最初はお茶の間に放映された
北斗の拳を見た視聴者たちの反応が描かれており、なんというかこれらの反応って実際にアニメの
北斗の拳が放送されたときの視聴者たちの反応って感じがあるなぁ。
そしてドラマ撮影の方は
トキ編の収録へ。
今回
トキ役の方はドラマ出演が多く幅広い視聴者に人気がある俳優・大石さんであり、ジャギ編で登場したメソッド朽木とは全然違く人柄がいいと評判の俳優さんなのでスムーズに撮影が進むかと思ったら・・・
いきなり気絶してしまうという展開に。その理由が残酷なシーンが苦手っていうまさかの展開!!今度の俳優さんは「いい人過ぎて撮れない」って問題を抱え込むことに!!
ホント、この撮影現場色々問題が出てくるなぁ。
なんとかして耐性をつけてもらおうと歴代の爆死人形を見せるけど、そのたびに気絶してしまい、逆に俳優をいじめているって状況になってしまっていた
彼は以前のドラマで手術の撮影を撮っていた事を知り、大石にその時の話を聞き、更に監督はセリフを変える対応を行い、ついに成功する(この監督ひでぇ注文をつけることもあるけど、やっぱ有能だよなぁ)
でもそれにより大石を変に目覚めさせてしまったことになる。
で、ついに橘(ケンシロウ)との共演することになった大石。特殊メイクで人相が悪い感じになり、子どもとの撮影になるも・・・
その悪役メイクを気合い入れすぎたために子どもが怖がってしまうって事に!!
結局特殊メイクをすべて剥がしたことで無事に撮影が進んだけど、この同一人物とは思えない顔が更なる混乱を呼び込む事に!!
とりあえずは監督が上手く過去と今を繋げるるのであった
その後も大石と過去のケンシロウ(子役)との撮影で、
トキの過去編が上手く撮影できたのだけど・・・ここで現場とは別口で発生する無茶振りが!!
その話が監督にまで伝わり、どうしようかって話しなるけど、そこで悪の
トキは偽物にするって方向に決まり、ここで偽物は「アミバ」って名前に決定する!!
そしてそんな話の都合でケンシロウが随分抜けているって事になってしまうことなる・・・・哀れケンシロウ
で、その話を実際に橘と大石に話をすることになるのだけど、当然ケンシロウがおかしい人ってなることに納得いかない橘
しかも
トキではなくなったので、めちゃ弱体化してしまいその点でも二人からの抗議が出てくる!!(まあ分かる)
で、ここでレイ役の将真が登場。偽物であるアミバに関する説明役になるのだけど、彼はすでに世紀末な思考回路に侵されているので、提案がヤバい
ってか、人質役の女性かわいそう・・・
そしてアミバは「おれは天才だ」って言葉をよく喋るけどそれはまさか、話の展開的にケンシロウがおかしい人って事で橘の情緒が不安定になってまうのをなんとか抑えるために考えられたのか、ホント上手く繋げるよなぁ
その後、大石が
トキとアミバを一人二役でやることになり、それをリアルで正確な演技が演者の幻影を見せるほどの出来であった!!
でもそれを言われた大石はドン引きしてしまう。
そしてアミバの最後を撮影する際に、セットから飛び降りることになり、その際に断末魔「うわらば」が出てくる
後ろ向きで飛び降りたことから「バラバラになって死ぬ」って思った大石がとっさに口からでた言葉であった。
こーしてトキ編の撮影は終わる。やっぱり今回の件は視聴者は納得するのか?って疑問が出てしまう橘・・・。(だよねぇ。)
そしてアミバが好き勝手していた間、トキはどうしてたのか、その疑問を答えるために
シェルター回を撮影することになるんだけど、その際にスタッフが何かに気を取られていた。そこには先生と園児たちが!!
どうやら子供向け特撮番組がファンサービスで撮影見学をしているのだけど、違う場所で撮影ていた模様。で、
北斗の拳は子どもたちにも知られていたので撮影見学ついでに二、三人演出してみないか?って話をしたらみんな出たいってことになり、全員
シェルターに入り込む!!
こーして結果的に中から閉めようとするシーンを全部抜いてトキだけ
シェルターの外で扉を締めるって事になる。その際につい笑ってしまうのだけど、監督からしたらこの笑みはケンシロウと子供達に未来を託すという自身の選択の正しさに満足する「笑み」っと捉えられOKとなる
で、次は長兄ラオウの登場かと思いきや、台本が変わってしまった影響で当分でないことになった。で、話は囚われているトキがいる牢獄へ向かってことになるのだけど、ここで大石が階段で瓦礫でバランスを崩し事故が発生してしまう、それにより足を捻ってしまう!!
このままでは撮影続行不可能になってしまうのだけど・・・この事がキッカケで北斗有情破顔拳が生まれるのか・・・次巻ではこの辺りの話が描かれていくんだろうなぁ。
描き下ろしの「
北斗の拳FUTURE4」では令和にリメイクする際にトキとアミバはしっかり2人を用意することになったり、トキとアミバの関係の話をしたり、令和版でも
シェルターの時は子供を沢山呼んで撮ることになる、そんなお話が描かれてしました。
そんな感じで今回はトキ編の撮影の様子が描かれており、最初はトキを完全悪役として進行していたけど、上からのある一言により急遽仲間にすることなった故に偽物アミバという存在が出来た話が描かれていたり、それ故にケンシロウがおかしい人になっていくという悲しき改変があったり、あの
シェルター編はそういう理由であんなことになったのか!!って展開になったりっとホント現場は大変だろうけど、なにかと上手く合わせて来るなぁって思いました。そこがホントこの漫画を読んでいて面白い点で、毎回「そうきたか!!」って展開がイイですよねぇ。
この巻の最後でもトキが何で座っているのかって点への理由付けができましたし、今から次巻の展開が楽しみです!!
武論尊,原哲夫 コアミックス 2023-05-19
武論尊,原哲夫 コアミックス 2022-10-20
武論尊,原哲夫 コアミックス 2022-04-20
北斗の拳
世紀末ドラマ撮影伝 の記事
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