老女的少女ひなたちゃん 1巻
(AA) (DMM) を買ってきました
普通の園児とは何かが違う・ひなた
なんと彼女は88歳のおばあちゃんの記憶をもったまま、生まれ変わった老女的少女だった!!
そんなとってもレトロ感が漂う彼女と周りの大人や園児たちとの温かい交流が描かれた漫画の第1巻
時にはそんな古風なひなたちゃんに周りが戸惑う所があるけども、でも彼女の持ち前の世話やきや豊富な知識で最終的には笑顔にしちゃう、そんな彼女の日常が描かれています。
そんな事で幼稚園の縁側でどくだみ茶を飲んで一息ついているひなた。
どう見ても園児じゃなく、おばあちゃんそのもの。
そんな彼女にはヒミツがあり・・・
88歳の人生に幕を閉じたはずなのだが・・・何故かその記憶をもったまま生まれ変わった老女的少女だったりします。
そんな事でそりゃ普通の同年齢の園児とに比べると色んな知識があって当然なわけで・・・だけどでも全てが古風だったりするわけですが
今どきそんな方法なんて知らねーよって知識がポンポンでてくるひなた。
そりゃ周りの大人や園児たちが戸惑うのも分からなくもないよねぇ
実の兄にも
おばあちゃんみたいだよねぇって言われるのはある意味致し方ないよねぇ。
そういう記憶がある故って事もあるんでしょうけど、その知識と経験を元に行動するため、傍から見たら時々頑固に譲らない所もあったりするのですが、
それでも他人の意見を聞いてなんとかしていく所は凄いなぁって素直に思いました(猫の話とか、うめぼしを作った時の話とか)
だけど、服装だけはどうしようもないようですが・・・
つーか5歳で、この格好はシブすぎるだろ!!
さらにお茶だけじゃなく、
大根のそぼろあんかけが大好物とか!!
いやさ、確かに美味しいけどやっぱ5歳(この話で6歳にになったけど)の好物として考えるとそりゃ『渋い』って思われても仕方ないわ
基本的にはほのぼのしたお話になっていますが、時々、自分は何のために記憶を持ったまま生まれ変わったのかとか、自分の知っている街とは違うことに哀愁したり
逆に変わらないものに対して安堵したり・・・
っと終始ほのぼの日常だけじゃない所が描かれていますが、なんというかこういうシーンが描かれているからこそなんかすごく心にクルものがあるんですよねぇ。
そしてひなただけではなく、前世の記憶を持っている少女がもう一人出てきたりします
彼女もひなたと同じく何かの為に生まれ変わったのか?
それはそのうち明らかになっていく感じなのかな?
ひなたは何のために生まれ変わったのか?というのが根底にあり、それを追求していくとどんどんと話が重くなっていくと思うのですが、そこは日常のほのぼのした所を上手く織りまぜ、いい感じで話が作られていると思います。
そんな事で可愛いさと不思議さが両方味わえる、そんな漫画になっていると思います。
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