コミック版 異世界ですが魔物栽培しています。 1巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
同名ラノベのコミカライズ、その第1巻。
こちらいわゆる異世界モノな話になっており、そしてその内容はまさかの魔物栽培!!
この世界の魔物っていうのは変わっていて、全てが「樹」から生まれてくる!!
そんな事で魔物を育ててそして食べる、そんな異世界栽培ファンタジーになっています。
主人公の敬司が父から郵便が来たのでドアを開けて外に出てみると・・・そこは異世界だった!!
急に異世界に放り出されて困惑する敬司。でも異世界モノであれば自分にはなんらかしらの「チート」能力があるはずだと意気込むも、そんなこともなく、更に金一文なくひもじい事になっていた彼は・・・レストランの残飯を漁ることに!!
色んな異世界モノあるけど、出だしでココまで厳しいモノって早々ないよなぁ。
でも、その残飯の中にあった「種」を見た彼は「食べ物自体を作れば良いんだ!!」っという逆転の発想の元にその種を植える
するとこの世界ではすぐ芽がでるようで、育て行く!!
が、これ実は植物ではなく魔物!!
で、自分で育てた魔物に喰われてしまいそうな危ない所を冒険者のリリィに助けてもらう。
で、どうやらこの世界では種と言えば魔物の種を指し、「植物」っていうのは存在しない模様。
そして魔物の実というのは非常に貴重であることを知った彼はリリィに魔物を栽培する事を提案する。
出来た魔物の半分は収穫するということで彼女は協力してくれることになり、こうして魔物を育てていくのだった!!
育てた魔物は収穫して街のお店で調理してもらい、食べる!!
こうして異世界で魔物栽培の頂点を目指していく事に!!
魔物なので実の成った魔物の中には人語を喋ったり、あと生まれたばかりの魔物を助けたことで懐かれてそのまま一緒に暮らしたりする事に。
ってかこの世界、魔物は全て樹から生まれるものらしいことが判明する。(ちなみに植物系は種であり、動物系は宝石になる)
その後は大きな卵を見つけたり、マンドラゴラを育てたりする!!
ってかマンドラゴラが想像以上に人形で、コイツを喰う場合、身体は美味いが頭はそれほどでもないらしく首を取られるという凄くスプラッタな事になるので、喰うはずもなく一緒に暮らす感じに。また彼女を守った事でより慕われることに
チート能力はなかったけど、魔物と仲良くなれるという能力はあったようで、こうして魔物の収穫は軌道にのっていった
途中で魔物を育てているということで領主に試されたりしたり、料理大会に参加し、植物系では凶暴だった魔物の意外な事実が分かったりして彼の名はどんどんと知れ渡って行くことに!!
更に例の卵から謎の魔物が孵ったりもする。まあそれでマンドラゴラのドラちゃんが嫉妬したりする事になるわけだが・・・
それと同時にこの世界にいる六大勇者にその名が知れ渡った模様で、彼に迫ってくる模様(料理対決に出てきたフィティスさんも六大勇者の一人ぽい?)
そんな感じで異世界モノですが「魔物を栽培する」という少し変わった感じの内容になっており、魔物は全て樹から生まれるとか面白い世界になっているようですね。基本は育てるってことがメインで飯テロ的な要素は少なめですが、それでも時々描かれている料理はいい感じに美味しそうでした!!
蕨野くげ子 KADOKAWA 2017-10-30
- 関連記事
-