三次元よりも二次元の世界に浸ってきた勇紀は漫画家の夢の第一歩としてラブコメ漫画を出版社に持ち込んだものの、「何かあんま面白くねーなー」っと言われてしまう。
夢があっさり破れ漫画をどこに捨てようかと悩んでいた勇紀の前に仁衣奈が現れる。で、自分のロッカーに入れたつもりが彼女のロッカーの中にしまっており、彼女に漫画を見られてしまうのだけど、その反応が・・・
って彼女も漫画を描いていたことが判明。
彼女の漫画は絵は上手い。それを見てて鬱モードにが言ってしまった勇紀。つい編集者に言われた事をつぶやき始めると仁衣奈から
自分と付き合ってくれない?っと言われる。
どうやら彼女も担当さんに恋愛まんがなのにリアリティないと言われており、利害関係の一致ってやつなので経験なけりゃ経験すればいんじゃね?っとさっそく勇紀をつれて漫画の再現を始めていく。
そんな中で勇紀はつい、漫画やめるつもりだったことを伝える。それに関して仁衣奈も面白いか面白くないかで言うと面白くなかったっとはっきり口にするけど、
「キャラクターに愛があった」事を伝える。
逆に自分の方が才能ないっていう仁衣奈に対してそんなことないっと彼女の絵からどれだけ努力しているかを力説して伝える。そうすると彼女は顔を隠して照れながら「ありがと」っと口にする。
そんな時に先生がやってきたので慌てて教壇の下に隠れる。奇しくもラブコメの定番展開になる二人
ここで仁衣奈からて繋いでみようと言われて手をつなぐ。その際に音をたててしまうも、先生はいなくなった。そして仁衣奈は教室から出るけど、その際の彼女の表情は・・・
めちゃドキドキしていた模様。二人共手汗を気にしているところがまたイイし、現実を知った勇紀はもう一度描いてみようかなっと思うようになる。
そんな事があった翌朝、勇紀は仁衣奈の夢をみることになるのだけど、その際彼女はおっぱいをさらけ出して迫ってきていた!!
そんなこともあって勇紀の頭の中にギャルが侵食していく状態に。そんなことを考えながらロッカーをあけると、ラブレターがたくさん入っていた。もちろんこれは仁衣奈の仕業。勇紀自身は昨日で終わったのだと思っていたけど、恋の勉強はまだ始まったばかりだという。そんなタイミングで仁衣奈が声を掛かられたので、その隙にその場を去った勇紀だけど、その後彼女はしっかり勇紀の元に現れる。
疑似だとはいえ、こんな声かけられたドキッとしちゃうよね
更に体育の前に勇紀のジャージを脱いでもらい、それを借りるってシチュエーションを試す
もちろん勇紀には仁衣奈のジャージを渡していた。とはいえ、名字がプリントされているので勇紀的にバレたら大変なので見せないように死守していた。
そんなタイミングで体育館の二階のギャラリーにいる仁衣奈から呼ばれ、授業をサボることになる勇紀。そこで仁衣奈から好きなまんがを聞かれて昔に面白くないっと言われたまんがの名前を伝えるのだけど、
仁衣奈もそのまんがは好きだったことが判明する。
そして夢中になって仁衣奈と話をしていき、まんがの中での同じ行為をして仁衣奈の頬を触ってしまうけど、逆に仁衣奈の方がより大胆にハグをしてくる
漫画を描き始めた勇紀。そんな時に仁衣奈に夜の学校に呼ばれる。理由はまんがの為に夜の学校を味わっておいた方がいいって事であった。で、教室を見て回った後、プールへ
ナイトプールみたいっとエモさを感じる仁衣奈。
ここネーム描いてる?って話題からで勇紀が漫画描くの怖くないんですか?っと仁衣奈に尋ねると、プールに突き落とされ、仁衣奈も入ってくる。そして
ネガティブ禁止を言い渡される。
その後、夜のプールで水の中に押し合い的な行為をする二人。仁衣奈の衣装は濡れて胸元が!!
