二科てすらは見つからない (AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
自称、中身はアラフィフの女子高生とフツーのサラリーマンの「推理しない」新感覚ミステリー。「二科てすら」シリーズ第2弾。
物語はてすらから拉致監禁されたという電話を受けた所から話が始まり、その背景にある女の子たちの連続飛び降り自殺、や「あめや」という学生グループについて話が発展し、それを追っていく内に「三森てすら」の一端を知ることに！？
百地俊太の所にてすらから電話がかかってきたところから話は始まる。しかもどうやら彼女は拉致監禁されたらしい
でも監禁されとはいえスマホで話せる状態あるというナニかある感じがするのだけど、でも一つ判断を間違えれば彼女は死ぬ。そのぐらいの危機がある模様
そしてこの巻にはてすらの友人であるめるるが登場し、その後も百地とアレコレ会話していくことになる
そしててすらのほうだが、やっと密室から抜け出すことに成功したと思いトビラを開くと・・・
ここは百地達がてすらの居場所を突き止めた事により、死ぬことはなかったのだが、
この事はこの後の話の「始まり」に過ぎなかったのであった！！
この巻では「てすら」自身の過去の一端が判明する話であり、めるるはてすらにとって唯一「友だち」と呼べる存在であったこと
現在のてすらの中にいると思われる彼女の父がどういう経緯で彼女の中に入ったのかということや
てすらが通っている学校はスクールカーストになっており、てすらはその一番下に属している事
めるるはてすらの事をいろいろと思っている事が分かったり（ただこれ最後まで読んでから見返すと・・・）
そしてこの学校のスクールカーストの上位にいる「あめや」が「キャンディ」をばら撒いている
とはいえ、この現状はトップの「あめや」だが、その上に女王が別にいるぽいが、その女王が今は不在ぽい
そしてギャンディを手に入れた少女が奇行により校舎から飛び降りたのだが、その時てすらにある映像が浮かびだす
これが原因でステラは入院したぽいが、一体誰に！？あめやのだれかなのか？
そしていろいろ考えている最中、てすらの父である二科教授の身体がいなくなったと言う報を受ける・・・
そして配られているキャンディの成分について、女王の正体、なぜてすらが階段から突き落とされたのか等、どんどんと真実が語られていき、これにより目覚める前の「てすら」一端も垣間見えるのであった
とはいえ、今回の事件ではその一端だけであり、全貌はまだ見えておらず、謎が逆に強まった感が・・・
そんな感じで幕を閉じる「二科てすら」シリーズ第2弾。
今回はある意味、「二科てすら」自身に迫っていく話になっており、事件的な事は終わっても「二科てすら」自身についてはより疑問が出てきたって内容でした。これ続きがまた描かれるんだよね？色々と気になって仕方ないんだけど！！
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