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コミック版
ロード・エルメロイII世の事件簿 2巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
同名小説の
コミカライズ、その第2巻。
「
剥離城アドラ」の城主の遺産をめぐり、ついに殺人が発生。
そしてそれぞれの魔術師の思惑が駆け巡る中、エルメロイII世は調査を進めていくことに・・・
そして時々話に出てくるケイネス。なんかドンドンと彼の株が上がっていく感じになっているよなぁ。
殺された菱理は天使名でハハシア。ハハシアは白羊宮を支配宮とする天使。白羊宮は大雑把にには人体の頭部を加護。ハハシアに限定すれば眼球を意味していた。そして死んだ菱理には両目が無くなっている・・・これは天使名に沿った殺しをするぞという予告状であった
その後、魔術師たちはその場で殺し合いが始まってもおかしくない状況下であったため現場検証もせずにまずは部屋に戻る。戦いが発生すればまず真っ先に殺されるのは自分であることを自覚している。だが、彼には帰れない理由があった。
それをこの部屋にやってきたオルロックにズバリ言い当てられる
そう、ケイネスの魔術刻印を修復師と言われたアッシュボーンの遺産で魔術刻印を修復したいと思っていた。
その上で彼は同盟を結ばないかと言ってくる。
どうやら彼の魔術刻印も同じような状況だからというのが理由な模様。
一方ルヴィアはフリューガーを呼び、ロード・エルメロイII世を葬ってもらえないかと依頼する
どうやら彼女にとってロード・エルメロイ二世は色々と面倒な存在!?
そのロード・エルメロイII世は菱理の死亡していた箇所の現場検証を行っていた
そこへルヴィア達がやってきては彼につっかかってきた。そしてエルメロイ二世は魔術師の思想や思念まで紐解こうとする行為を口にしたので、彼女がそれを止める
そして魔術の破壊者だと指摘する
それと同じ言葉を以前にも師から聞いたっとケイネスの話が出てくる
・・・しかしケイネスは死んだ後からドンドン彼の株が上がっていくよなぁ
その後、ルヴィアアッシュボーンの工房だと思われる場所を発見
またハイネと清玄は同盟しており、ハイネが動いている間は清玄に妹・ロザリンドの護衛的なことをお願いしている形で、彼の過去話が語られる
この二人は正反対の理由であるけども、本質は似ておりだからこそ、手を組めたってわけで・・・
で、そのハイネはどうやら本質の場所にたどり着いたようで、そこに現れた獣と戦う!!だが・・・
彼は遺体となっていた。彼の場合は左足が消失している状態で発見される。
グレイが彼を弔うって言い出し、エルメロイII世とロザリンドと一緒に埋葬した箇所にいるとフリューガーが現れ、そこで彼との話が
そしてルヴィアは彼を葬りたいと言ったのは殺すのは殺すことだけど、「無能さを証明して業界的に葬りたい」っと社会的に葬りたいって事らしい事も判明。
そのルヴィアはエルメロイII世が一つずつ解決していこうとしていたのに対し、一人でこの剥離城全体を相手どろうとしてこの城全体に配置した宝石を使用して魔術を使用する
だが、城の防衛機構的なものが動作。エルメロイII世とグレイ、ルヴィアはどこかの空間に閉じ込められてしまう。
その中で、ルヴィアが発した「周囲の尊敬を得られない」って言葉にピンっときたエルメロイII世はすぐにここから出ようとする
またこの空間も急激に消去されそうになっているのでルヴィアの力で脱出を試みるも、うまくいかない。そこをエルメロイII世が「エーデルフェルトの魔術の本質は価値を誇るものではない。価値を流通させること。」っと説きながら彼女の力を引き出すのであった
ってな感じで、次巻「
剥離城アドラ」編は解決編になるようですが、犯人は誰なのだろうか?空間に閉じ込められた時にグレイが誰かの視線で視ていたけど、これを見る限りではオルロックとルヴィアは犯人ではないと思うけど・・・
あと、エルメロイII世はホント、自分の魔術はからっきしでも、人の才を伸ばすことにかけてはホント天才なんだなぁってことを今回の話を見て思いました。彼女のあんな形でエルメロイII世に言われて、更に力の使い方を実践で教えられたら、認めざるを得ないよね。っていうか「魔術師」をやっているルヴィアが見れた点は非常に良かったなぁ。
あとグレイがフードを取った姿はどこかの円卓の騎士の一人に似ているような気がするけど、これもそのうち明らかになるのかな?(それと彼の切り札がなんなのかも気になる!!)
東 冬,TENGEN KADOKAWA 2018-08-04
東 冬,TENGEN KADOKAWA 2018-07-03
三田 誠 TYPE-MOONBOOKS 2014-12-30
コミック版
ロード・エルメロイII世の事件簿に関する記事
●コミック版 ロード・エルメロイII世の事件簿 1巻 - エルメロイII世が主役の同小説コミカライズ登場!!魔術と神秘、幻想と謎が交差するとき、惨劇の幕があがる -
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