コミック版
裏世界ピクニック 1巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
同名小説の
コミカライズの第1巻。紙越空魚が偶然見つけた「裏世界」を舞台にこの地でのピンチ時を助けてもらった仁科鳥子と一緒にこの裏世界を調査していく様子が描かれています。ただこの裏世界は理解が及ばない事だらけで、2人も早速ピンチに!?
タイトルに「ピクニック」って楽しそうな単語がついているけど、この裏世界で2人がお食事してキャハハウフフような展開はありませんのでご注意を!!
廃墟探検好きの少女・紙越空魚が探索中に偶然みつけた世界。
彼女はここを「裏世界」と名付け、この地に何度か足を踏み入れる。だが3度目で彼女は白くて
くねくねしているナニか「ヤバいやつ」に絡まれてピンチに
そこを仁科鳥子という美人さんに助けられる
そして二人はこの
くねくねと対峙することになるのだが、それを認識しようとすればするほど2人の様子がおかしくなる
その時、鳥子が岩塩の塊を投げつけたら、それが命中して倒した(!?)。そして岩塩の塊を探しにきた二人が
くねくねがいた所にあった六面体の鏡らしき物体
ただの鏡ではなく周りのものは映っているのに彼女たちは映っていなかったりする。
二人は空魚が見つけた入り口から戻ってきて話し込んでいたら、その入り口ドアを叩く音がした。鍵穴から覗いてみると
そこにはただ青い空間が広がっているように見えた。
その言葉を聞いた瞬間、鳥子は銃を構える!!
これは「拾った」とは言うけど、彼女は一体何者!?
その後、このドアからは裏世界に行けなくなってしまった。
おの一週間後、鳥子が空魚の大学に顔をだし、
くねくねを狩りに行こうと提案してくる。どうやら前、倒したときに出てきたカタマリを高い値段で買い取ってくれる人がいるようで、空魚を誘ってきた。その金額は高く、鳥子から「山分け」と言う言葉を聞き、結局彼女と一緒に向かう事になる。
空魚が知っている入り口は使えなくなったけど、鳥子の知っている入り口は使えるみたいなので、そのマンションのエレベーターに乗るのだが、なんか色々と怖い事が当たり前のように起きているんだけど!!
ちょっとこの「検索してはいけないもの」的な存在、怖すぎだって!!
そんな事があったけど、再び裏世界にやってきた二人。空魚はなんで一回あっただけの自分を信頼できるのか?って聞いた所、「共犯者としては最高」との返答が!!そして更に「共犯者ってこの世で最も親密な関係」ってことも言ってくる。こうして二人は
くねくね狩を開始する。
途中、鳥人は「冴月」という失踪した女性を探しにここに来ていることを知ったり
凄い状態で死んでいる人を見かけたりする
そして2人の前に現れる
くねくね。前回は効いたはずの岩塩の塊が今回は全然効かない。空魚はくねくねを認識し、理解し始めていたので、だんだんヤバイ事に
だが、ここは鳥人がいた事で助かり、くねくねを狩ることに成功。
後日、例のカタマリを買い取ってくれる人の所に連れられて行くのだけど、そのまえにくねくねに侵食された部分がめちゃ青くなっていた(鳥人は指の一部が青くなっていた)
裏世界の研究者である小桜に出会う。その際に裏世界のものに接触、そして侵食された二人を「第四種」って呼んだりも
その後、あのくねくねの話を聞いて彼女なりの結論を導き出しており、「くねくねを認識して理解してしまったら逃げられない」、「今回は一人が認識して一人が撃った事で助かった」、「くねくねが認識の中に入り込むと、そこにくねくねと人間が接触する界面が生じるので倒すことができた」っと、今回は2人で行動できていたからこそ助かったという見解であった。
そしてあのカタマリに対する報酬が渡される
その後、鳥人がもし裏世界にいるのであれば助けようとしている「冴月」のことに対して嫉妬的な感情を持つことに・・・
そんな状況下でやってきた裏世界にて2人は失踪した妻を探している男と出会う。ってかこの裏世界、見た目はすごくきれいな所だけど、所々に凶悪なトラップ的なモノが普通にあったりしている。
怖すぎ。
そして今回出会った男だけど、空魚達よりここに来ている回数が増えているからなのか、だいぶ「狂って」しまっていることがわかる。なんでふとしたきっかけでキレたりする
その後、彼と一緒に病院らしい建物に向かうと、そこには女性らしい姿をした存在がいて、それを見続けるとヤバイことになりそうなのだが、すでに男と鳥人は魅入られてしまっていた
更に横に登場した鳥居らしきものからあのこの裏世界では危険な青が発生。
空魚の目の前で男はその青に吸い込まれて消えてしまった!!更に鳥人もその青に引き込まれていく・・・
ってな感じで色々と危険と隣り合わせな裏世界。この世界について謎は数多く、そこで発生する現象全てが「理解が及ばない」な事ばかり。この裏世界で起きたことは夢では決してなく、裏世界でついた泥などはこちらに戻ってきても付いたままだし、第一に裏世界のモノを持ち帰ってこれる。売ろいろと謎多き所だよなぁ。
タイトルに「ピクニック」ってついているので、裏世界で女の子2人がお食事してキャハハウフフになるのかと思いきや、ちょっと百合ぽい感があるにはあるけど、どちらかと言うと理解が及ばない裏世界での驚異から逃れつつ探し人を探し出すって感じで、全然「ピクニック」じゃなくね?
でも読み進めて行く毎に、この裏世界のなんとも言えない感が面白くなってきて、次にどんな理解が及ばないモノが登場するのか?そしてそれと2人はどう向かい合うのか?って点が気になってきました!!次巻も非常に楽しみです!!
宮澤伊織,水野英多 スクウェア・エニックス 2018-08-22
- 関連記事
-