ヴァルガビンゴ 1巻
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物語の舞台は悪の怪人が暗躍する現代日本。
ヒーローに憧れる小●生・織井蓮悟はある日、ふとしたことからヒーローへの変身する能力を与えられる
だが、そのチカラはあまりにも強大！！
そんなチカラを手にしたことで彼の周囲や彼自身に取り返しのつかない変化が生じていく・・・
そんな非常に迷惑な英雄譚が今幕を上げる！！
話は主人公である織井蓮悟がある日、謎の空間「ロッカールーム」でヒーローへの変身能力を与えられたところから始まる・・・
小●生以下の場合、あれこれ説明するより実際に身に付けてもらったほうが早いって事らしいが
どう考えても問題アリな事案だよなぁ、これ
で、話は少し遡り、彼がなんでこの謎の空間に入ってしまったのかが描かれています。
彼はヒーローであるメガリスが大好き！！
ただ、メガリスが好きすぎて、「彼がやっているなら、いい」というちょっと問題がある価値観があるみたい
流石に拾ってあげようとした女の子に向かってニーキックを喰らわせようとするのはねぇ
で、近所の兄ちゃんに「メガリスが好きなら本当に悪いヤツをやっつけろ」と言われていたりします
そして、再度ヒーローに変身した蓮悟は先程「メガリスが好きなら本当に悪いヤツをやっつけろ」って言葉を思い出し、目の前の悪人（チンピラ）を懲らしめるつもりで一撃を加えたのですが・・・
その圧倒的な力からそのチンピラを殺してしまう！！
更に、現状残っている3人の怪人の一人と戦うことりなり、
最初は変身することができなかったけど、彼からレクチャーしてもらう感じで変身し戦う
まだヒーローになったばかりで戦い方とか知らないため、負けそうになるが・・・蓮悟の感情が高ぶる（おそらく）と、スーツから異音が発するとともに、すごい力が発揮される！！
だが、力加減ってものを知っていないので、戦った後の瓦礫の山に
しかもこの戦いで壊した建物の下敷きになって人が死んでしまっているし・・・
そりゃそんな蓮悟の姿を見て「ヒーロー」だとはとても思わないよなぁ！！
その後、怪人が蓮悟宅を往訪
更にメイガスも登場し、彼が引退した理由は蓮悟がヒーローになったからだと聞かされる
そして怪人達ははこの度日本中の悪人をまとめあげる犯罪特区を作り、そこの管理者になる事を政府に依頼される形になる
つまり、彼らの生存が保証されたのだった。
ってことでヒーロー側と休戦と言うかたちにはなるにしろ、彼らは自分たちの意義は忘れていない模様
その後、その犯罪特区が蓮悟の住んでいる区になることで、反対のデモ活動をしている現場にやってくるのですが・・・
政府から敷地内にデモ目的で足を踏み入れるたびに10ポイント加算され、それが30ポイントに達すると
死刑にする事ができる権利を持っている模様
その後、蓮悟は怪人に悪い意味でいい感じに挑発され、そして怪人を攻撃するが、避け、そして消えた怪人がいた先には・・・
そんな事でヒーローのチカラを手に入れたのは良いが、そのチカラがあまりにも強大で、人を簡単に殺めることが出来てしまう！！
そんな力をまだ色々と社会的経験乏しい小●生が手に入れ、更にその力の使い方について誰も指導してくれない。（ヒーローであるメガリスも引退して教える気はない・・・？）
そんな彼を「ヒーロー」として成長させてくれるのは現状いる3人の怪人しかいない・・・
うーん、なんだろこのどう考えてもまっとうなヒーローにはなれそうにない環境は
そりゃ怪人に憎しだけで戦っていれば町は破壊されるわ、その破片で2次災害も起きるわ。挙句には手には自分の大切な人も殺めちゃうのは・・・ある意味起こるべくして起きた事件だよなぁ。
怪人を恨む心だけ増大していっている今の状態も凄くヤバイし・・・次巻以降、彼の進む先はどうなるのか？色んな意味できになります！！
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