理は徹夜明けの帰りに高校時代すっと好きだった持田さんと再会する。彼女は幼稚園の先生をしている模様。理はぶっちゃけ子供は苦手だっと思いながら公園を横切ろうとすると幼稚園に通っているような子供姿を見かけたので、何しているのかと見てみると・・・
なんかとてもヤベーことシているんですけど!!
即埋められていた子供を救い出す。そして埋めていた子供は変な耳つけてパン一の格好だった。
でもこの状況は傍目から見ると理のほうがヤバいやつだと思われてしまうので、ひとまずこの子を連れて家にまで戻る(それはそれで問題だと思うのですが・・・)
で、この子供と話をシていると窓から鳥のような物体が現れ、「王女様に手を触れるな」と言う。状況が飲み込めない理。で、少女の方は椅子に座り自分が何者なのかを告げる
宇宙人だった!!
とは言え、理の方は半信半疑。それに対してリリンは能力をつかってみせるけど、その能力はしょーもない能力だった。その後なんで地球に来たのかを聞いてみると
まさかのしんりゃくに来ただと!!
このまま侵略されてしまう!?かに思えたけど、どうやら今回は偵察なので総攻撃はまだであった。それを知ったリリンは面白くないっとばかり帰ろうとするも、乗ってきた船は破壊されてしまっていた。つまりリリンは星に戻れない!!(救難信号を出したけど大体届くのは5年後)
それを知って泣き出すリリン。彼女は感情が爆発すると破壊的超能力を発揮するようで、このままで理の家が破壊されてしまう!!ってか問題は理の家だけでなく地球全土に影響を及ぼしかねない!!
このままみんな死んでしまうのなら・・・なんて一瞬考えも持田さんの顔を思い出し、まだ死ぬわけには!!っとどうにかしようとする。
で、泣いているリリンを見ているとかつての自分を思い出す(だから子供は嫌いだと・・・)。今彼女も地球で一人ぼっち。かつての自分と同じ。ならどうせ死ぬのなら自分が教育してみようかと、リリンにうちに住む?っと聞くのであった
そんな感じで宇宙人であるリリンとの生活が始まる。
翌朝彼女はお腹をすかしていたので地球の食べ物を普通に食べさせてみるも、まずいっと吐き出してしまう
なら何か買ってくるかと外に出ようとするも、リリンを置いていくのは怖いので、とりあえず服を着せて一緒に外へ。歩いている際におばさんに声をかけられ、うまい棒をもらい食べると
どうやらお菓子はOKらしい。
その後、総合スーパーに到着し先ずは服を購入(耳はひとまず帽子で隠す)
その後、子供のようにおねだりを言い始めるので、理は「お願いは一日一回まで」という決まりをつくり、それをリリンと指切りをする
で、今回のお願いで購入したものはラップであり、帰宅後そのラップをつかって部屋中イタズラ!!そしてイタズラしていたかと思ったら急に電池が切れたように寝てしまうのであった
寝顔を可愛いかと思ったけど
物騒な寝言呟かないで!!
翌日、お店で購入したヘアバンドをリリンの頭につけ、うさ耳のカチューシャをつけているように見せるようにする理
リリンの名前について話し合っていると大家さんが現る。どうやらうるさいと苦情が来た模様。リリンは隠れさせるけども結果的に見つかってしまい大家さんに説明することに。その際にリリンは自分の名を
「かあきたリリン」と名乗り、大家さんには家族であると思われることに成功するのであった(でも追加料金取られたけど)
またリリンの破壊的超能力で壊れた家の屋根はいつの間にか修復しているという謎のがあったりする。
その後、理は会社に行く必要が出てリリンをどうするかと考え、持田さんの務めている幼稚園へ預けることに。
でもそこにやってきた幼稚園を運営している息子さんが嫌なヤツであり、リリンが彼の車に落書きをしてしまうことに。彼の所に謝りにいくことになるのだけど、そこで結果的には彼の弱みをリリンが握りそれ故に入園を認めてくれた
ちなみにリリンが車に落書きをした経緯は彼が理のことをバカにしたからであり、悪いことをしたのは確かなので「ごめんなさい」させ、その上で「ありがとな」と言うのであった
そんな事で入園出来たのだけど、持田さんからお弁当がお菓子であった事を怒られてしまう!!
そう、食い物の件はまだ解決してなかった!!
なのでお菓子以外の地球の食べ物を食えるようになってもらおうとアレコレ試す!!
ちなみにその理由は
持田さんに嫌われるから!!
翌朝、早い時間から起きてリリンの弁当を作る理。そんな理を見てリリンもお手伝いし、お弁当作る!!
その様子はまるで親子のようであった
で、出来上がったお弁当はたしかに見栄えは悪かったのだけど、それを見た同じクラスの娘さんは逆にエモくて新しいと言ってくれた模様
リリンがでまかせをついてしまったことで理に遊園地に連れて行くようにおねだり
遊園地みたいな所って事で、デパートの屋上にある施設へ向かう。そこでリリン自身かなり楽しむことが出来たし観覧車で美しい風景を堪能したのでした!!
・・・でもアレは遊園地でなないってことを後から知ってしまうけど。
それにより家に帰りたくないっと持田さんの家に泊まることに。
翌日迎えに行くがリリンがいなくなったことを知らされる。どこを探してもいない。
理はリリンがいなくなって「いいか・・・別に」って思ったもののふと部屋を見回すと彼女と過ごした数々の痕跡・・・
そして理は必死になってリリンを探す!!
雨が降ってきたけど傘もささずにリリンを探しようやっと橋の下でうずくまっている彼女を発見。
で、いなくなった理由を聞くと今まで自分は本当の子供じゃないからっと今までの不満を話す。でも本当の理由は・・・
両親が来てくれない事であった(友達との会話から両親が迎えに来てくれないことに寂しさを感じてしまった)
そして自分がいいないほうがいんだと言ってしまう!!
それに過去の自分と重なる理。また感情の爆発により破壊的超能力が発揮され、リリンの真上の橋の一部が崩れて落ちてくる。そこからとっさにリリンをかばう理。その後、理はリリンが負担にはなっていないこと、両親が迎えにくるまで自分がパパにもママにもなってやるって事を伝えるのであった
そんな感じで突然出会った少女・リリンは実は地球を侵略しにきた王女だったけど元の惑星に帰ることができなくなり、また彼女は感情の爆発により破壊的超能力が発揮されてしまうことから、せっかく好きな人と再会できたのにそのまま死ぬなんて嫌だっと彼女の父親代わりとなって奮闘する様子が描かれていました。
一緒になって弁当を作ったり、休みの日に(一応は)遊園地に連れていったりと親ぽい事をシたけども、やはり実父ではないことで、リリンがその寂しさから感情を爆発させてしまうことになるのだけど、でもこのことがキッカケで二人の関係は一歩進んだ感じになったかと。
そんな二人ですが、次はどんな事が待ち構えているのか?理は持田さんと仲良くなれるのか?
あとなんとなく理の過去描かれていましたけど、その詳細も今後明らかになるのかな?
蒲 夕二, 高畑 弓 白泉社 2021-04-28