風都探偵 1巻
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特撮ドラマ「
仮面ライダーW」の正当続編が漫画に舞台を移して再始動。その第1巻となります。
話的に
仮面ライダーWの内容を知っている方がより楽しめますが、この巻では特に知らなくても楽しめる内容になっているかとは思います。
それにしても掲載されている雑誌が「週刊ビッグコミックスピリッツ」っと青年漫画だからなのか、まさかのアレが発行されていて驚きましたよ!!
小さな幸せも、大きな不幸も、常に風が運んでくる風の街・風都。
そこで鳴海探偵事務所に所属する私立探偵である左翔太郎が港で一人の女性と出会うところから話がはじまる
その女性はその先は海であるにも関わらず、翔太郎の前から姿を消した。
後日「魔女を探して欲しい」という依頼が探偵事務所に舞い込んでくる
どうやら翔太郎と同じ出来事を体験した人が他にもいるらしい
彼に話を聞くと、どうやらその女性に惚れており、こんな行為を止めさせたいって事らしく。翔太郎はノリ気で調査する。
翔太郎の相棒であるフィリップもこの消える女性について興味を示していた
この「ゾクゾクするねぇ。」って台詞、懐かしすぎるぜ!!
こうして翔太郎は聞き込みを開始し、やっとその助成を見つけるも逃げられてしまう
しかも風都であるかぎり翔太郎をまいたりすることが出来ないはずなのに・・・
でも流石は探偵と言うべきか、聞き込みから彼女を再度探し当てる。
・・・ってまさか、早朝だとはいえ公園の噴水で全裸でカラダを洗っているとは!!(さらに
乳首券まで発行されているし!!)
彼女の名前はときめであることが判明、更に彼女はガイアメモリを所持していた
ガイアメモリ・・・それはかつてかつて巨大な悪の組織によって、人間を魔人に変えるモノ。組織の壊滅後も、街に残されたメモリを使った超常犯罪が行われており、今回の犯人は彼女の仕業?
ときめを追う2人はだが、今回も追いつけない。そして今回は状況把握に務めると
自分たちが知っている風都でない景色を見ることになる。
そしてここで光の玉の攻撃を受けることになり、そのピンチをフィリップが助けてくれるのだが・・・
彼の興味はあの異世界ぽい風都へ。まあフィリップならそうなるよねぇ(笑
その後、殺人にまで発展していることが分かり、彼女を止めるしかない?
またあんなのを体験し、怖くなった依頼人・忠太は、ときめと再会する依頼を取り消そうとするのだが、ここで翔太郎は待ったをかける。依頼金が減るのではなく、風都の街を悪く思いながら去ってしまう事が、この街を愛している翔太郎には我慢ならないからだった。
その後フィリップの検索を開始し、今回のガイアメモリは「ロード」であることが分かる
超高速と超高熱を駆使して空間を斬り裂き、別次元への道を生成する。でもこの行為は肉体をかなり消費し、急速な補充が必要。しかもただの食事では補えないほどの渇望感が!!それで人を喰う行為が行われていたであった!!
その後、翔太郎の前にロードドーパントが現れる。この状況でも翔太郎はコイツがときめではないと疑っていた
ロードの攻撃でピンチになるが翔太郎と忠太。だが翔太郎は「依頼人を守る」って事で
ダブルドライバーでこのピンチを脱します!!・・・って一人でドライバー使えたの?
そして後事務所に戻った翔太郎はフィリップとの意見の相違からダブルドライバーを置いて一人で出かけてしまう。
その時、翔太郎から言われた「オカン」という言葉をフィリップは気にするのであった
翔太郎はときめと出会って話をするのですが彼女が記憶喪失であることが分かる
それにしてもときめさん、エロいよなぁ。これどう考えてもニチアサで放映できないわ!!
更に彼女の持つメモリは破損していた
これでは彼女はドーパントに変身できない。
そして真の犯人が判明し、襲ってくるがリボルギャリーが吹っ飛ばす!!そこから出てきたフィリップがドライバーを差し出し・・・
遂にWへの変身が!!
そして遂に
仮面ライダーW サイクロンジョーカーが登場!!
「さあ、お前の罪を数えろ。」(ここ雑誌掲載時と同じくカラーが良かったなぁ)
長く変身しなかったので、
風都探偵では変身しないで事件を解決していく形のなるのかな?なんて思ったのですが、最初の一話なので初めて読む人にも考慮してこの物語の背景をしっかり描いていった結果、変身がここまで遅くなったって感じですかねぇ。
そしてロードをキックで仕留めるのであった!!
話はこれで解決!?かと思ったけど、これでまだ終わっていない。
今回の事件にはもう一人、大きな罪を抱えた犯罪者がいた。それが依頼人の忠太
ここで語られるメモリを手にしたまでの話。翔太郎は風都を嫌な街だと思って欲しくなかったのだが、でも彼が恋焦がれていたのは、この街の一番醜い部分であったという、なんとも皮肉が事なっていまった。
その後、彼はスキをついてメモリを奪い、ドーパント化しようとするのだが、そこへ照井竜の登場し阻止する!!
彼もそのうちアクセルに変身してくれるのかな?
こうして事件は終わりを迎えた。そして翔太郎に突然訪れる、嬉しいハプニング
更に彼女は、探偵助手になるだって!!
こうして新たにレギュラーキャラが加わるのでした!!
とはいえ彼女記憶を失いっているしガイアメモリも持っている。翔太郎は悪女と惹かれ合い、その結末の多くは悲劇となる
今回もそれに当てはまってしまうのだろうか・・・こうして
仮面ライダーWの新しいが再始動するのでした!!
一巻はこの世界観について丁寧に描かれている感じでしたので、
仮面ライダーWを知らなかったとしても楽しめる内容になっていると思います。
そして知っている人からすれば、舞台を漫画に移しても変わらない
仮面ライダーWを堪能できたのが嬉しいですねぇ。またテレビシリーズに比べて表現がより激しくなっているので、確かにこれはニチアサの時間では放映出来ないよなぁ。
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