地獄楽 3巻
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迫る化物たちを殺しながら島を進んでいく画眉丸達。彼らが集落らしきものを見つけそしてそこで島民と出会う事で、いろいろな事が一気に判明することになります。
仙薬である「
たん」の存在や、その源となるモノ、「
てんせん様」なる存在。
そして圧倒的な強さを見せる「
てんせん様」と戦うことになる画眉丸や典坐達は生き残れるのだろうか?
一気に面白くなってきたそんな第3巻だと個人的には思います!!
画眉丸達が集落らしきものを見かけ、そしてナニかの気配を感じて振り返るとそこには
この場にはなんとも似つかわしくない娘が!!
でも彼女、こんな見た目に反してすごい力の持ち主だったりする。なので、画眉丸も忍術を使って彼女を縛るのだが・・・
泣いちゃう。やっぱ見た目と同じ年相応の娘さんに思える
そして「人語」を話す化物(この地で育った島民だという)が「この子を返してほしい」「
仙薬の事を教える」「村へ案内する」と言ってくる
仙薬についてはぜひとも聞きたい内容だが、流石に村へ案内されてもそこで化物共が待ち構えている可能性も高いので躊躇していたのだが、「風呂」という単語を聞いて手のひらを返す。こうしてお風呂に浸かる杠
佐切も一度湯につかつてしまえば
こんな表情を見せてしまう!!(かわいい!!)
その後食事を頂きながら、この島の構造や「
たん」と呼ばれる
仙薬のありかなどの情報を一気に入手することになる
だが、その
たんが本物なのかっと疑う画眉丸に対し、この木人(名をほうこ)は
てんせん様に会えば分かるっと。そしてこの地に上陸した人間は
てんせん様が誰も帰さずに殺すと
でもただ死ぬのではなく美しい花に生まれ変わるのだと・・・
ってことは今まで散々見てきた人間に花が咲いていたのはそういうことなのか。そしてこの花となった命が
たんの源になるらしい。
つまりはここにある
たんっていうのはこの地に足を踏み入れた人間の命ってことなのか!!
いやー一気に情報が出てきたなぁ。
そして場面は切り替わり、典坐とヌルガイに。この二人の前に現れる先程のほうこが言っていた
てんせん様が現れる。その強さにピンチとなる2人
そこを彼の師でもある土遠が助けに入りその場から立ち去ることが出来た
彼は両目が見えないが匂いや音で視ている模様。そしてこの島から脱出する唯一の方向を知っているぽい。(ただ「今まで聞いたことのない音と気配」って所が絶対ナニかあるよね!!)
その後、ヌルガイに関して典坐と土遠で少しモメはしたものの一旦保留となり、先程出会ったあの
てんせん様をどうするか考えていいた所に、再度現れる!!そして
典坐が・・・!!くそー生きて欲しかっ
たんだけどなぁ
でもこのままでは3人確実に「死」が待っていたのを結果的に彼だけだったのは最後まで徹底的に抗って2人を逃がすスキを作ったからであり・・・
最後に彼が視た夢がまた悲しいことこの上なかったわ!!
眼の前で弟子を失うことになった土遠は必ず落とし前をつけると誓うのであった(ヌルガイも後に彼から剣を教わろうとするみたいだし、なんとしても敵は取って欲しいですね!!)
そして再び画眉丸側で、謎多き島民である少女・めい
彼女のカラダには何やらすごい傷跡があり、なのであまり人前で肌を見せたくない模様
そんなめいに対して画眉丸は傷を恥じているならそんなもの気にするな。外見なぞ全く関係ないっと言う
そこで画眉丸と妻とのやり取りが描かれており、マジで画眉丸の妻は出来た女性だっ
たんだなぁって改めて思ったわけで。
これがきっかけでめいは画眉丸に懐く事になり、そして結果的に画眉丸の命を救ってくれるのであった
その夜、画眉丸は一人ほうらいを目指すのであるが、そこに典坐を殺した
てんせん様が現れ、このまま殺し合いが始まる!!
とはいえ、
てんせん側へ致命傷を与えることが出来ずにいるため画眉丸が不利かと思えたのだが、どこかに当てた攻撃はどうやら効いている!?
現時点ではどこへの攻撃が効いているのか判明しないのだが、ただ突破口は見つかった!?
だが、それによりてんせんは距離を取って攻撃を仕掛けてくる事に。その防御や回避が無理だと知った画眉丸はただひたすら前に突っ込んで殴り合いを始める
再生するのならそれを上回る速さで破壊する!!
ってなことしていたらてんせんが人型から花の化物の姿を変えた
さらに画眉丸自身のカラダの限界に達しておりもはやこれまで・・・走馬灯のようなものまで見え始めているし。
でも忍の鉄則で画眉丸の意思とは関係なく相打ちを狙うべく自身が発火する
これで本当に終わり・・・かと思ったところ、画眉丸の後をつけてきためいが助けてくれた。
意識を取り戻した画眉丸はてんせんは神ではなく化物であるならば必ず殺す手段があるっとあの化物を倒すための対抗手段をみつけようとするのであった
あとてんせん側も他に5人もいる模様。
ってな感じでこの島の状況が分かり人語が話せる島民の登場により、いろいろな情報が分かったことにより面白さが一気に増した、そんな巻だったと思います。
やっぱ言葉を発しない化物をひたすら殺すより、相手側も喋ってくれたほうが読む側としてもあれこれ推測できるので面白さが違ってきますよねぇ。
って今後はこのてんせんを倒すための手段を見つけることになるんだろうけど、どんな事になっていくのかすごく楽しみです!!個人的にはめいの存在がキーになってくるんじゃないかと思うのですがねぇ・・・
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