青年が目覚めると眼の前には鎖に繋がれている亜人の姿が。
どうやら言葉を発することができるようで青年の事を「リョウ」という。でもリョウにはその記憶がない、逆になんで名前を知っているのかと尋ねると無線機からの呼び名で判明したもの。で、無線機に話してみるも反応がなく、目の前の彼女と話をシてみることに。
で、彼女のおねがい(ここからじゆうにしてくれない?)を聞いて自由にしてあげると、リョウにキスをしてくる。
その後、リョウは色々と目の前に起きている事に対して「非常識」であると思っていた。
更に目の前にいる翼が生えた女の子の格好を破廉恥だというが、
嫌いではなかった。
その後、この女の子と共に洞窟から外に飛び出すのだけど
突然襲いかかってきた怪物の集団によって翼が生えた女の子はボロボロになってしまた。そこに龍のクイーンと名乗る者によって彼女は叛逆のクイーンと呼ばれている存在であることを知る。
このままでは叛逆のクーンが殺されてしまうだけ。リョウは必死になって龍のクイーンを止めることに成功したけど、リョウが叛逆のクイーンを殺すように言われる。なので、リョウは叛逆のクイーンに生き延びて助けに来てくれと伝え逃がす。
当然逃したと言うことでリョウのほうがピンチになると思いきや、龍のクイーンにより飼われる事に
リョウは一体何が起きているのか分からなかったけど、そこに通信機から連絡が入る。ここで説明は省きリョウには授かった能力があることを伝えられる。その能力とは
幻想種の精神に干渉する能力「
魅了」。それ故にこの状況や叛逆のクイーンも
魅了したことで発生している事を知る。なんでそんな能力があるのかと悩むリョウに通信機からは「
異世界の
幻想種を滅ぼすため地球から送り込まれた工作員」であることが判明する。
で、どうしてこんな能力を持つことになったのか、その経緯が語られていく。どうやらリョウにとって特別な存在であったサナが
異世界に向かいそこで死亡したことを伝えられたこと。更に今まで住んでいた場所を
幻想種によって滅ぼされたことで
幻想種への憎しみが強くなった。
そしてリョウが
異世界に転移する際に魔道士からひとつだけ能力を授けると言われた際に
幻想種を皆殺しにできる凶悪な力を欲した。
で、先程まで転移による記憶の混濁があった模様。
で、リョウは今龍のクイーンの居城に捕虜となって運ばれていた。
その後、龍のクイーンからリョウに気に入らない匂いがあると言われ、温泉に入れられることに。
その際に背中を洗うと逃げ出して湯船の中に入ってしまう龍のクイーン。
さらに龍のクイーンの独占欲を知ったリョウは彼女の嫉妬心を煽る形でラミアを殺させる事に成功する
これが
魅了の力
幻想種どもを殺し合わせられるっと勝機を見るリョウであった!!
で、龍のクイーンの居城に来て数日。リョウは通信機との会話で未だ
魅了の発動条件は分かってない。そしてクイーンの側近女には
魅了が効いていない模様。そして通信機からは籠絡させて利用するのはいいが幻想種との生殖は元気だと言われる。
その後、龍のクイーンに誘われて各地のクイーンが集まる会議に向かう。リョウ的には地球に進行している世界樹のクイーンの情報をあつめたいのだけど、実際にはクイーンのみしか入れない場所で会議するので情報なんて・・・
そんな時、魔術のクイーン(分身)がリョウの前の現れる。彼女に
魅了をかけたいと思ったが発動せず。だけど、彼女のお陰でようやく魅了の発動条件を知ることが来た!!
魔術のクイーンは先程とはうってかわって攫いたくなったとリョウを攫い、そして繁殖したいと言い出す。そしてリョウに狂戦士になるように仕向けてくる
リョウはなんとか耐えるのだけど、「シてもいいんだよ」って誘いについに耐えきれなくなって魔術のクイーンに襲いかかり、魔術のクイーンのパンツをガン見し始める!!
リョウの欲望がわかんないと困惑している事ろに、龍のクイーンが登場するも拘束されてしまう。
魔術のクイーンから「アタシのこと好きでしょ?」って言われた瞬間サナの事を思い出し、自分が好きなのは世界でたった一人と口にする
この言葉で龍のクイーンじゃキュンとし、拘束を解き殺そうと迫る!!
そしてリョウを奪還し去っていく龍のクイーン。なんだけど、このことがかえって魔術のクイーンの「欲しい」という欲望に火をつけてしまった!!
その後、龍のクイーンの元でいい感じに過ごしこのままいけば協力関係とかあり得ないのだろうかと考え始めるリョウ。
夜、通信機から突然子供を助けてくださいっという言葉を聞く。どうやら彼女は魔術のクイーンの領地に住んでいる人間であり、クイーン会議後に自領に住む人間の集落を襲い始めた模様
龍のクイーンを利用して魔術のクイーンを倒そうと考えるリョウであったが、ここで幻想種の常識を知ることとになり、
全然わかり合ってなんか無かったことを知る。
その後、クイーン同士を戦わせあうことを考え、無線機の指示に従って龍のクイーンを籠絡させようとエッチな行為をしようとする!!
だけどリョウ側が強引に行為に及ぼうとしていたので、龍のクイーンから拒否されてしまう
これで我に返ったリョウ。そこに龍のクイーンがやってきて話をしてなんとかして魔術のクイーンと戦わせるために焚きつけようとするも、怒るどころか泣いてしまう!!
作戦は失敗し、もうここにいる意味もなくなったリョウは自分が魔術のクイーンを止める為に動き出す
番外編では龍のクイーンの居城に来てから数日後、彼女に思いっきり引っ張られて腕の骨が折れてしまう。その後医者が現れて回復を拒否されるも、魅了の能力のお陰でなんとかなる。
で、温泉に入っていると龍たちが登場。その中で魅了に掛かっていない輩がリョウを排除しようとするので、魅了を発動させるための条件を満たすことに。そのために彼女たちの
おっぱいに触れていく
これにより事なきを得たけど、密着しすぎて大変なことに!!
更にここに龍のクイーンまで入ってきてより大変なことになってしまう。
そして龍のクイーンはリョウの為に魔力糸を練って作った服を着せることを楽しみにシているのでした!!
そんな感じで幻想種を憎み、そんな幻想種がいる世界に転移したリョウはモンスター娘たちすべての好感度を強制的に上げる「魅了」スキルを持ったことでこの
異世界を混沌に変えていくって事になる、そんな話が描かれていました。
とはいえリョウ自身、好きな女性が
異世界で死んだことを伝えられ最初は「殺してやる」一色だったけど、龍のクイーンとの生活を経てかなり心境に変化が出てきたわけですが、これが次巻以降でどんなことがはっせいするのか、大変気になる所です。
それと龍のクイーンの側近さんには魅了が効いてない(?)ぽく、ちょこちょこと彼女が描かれておるシーンが挟まれているから、なにか起きそうだよなぁ。それと最初に出会った殲滅のクイーンもどう動くのかが気になる所です(なんか狩って喰うことで力をためているぽい描写があったし)
山田 雲助 KADOKAWA 2023-10-06