人はベストマッチなのかもしれない・・・
最後にスペシャルグラビアとして武子のグラビア本が!!
そんな感じでオタサーの姫になりたいために天然っ娘が一生懸命に姫を目指し、そしてそんな一生懸命な様を見たオタクがその彼女を全力で支えてくれるという展開が描かれていました。
武子の方は天然ぶりもあって何事にも失敗があってもそれを噛み殺せるだけの心の強さがあるので、常に全力で向かうこともあり、「皆からちやほやされたい」っという本当なら嫌がれてもおかしくないことも、武子が言うのなら・・・って感じになるし、そんな武子に全力で応えてサポートしてくれるオタクくんはホント、イケメンでしたよ!!
まあ武子のような裏がなく常に一生懸命な娘さんは見ている側も応援したくなるってもんですよねぇ。
停学になったけど、武子の方は全然意に介さいところ本当に強いよなぁ(流石に母の前では土下座したけど)