その後、お互い下の名前を教え、それを口にする。
でも口にしたのは勇紀だけだったのだけど実際仁衣奈の方は度胸がなくて口にできなかったりしていた・・・(ここの仁衣奈の見た目に反したウブさがギャップあっていいよねぇ。)
翌日、昨晩のプールの件で熱を出して寝込んでしまった勇紀。そんな彼の部屋のチャイムが鳴り続け、出てみると
仁衣奈であった!!
仁衣奈的にも昨日のプールの件で風邪引いたと思ったようで謝りに来てくれた。
で、家の人が夜まで仕事でいない事を知った彼女は「風邪引いた彼氏を看病する」を行おうとする。
そして勇紀の部屋に入った仁衣奈の反応がびっくりするぐらい喜んでおり、更に勇紀の枕で抱きながら漫画を読んだりする!!
その後、おでこで熱を測るけど勇紀はボケーっとした反応をしている(ただ単に熱でボーッとしてしまっている)ので、勇紀にも恥ずかしくなるように誘う
で、勇紀はついに限界で倒れてしまうのだけど、それが丁度仁衣奈の唇の位置に!!(勇紀はマスクしていたのでノーカンって事で)
キスされた!?って思ったときの仁衣奈の表情がもうねぇ
勇紀の様子がおかしいかと思ったら新しい漫画を描いていた。勇紀は自己満足の為だったけど、それを聞いた仁衣奈は編集部に持ち込みの話をしてしまう。しかも担当する編集者は勇紀が最初に漫画を持ち込んだ際に「何かあんま面白くねーなー」っと言った人。
そんな事があり、当日
仁衣奈の私服姿がお披露目される。
で、勇紀は帰りたいっと思ったけど以前仁衣奈に言われた「ネガティブ禁止」って事を思い出し、震えながらも編集部へ向かう。そんな勇紀の様子を見た仁衣奈は
大声で「がんばれっ!!勇紀」っと言うのでした!!
その後、勇紀が中に入っていた際の仁衣奈の恥ずかしがる表情がまたねぇ。
今回の持ち込みは編集者さんから名刺をもらい「また見せてください」っと言われた。
それを知った仁衣奈は勇紀に抱きついてくる!!
ここで編集者さんの勇紀の漫画を見た感想が描かれており、一言「変わった」っと。以前のは俯瞰で見せられているって感じだったのが、今回はちゃんと主人公目線になっているとの事
仁衣奈に振り回される感じではあったけど、その日々は決して無駄じゃなかった!!
で、帰りだけど台風で影響で運転が見合わせ状態に
で、待っている間の会話で漫画持ち込みの際に仁衣奈が初めて勇紀の名前を呼んだことを知り、二人一瞬恥ずかしがる
その後電車が運休になってしまい、しかもどこにも泊まれる場所がなくて困惑していたが、ラブホだけは入れたので、ここでひとまず仁衣奈が先にお風呂に入る。その後、アクシデントが発生して、仁衣奈が勇紀の上にまたがるって展開になってしまう!!
そんな感じで2次元でつながるボーイ・ミーツ・ギャル模様が描かれており、見た目はギャルだけど、恋人はいないので恋模様はからっきしな仁衣奈が勇紀の前では距離が近いし、結構グイグイって来る感じだけど実際に恋愛に関する体験した後で勇紀には見せない表情がこれまたギャップがあって大変かわいいかったなぁ。
また勇紀の方もそんな仁衣奈との接していくことで、実際に恋愛模様を体験することになり、それが彼の描く漫画にも反映されていくってところがいいですよねぇ。
この二人、今は疑似恋愛って形だけど、今後どうなっていくのかが楽しみです!!
蒲 夕二, 高畑 弓 白泉社 2023-08-29