この巻ではジャン達が未踏破区域でとんでもないものを目撃してしまったり、「聖剣の勇者」セイは暗黒大陸に到着し、その後の模擬戦にてその実力が明らかになったり、亜人型モンスターとの「聖戦」が迫る中で、聖教会によって「敵」と「味方」の境界線が激しく揺れる事件が勃発する、そんな展開が描かれています
最初は「家畜通り」にてセレスの話。班長は一応セレスが「アウト判定」になる前に「止めてくれた」ことを知る。更にすべての班に「工作員」が複数名混じっていることを知らされる。更に「新入りのフリをした工作員」もいるっと。
仮に工作員なんて本当に居なかったとして、この班長の言葉で団結が困難になってしまった!!
そんな中で一人声を荒げる者が現れるも、ケリによる制裁を喰らってしまう。そこから「気持ち気持ち」って言うヤツに限って本気で人の気持がわからないのだろうか?って会話があり、班長はあの手の輩がいう「人の気持ち」の「人」とは自分が共感できる相手だけを指すこと。「自分の気持ちを尊重しろ」と騒ぐのは外聞が悪いから「人」をダシにしているだけっと
この一通りの会話を聞いていたセレスは班長は既に洗脳済みであはあるけど、なるべく自分たちが処刑されないように動いてくれていることを知る。とはいえ、あの班長の言葉はかなり効果的であり、相手が工作員でないと確かめる方法もセレス自身も工作員でないと証明する方法もないのであった。
ここからジャン側へ湖の場所で軽く飯を食ってから帰還開始しようとしたら、そこでマーメイドを見つけてしまう
マーメイド側もジャン達を発見したようで、明らかに人類を敵視しており、一目散に湖の中に潜って姿がみえなくなってしまった!!
マーメイドだけではなく、マーフォークという幻の亜人型モンスターの姿もあった。
この件で奴らは淡水だけではなく海でも生きられるとしたら、更に数が多かったら海を渡れなくされる恐れがあり、水辺を利用できなく可能性もあることっと。そうだとしたら危険度はクラーケンどころじゃない!!ジャン達は報告するするために帰還する。
場面は船上のセイ側へ。酒精飛ばした葡萄酒を飲んでも酔っ払ってしまったセイはマユリに絡んでいた
でもマユリ自身はそんな感じで絡まれても悪い気はしてなかった(っていうか9歳にセイに救われた際に初恋した模様)。
しかもセイの方は女の子同士でも問題ないとばかりにキスしてくる
しかも続けてキスしてくるからそれはもうねぇ・・・
ジャン達はマーフォークの存在をギルドマスターへ報告していた。海上を封鎖される可能性はないうのか?っと聞いてみるが、ギルドマスターの返答はなんとも言えない反応であった。まあ「海」はあまりにも広すぎて深すぎて危険だからねぇ。
そんなマーメイドたちの居城に住んでいる王妃の元にハルピュイア・カスメがやってくる
テオからの伝言を伝えに来たのだけど、マーフォークたちの方針は「キ●ガイとは関わらないのが一番」というスタンスをとっている模様。また人間と戦ったら負けないと決まっているけど、「負けない」だけで地獄の始まりなので、人間には関わりたくないことを告げる
カスメはなんとかして人間どもを駆逐したいと考えており、なにかを考えつく(一体、それは何なのだろうか・・・)
話は変わってジャン側へ。次の目的地は「西アイギス」に行くことが決定し、キャラバンがいつ出るのかを調べてそれまでは休憩することに。そんな夜、ジャンの元にナギさんから「しよ?」の合図が!!
そしてそのまま彼女と関係を持つ。今日は大丈夫な可能性があると言われ、結局そのまま中に出してしまうのであった!!
セイ一行はついに暗黒大陸へ到着。ここでセイが勇者御一行の紹介をする
これを見たジャンの印象は「なんかすっげぇの来たなぁ・・・」であり、まさにその通りだよなぁっていう感想しかないよなぁ。
その後、ギルドマスターからセイにティーチとの模擬戦を提案され、それを受ける。実際対峙したティーチはカナタと模擬戦した時とは別種の「異常」さを感じており、実際にティーチの完全に動きを読まれしまった
そんなセイを見てマユリはセイは頭脳派であること。その天才的な頭脳でもって確実に空いての動きを読んで裏をかくことを脳内でおもっていた。
とはいえ、どうやら彼女はかなりピーキーな模様。
でも、その後の発言によって一部でめんどくさいことになってしまったようだけど、セイ自身は特定の人に答えたの以外覚えてなかった
聖教会側はネゴ神父とシエ神父に、「弓王」「剣姫」「盲導人」への交渉を一任する。
で、ボーゲンの元を訪れ(ちょうどバトさんのマッサージを受けていた)協力をお願いするも、ボーゲンは人に類するものは殺さないことを告げる(相手が戦いを挑んでくる場合は別)
その件でまずは情報を集めるためにその理由に至ったのかを聞き出す。その理由を知りつつ、亜人型モンスターは人ではありませんよね?っと言うけどボーゲンは「人」に亜人は含まれると答える
それを聞いた二人は利害をもって動かすしかないって結論に達するのだけど、それに対してボーゲンの空気が変わり始めリ
で、それは彼らの交渉の一つではあったけど、ボーゲンは国家程度が相手な平気で噛みつく者であることを知らなかった故に、交渉の仕方を間違えてしまった
故に二人は殺されてしまった。
聖騎士たちが神父の死体を高々と掲げ、仲間の死体を縄で引きずり、呆然と街中を歩み行く様に憲兵が事情を聞くことに
でも「弓王」案件であることを知ると、皆去っていく。弓王は文字通り一国の王と同等の権力を持つ存在であり、他所の憲兵はその王様逮捕しないし、出来ない。今回の件は「そういうこと」だと・・・。
で、バト側であるが、あの一連の行為を見たミルヒ・カカオの内心はめちゃ怖がっていた(あんなの見たらねぇ)
その後、ボーゲンは国相手とやり合うことになりかねんので山へ行方をくらますと告げる。そんな話を聞いたバトは自分も行くというと、あっさいり「いいぞ」と言われる
ついでに結婚してって言うと、それもあっさり受け入れてくれた!!
そしてこの4人は姿を消す。
で、聖教会側は事態の把握に向かおうとするも、ギルドマスターからも協力を得ることが出来す、逆に全人類と人類の裏切り者ボーゲンと戦争に至ろうとしてしまったが、結果的に死者3名にて終結する。
そんな話を聞いたジャン達はある意味納得していた。そして西アイギス行きのキャラバンと行動して西アイギスへ
一方、最強のレッドキャップ「白面金毛」の方は復調した模様・・・
これはどうなるのだろうか?
そんな感じで今回は「聖剣の勇者」セイ一行がついに暗黒大陸に到着し、セイは普段の生活ではちょっとアホの子ではあるけど、ティーチとの模擬戦に於いては「頭脳派」である事をいかんなく発揮してました。
またボーゲンさんの件ですが、伊達に「弓王」と「王」が付いてない人であり、人間社会に一切頓着なかった点はある意味納得でした。それにしてもバトさんはこのタイミングで恋が成就して良かったのですが、ミルヒ・カカオにとってはとんだ災難だった感じが。今後、ボーゲンさんは第三勢力って感じになるのかな?
そんな事がありつつ、セイが暗黒大陸に到着し、「白面金毛」も復活したことで、人間と亜人型モンスターとの「聖戦」が迫りつつある感じがしますが、ジャン達はどうなってしまうのか、今後の展開が気になります(「白面金毛」との再戦あるのかな?)
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