サタノファニ 3巻
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前回の殺人ゲームの際に受刑者の一人・詩音が死亡したわけですが、その件について全く記憶がない千歌達。
今巻では何故その記憶がないのかという理由、そして「メデューサ症候群はとある実験の為であることが分かったりします。
また外部からこの刑務所を探る形で千歌の兄・道隆が動き出す・・・という、色々と動きがある巻になっているかと思います!!
前巻の最後に死亡が確認された詩音。
そして死後の彼女の遺体を開頭手術して、ここでいわゆる人体実験が行われていた
今巻ではここの施設の恐るべき機器や、何故彼女達が夜になるとあんな状態になるかについて描かれており、彼女たちはどうやら事前にナニかをされ、「覚醒」した為にこの刑務所に送られていた事がわかります
彼女たちが殺し合いの時の記憶にないこと、この事に核心にまで至っていた小夜子がその部分の記憶を無くしていたのも
このシナプス・リポジショナーなる装置で、その部分の記憶を思いださせないようにしている模様
また彼女たちが何故特定の時に覚醒したかのように残忍な性格になるのかという事も次第に明らかになっていきます。
それは小夜子が水泳が得意だったはずが溺れた事で聞かされる事になり
どうやら彼女たちにはミラーニューロンを利用して彼女たちに実在の殺人鬼の人格を埋め込んでいるという!!
ちなみに小夜子にはヨーゼフ・メンゲレの人格が埋め込まれており、彼の死因が海水浴中に心臓発作を起していることから、それが小夜子のカラダにも影響を及ぼしている模様
そして最後に全ての元凶ぽい男が登場。やっぱ千歌達は実験に利用されている模様。
だけど、どこかでこの人格を埋め込まれたのだと思うけど、一体どこでそんなことが行われたのかっていうのが気になりますね・・・
そして刑務所には新たに姉妹がやってきて、ちょっとえっちなハプニングとかあったりする
また留学先から帰国した千歌の兄の道隆は千歌の事を知り
そして彼女が何処にいるのかを調べ上げて面会に行く
そしてこの刑務所の不審を抱いた彼は
船で帰ると見せかけて夜中に潜水で再上陸する
今後は千歌達の殺し合い模様が描かれつつ、彼がこの刑務所の謎を暴いていく感じになっていくのかな?
そして時を同じくして始まる「第11次殺人実験」
今回の実験で千歌がターゲットとなる花嫁姿になったり
カチュアと交戦して、エロい展開になったり
新しく入ってきた姉妹のシリアルキラーぷりが描かれていたり
小夜子が千歌の事が好きな理由が描かれていたりしていました
そんな感じで、「メデューサ症候群」は実験によって実在の殺人鬼の人格を埋め込まれた少女たちが発症した為に起こるという事が判明した巻だったりしますが、でも彼女たちは一体どこでこんなことをされたのかというのが気になりますねぇ。千歌の兄がこの辺りをどこまで解明していくのかも気になるところです!!(おそらく謎を解明していく側の役割だと思うので、即死亡なんてことはないと思うけど・・・)
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