この実行犯はその場で死んでおり、名は希堂琴音、25歳の若手人気女優。そしてこの物語の主人公・神埼一のたった一人の幼なじみでもあった。なぜ彼女は獣にならなければならなかったのか、物語は「最悪」かたはじまる・・・。
話は一が徹夜明けで駅のホームで遅延していた電車を待っていた時であった。彼は一年ぶりに幼なじみで若手人気女優の琴音に声をかけられる
彼女からは「一兄ぃ」と呼ばれており、目の前にいる女性は間違いなく一が知っている琴音だった。そして1年ぶりに直で彼女と会話だけどいつもと変わらない感じの会話になる。
電車が来たので乗ろうとしたけど、琴音におなか空いてない?っと言われ、いわゆる二●系ラーメン屋に連れて行かれる。そこで食べながらお互いの過去の話となる
また幼なじみだからこそ、琴音が自分を誘い出すときは決まって何か迷っている事がある時なので、聞いてみるが茶化される。その後、琴音であることがバレそうになったので慌てて逃げつつ、その後、琴音に付き合う一であった
遊んだ琴音は「もう思い残すことは何もない」って口にしたけど、それって・・・
そして別れ際、琴音は「私を止められたのはお兄ぃ・・・あなただけだったのに」っと妙な事を言葉を残す
この時、琴音を引き戻していたら何か起きたかもしれないけど、非常にもドアはしまってしまう。一は何が言いたかったのか不明のまま帰路へ。そのまま爆睡。そして琴音は史上最悪の毒ガステロを起こし、そして自身もその場で死んだ・・・
一は警察に叩き起こされ、そして琴音が起こした事を知ることになる
事件直線に琴音と行動を共にしていた一は署まで同行し聞き取り調査を受けることに。
一はとても信じられなかったのだけど、この被害者の遺留品のカメラに琴音が写っていた。しかも彼女はその場でガスマスクを外し何かを呟く。その後、彼女自身も毒ガスによって死亡する・・・
警察は心当たりはないかと一に再び問う。一は今や女優の皮を被ったテロリストの正体を知る貴重な参考人の一人となっており、警察はこれほどの事件、メンツ的にも被疑者死亡じゃ終わらせられないっと言うのであった
そして本日の聴衆が終わり、家まで車で送ろうかと言われるが拒否する。すると警察はせめて裏口から帰り下さい。おそらく面倒なことになるのでっと言う。何言ってんだ?っと思ったけど、その意味を直ぐに知ることになる
たった1日でどうしてこんなことになったのは正直何も分からない一。警察の車で家まで送られている際に、彼のポケットの中には琴音のイヤリングが入っていた
あの別れ際に渡したものであり、でも自分に何が出来たんだっと考えていた。その時、ふと思い出す。コレが今ここにあるってことは事件当時にはつけてなかった。でも映像に写っていた琴音にはイヤリングがついていた
その後も、警察の聴衆は続くが進展はなし。警察のトイレに向かう際に女性とぶつかるのだけど、この時に無理矢理渡された紙があった。そこには電話番号が書かれており、ワナかもしれないけど救いを求めた一は電話する
そして電話に出た人に言われるようにバーへ向かう。そこには
テレビや映画でみる人ばかり。そして警察署で出会った女性は琴音のマネージャーを努めていた塩見さんであった。
ここにいる全員琴音と関わりのあった人たちで、そして協力を申し込まれる。でも一は琴音がテロリストだったとは思いきれないので一度断るも、皆断るも皆は琴音を信じている人達であり、琴音は冤罪かもしれないっとなので真実をつきとめることに
ここで一は皆に気になっていること(あのイヤリングの件)を話すのであった。
一方、警察の柳もあのイヤリングに気づいていた!?
こーして真実を見つけるために動き出した一達。琴音がよく訪れていた3ヶ所へ手分けして向かうことに
一は塩見さんと共に車である山へ向かうのだけど、途中危うく対向車と正面衝突事故を起こしそうになる。でも、対向車は脇見運転ではなく、まっすぐ突っ込んできていた!!
これには驚き、他の人に電話をするも女芸人の二人は・・・
急遽戻ってきたのだけど、他の調査に向かおうとしていた側にも怪しげなアクシデントが発生していたことを知らされる。向かおうとしていた3ヶ所同時に発生したトラブルに騒然としていtると、塩見さんの携帯に何かが送られてきた。そしてそこには病院に向かったメンバーが・・・
その後、塩見さんにメッセージが届く「これ以上踏み込むな警察にも知らせるな」っとどうやら黒幕の手による見せしめで殺された模様・・・。またあの毒ガス事件は被害者が666人に達し、ネットやSNSではこの事件をビーストと呼ぶ者達が現れていた。
一は宮ノ森さんに呼び出されており、そこで彼女から何を隠しているのかを問われる。なので、あの最後の言葉を伝えるのであった。
そして一は引き続き事件を追うことを決意。「好きだった女の最後の願いをなかったことにはできない」っと。ここで一の琴音への感情が分かる感じですか。
また宮ノ森さんもまだあの事件を追おうとしていた。どうやら彼女も一と同じような気持ちであったから(それ故に一のような言葉をかけて貰えなかったのがずっと心に残っていた模様)
そしてここで一はまた選択を誤り、彼女と共に事件の闇に迫ろうとしていた。それ故に・・・
それは起こるべくして起きた事であり、二人共この場で・・・
一は死ぬ間際、手に持っていたイヤリングを握りしめながら「せめてもう一度あの時に戻れたらら、今度こそオマエを・・・」って思った瞬間
電車の中にいた!?
一体何がどうなって?っと困惑する一。その時、電車の中の人の会話を聞いてその日は琴音が犯行に至る日であることを知り、時間が戻っていた!?しかも一が望んでいた時間に!!
ただの夢?夢でも何でもいいっと一は犯行現場に向かう
これは本当にオマエがやったことなのか、ちゃんとこの眼で確かめさせてくれっと向かう。別人であってほしいうと願いながら琴音っと叫ぶ一
すると犯人は本当に琴音であることが判明してしまう。なんでこんなことになってしまったっと琴音に問うと彼女はマスクを外し、ミヤコのためにはこうするしかっと涙を流しながら言う
ミヤコという名は聞いたことがない一。
でもこれで分かったことがある。理由はどうあれ琴音は自らの意思でこの惨状を引き起こしたことを。沢山の命を引き換えにしてまで何を望んだのか?そしてこの瞬間の琴音を止めても彼女を救うことはできない事を知り、彼女が追い詰められる前にこの手を差し伸べなければっと考える
それはいつまで遡ればいいのかわからないけど、彼女を止めるためもう一度だけチャンスをくれろ願うのであった!!
こうして物語が、はじまっていくのだけど、果たして琴音がこんな事を起こした原因を知ることが出来るのか、そしてそれはいつ発生したことなのか?ミヤコとは誰なのか?あの片方のイヤリングに関しては何なのか?そして一が過去に遡れるのはどうしてなのか?っていろいろ気になる所が満載でいたし、そしてすごく引き込まれました!!
1巻は物語のプロローグって感じでありこれから本当の物語がはじまるって感じの終わりなので続きがすごく気になりますわ!!