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蒼穹のアリアドネ 1巻
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人里離れた地で暮らし「天空の飛行都市」への憧れを持つ少年・ラシルが森の中で一人の少女・レアナと出会い、そこから始まる未知なる世界を翔るジュブナイルファンタジーの第1巻。
非常に王道的な展開が描かれているのですが基本的にギャグテイスト系進行しており、それがまた非常にとっつきやすいのでイイですなぁ。
メインとなるラシルとレアナも凄く個性的が出ててイイですし!!(特にレアナは色んな意味で可愛いぜ!!)
ラシルがある日、仕掛けた罠を確かめに入った森でレアナと出会う。
彼女は何故か宙に浮く能力(?)を持っており(そのため彼女は鋼鉄製のブーツを履いていた)、この能力で崖が崩れた際、彼女に助けてもらった
ラシルにはこれを「
天使病」だと言うが、ラシルの反応はイマイチだったり(ってか明らかに嘘をついているんだけど、この時の彼女の表情がまたイイ味だしているんだよねぇ。)
その後、彼女を追ってきたというスプリガンに出くわし、こいつらに見つかると大変だとということを聞いてラシルはこの場から逃げるのですが
え?
レアナ自身ナニか隠してるようだけど、それ以上にラシルにも秘密がありそうなんだけど!!
そこでラシルから「光子エネルギー」なる言葉が出てくるのだが、レアナは「何いってんの?」って事に
メインの2人にそれぞれ秘密がある感じなんですね。
ちなみにこのブーツはラシルしか使用不可能。
その後、レアナの正体が判明し、彼女はアリアドネ皇国の皇女であることが分かる
そして彼女は15歳になると婚礼の儀を行い、国を離れ豪華な屋敷に住むことになるのだが外ヘは一歩も出ない生活になる。その前に人間以外の種族、山や海など、自分の国では見ることができないものを見たいっということで国から逃亡してきた(彼女の国は鉄と機械にまみれたわびしい都市国家な模様)
そんな話を聞いたラシル、彼女に「そうしたいというのであればこのスプリガン達をやっつける」という
そして彼はグローブで次々とスプリガンを壊していく
更に光子エネルギーを周囲に一斉射撃し、周りにいるスプリガンを一網打尽にする
やはり彼も何やら秘密があるんだなぁって思っていたらその正体がすぐに判明する!!
この秘密を引っ張らずに即判明するのって嫌いじゃないぜ!!
しかしラシルの設定はかなり重い話になってもおかしくないのにさらっと流す感じで語られるのには驚きだよな!!(これについてはそこまで重要ではないってことですかね?)
スプリガンを倒した後にアリアドネ皇国はラシルが憧れていた「天空の飛行都市」であることを知ることに
ちなみにここで倒したスプリガンに搭乗していたおっさんたちも宙に浮いているのでレアナに聞くと「
おっさん天使病」と言われる・・・
おっさん天使病、嫌な病気だぜ!!
まあ実はこの「
天使病」と言っている事自体がレアナの嘘だったんですけどね。(実際は飛行都市の住人は飛行都市自体の重力に引かれる)
そして再度やってきた機械によってレアナは飛行都市に連れ戻されそうになる展開へ!!
そして彼を育ててくれたじいさんにどうしたいのか?と問われ
自分もレアナと同じであることを告白。
そして彼から「いってこい」との返答をもらい、レアナを助ける
こうして2人の冒険が始まるのであった!!
いやーここまでめちゃ王道な展開だけど、逆にそれがイイね!!
レアナも案外アホの子でなんかラシルとの会話とか凄くイイ味だしているし!!
この臭さに興奮している所とかイイわ(このように書くとナニか違う感じぽいぞな・・・w)、
あと、街に着いてズネ族に連れ去られようとしているのにめちゃ嬉しそうだったりするし
あと王家直属近衛兵・レーヴが200回尻叩きすると言った時の反応とか
とにかく、可愛いすぎでしょ!!
そしてレアナのしたいことの為に彼らと戦うことになるラシル
王家直属近衛兵だけあって個々でもかなり強いのに、それを同時に5人相手にするとか・・・ラシルに勝ち目あるんだろうか?
あと街に行く途中で近衛兵だと思ったら全く知らないおっさんにラシルは一撃でに叩きのめされたのですが
このおっさん、今後どこかで絡んでくる?
またはラシルと同じくフォトンキャリアーだったりするんだろうか?
そんな感じで王道的な展開なんだけど、基本的にギャグテイストで進行していく所が凄く読みやすくて良いですな。(でも締める所はしっかりと締める)
またメインのラシルとレアナそれぞれもイイ個性があり、2人のやり取りはホント面白すぎ!!
いやー早く2巻を読みたいですな!!
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