マブラヴオルタネイティヴ 9巻
(AA) を買ってきました
7巻から続く武の近辺に降り注ぐ絶望。この巻では更なる絶望が武に襲いかかります。
ですが最後にはあの名シーンが!!
7巻で例の事件から武の元いた世界に戻ってきたのは良いが、『因果導体』によりこの世界でもまりもが死んでしまい、いきなり瞳に光がない状態な武。
そんな武に追い打ちをかけるように次は親しい親友から武の存在を忘れて行くという事に!!(最後には武自身の存在の問題に)
そんな中でも純夏だけは武のことを忘れずにいてくれて…いや~この辺りはホント良かったなぁ。後からなんで純夏が武のことを覚えてくれていたのか分かった時にはホント泣けてきました。
でもそんな純夏でさえこんな状態に!
この時の絶望感はホント半端なかったですねぇ。
そしてついには純夏の身にふりかかる不幸…。
あまりの絶望ぶりに自ら身投げしようとした時、夕呼先生に止められ、そこで希望を持ち、そして因果導体になった原因を突き止める為にあちら側の世界に戻る為事に
で、ここでの夕呼先生との会話は熱かったな。絶望した後、希望を見出し復活するというシチュエーションは王道ながら燃える展開ですよね。
そして改めてここ辺りは武というか夕呼先生が主役って感じでしたよね!!(まあ元々全編を通して出てくるのでもう一人の主人公って言っても過言じゃないけど)、武を戻すためには自分に今後襲いかかるであろう事を理解しつつ、親友(まりも)が教えた生徒を送り出す夕呼先生、なんだかんだで良い人だよなぁ。
ここのシーンはホント良かったですわ。
これ読んでいたらゲーム中でこの時かかっていた挿入歌「翼」を聴きたくなってきましたわ。
その後はオルタの世界に戻るわけですが、早々に驚いた事が!
純夏は確かに生きていたが(正確には00ユニットになった時点で純夏は死んだわけですが)、なんとオルタネイティヴ4計画の要である00ユニットとなっていた。
また武が配属になる伊隅戦乙女中隊のメンバーも登場。
必要人物も全員そろったし、次巻ついに佐渡島ハイヴ奪還(甲21号作戦)が開始されるのかな?
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鬱展開があるからこそ先の物語が生きてくるんだと思います。
武が身近になりました。今までの展開だとどうしても上から目線みたいな感じでしたので(汗)
ミリタリー作品で熱くて辛くて泣いた作品はマブラヴ/オルタ以外ないです。
この作品に出会えて良かったと思います。