ミリオンジョー 1巻
(AA) を買ってきました
ある日突然、初版500万部少年漫画を連載中の漫画家が死亡したら・・・っていう衝撃的なキャッチフレーズが書かれており、作者が死んだことを隠蔽して担当編集が代わって漫画を描くという話です。
そこにはこのことに関わった人の思惑がいくつも交差してとても一筋縄ではいかない感じになっていますよ…。
そんな事で最新巻をだすと500万部も売れる人気漫画「
ミリオンジョー」
これを描いている真加田恒夫が連載中に死亡してしました。
主人公であり、真加田の担当編集者である呉井はこの事をが知られれば大勢の人が悲しむ&自分がもっと真加田の事を気づいてれればという自責の念にかられていた。そんな時にファンレターを読んでみたり周りの人が
ミリオンジョーを読んで元気付けられていることを知り、真加田の死を隠して
ミリオンジョーの漫画を描き続けるという選択肢を取った・・・
ってなんというか普通に考えたら幾ら人気作品だとはいえ作者が死んでしまったらそれ以上は物語は終わりにするしかないと思うのですが、この主人公ここであえて自分がそれを引き継ぐという事でアシスタントである寺師やすごくうんくさいキャラである岸本を巻き込んで、真加田が描きためていた
ミリオンジョーのアイデアノートを元に漫画を続けようとする所が凄いというかどちらかと言うと無謀な事をしていますよねぇこれ。
岸本が言うとおり幾らアイデアノートがあるとはいえ、作者描いていない以上別物になるので長く連載すればするほど絶対にボロが出るし(そんでなくてもちょっとした違いを直ぐに指摘されたり、作者コメントが作者じゃなく編集が書いているだろとかツッコミ受けていたりするし)
そしてこの話、如何に
ミリオンジョーを続けるかだけじゃなくメインのキャラ3者がまたそれぞれの思惑がいろいろ動いているところがあるので今の所は極力的な彼らですが、なにかあれば直ぐに空中分解してしまいそうだ。特に岸本の方は真加田を埋めた時に彼の指を切り取って保存しているし、なんか今後何かありそうですなぁ。
1巻最後に真加田が死んでしまった後の最初の原稿を描き編集長にもOKをもらってひと安心してすこし浮かれていた呉井ですが、次回予告を見る限りだとやっぱ読者の方は変わっている事に気づくようで・・・色々問題が出ているようですね。果たしてこの話はどうオチをつけるのか非常に気になります。
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