ダンジョン飯 7巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
今巻では新しく仲間になった猫忍者のイヅツミを加えたライオス一行の様子が描かれており、偏食なイヅツミの様子や幽霊に飛ばされその先の地で託された願い、そして語られるセンシの過去・・・基本的に話自体は重め(特にセンシの過去)だったりしますが、でもシリアスになりすぎないように魔物を喰らうシーンが入るのはいい中和剤になっていると思います。で、喰らう魔物は今回もいろいろ食しており、まさか使い魔で呼び出したのも喰らうとは思ってもいなかったぜ!!
かつて炎竜と戦った場所に再びやってきたライオス一行。そこでアイスゴーレムとの戦いになり、ここではイヅツミの活躍(と、いうか任せた)によって倒す。その後濡れた服と冷えた身体を温める事になるんだけど、イヅツミさん堂々と脱がないでよ!!
ライオス的にはむしろこの姿の方が興味津々だから困る!!
その後皆も脱ぐわけですが、センシの兜が脱げる事に驚くチルチャック
その後探索を開始した一行ですか、イヅツミがかなりの偏食である事が判明
まあこのマンドラゴラを甘く煮たものは見た目的に遠慮したくなるのも分かるけど。
その後、眼の前にバロメッツが生えており、彼女はライオスの言葉を聞かずに勝手に動き、それで怪我を負ったりする。
このときのマルシルから言われた言葉を聞き、少しづつ打ち解けていくのであった
で、バロメッツですが成体の羊は手に入らず、未成熟の実を食べることに。実を割ると
マルシルが「今までとは違う方向で無理」というのも分かるわーこれ。
しかもこいつカニの味がするのかー(ガツガツ喰うイヅツミがカワイイ)
で、話は地上に戻ったシュローたちへ。地上には「西のエルフの王国」の者たちがこのダンジョンを攻めようと画策していた
カブルーは数で攻めても駄目で封鎖してダンジョンへ餌をあたえない事を提案していた
はたして、この地上での駆け引きははどうるなるのだろうか?
再びライオス一行へ。ライオスが時折見えていたけど勘違いだと思いこんでいた霊体だけど、こいちは本物の霊体だった!!そしてこの霊体が紹介したい人がいるということで捕らえられた一行が気がつくと、そこは黄金城があるあの黄金の国!!
そこで出会った人たちと会話やマルシルのドレス姿が!!
またここの人たちは狂乱の魔術師が不老不死の呪縛をかけられていること
そしてケン助がいつの間にか形を変えており、それを見た彼女は「その剣をたづさえた者が狂乱の魔術師を倒し、この国の新しい主となろう」という予言があることを知らされる。
ライオスが国王!?
ここにいる面々はそれを期待しているようだけど・・・そして一行は狂乱の魔術師とは会わず、新しい場所へ向かう。(ただ最後には狂乱の魔術師が現れていたのでどうなるか・・・ここで名前はシスルである事が判明)
ライオス達は進んだ先でグリフォンとであうのだけど、
センシの様子がおかしい
的に背を向けてにげるだけであった。そして彼は捕まってしまう
高い場所にいるので助けるためにも使い魔を召喚することになるんだけど
鳩サブレー!?・・・こんなんで本当に助けることできるの?
3体召喚したけどそのうち2体はグリフォンに殺られてしまう。(使い魔を捜査している時のマルシルの動きが傍からみるとヤバイ人ぽくてワラタ。緊張状態でも時々こういうちょっとした場を和ます演出が書かれているのって良いよねぇ。)
そして最後の一体はグリフォンを倒すため
スカイフィッシュを召喚!!
これでグリフォンにダメージを与えてセンシを助ける事に成功。スカイフィッシュも力尽きる・・・んだけど
それを容赦なく調理してスカイフィッシュアンドチップスにするライオス・・・
しかもまた美味そうに喰っていやがる
で、何でセンシはグリフォンから逃げ出したのか?って所からセンシの過去話が語られてく。これがまた重い話なんだよねぇ。
彼がひとりぼっちになる前に渡された肉があったのだが、あの肉は本当にグリフォンの肉だったのか。もしかすると・・・という過去があり真実を知るのが恐ろしくなって逃げた模様
そんな中、ライオスは当時の再現して本当にグリフォンの肉だったのかを再現してみるのだが、あの時のものではなかった。
やはり真実は・・・って時にライオスはセンシが食べた肉はグリフォンではなくヒポグリフなのかもしれない。丁度環状に生えたキノコ、「チェンジリング」あるのでここにグリフォンの肉を置いくと肉が変更
その肉を食べてみると
これがセンシが食べたものそのものだった!!良かった人間性は保てたのね!!
こうして出発する一行。「俺たちの戦いはこれからだ」的な感があるイラストなんだけど・・・なんで全員チェンジリングの輪の中にはいるんだよ(笑
これ次巻でライオス達は絶対ナニかに変わっているんだろうなぁ。一体どうなってしまうのだろうか?これは色んな意味で気になるぞ!!
って感じで今巻も話はいろいろ進行しつつ、センシのかなり重い過去が描かれていたりしましたが、そんな中でもしっかり魔物を食す様子が描かれていました。そして食す魔物達も今回もまた凄いモノ喰っていたなぁ。スカイフィッシュを食してんのこいつ達だけだろ!!
そして重い話だとしても、所々でしっかり笑わさせてくれる息抜きシーン(マルシルの使い魔操作やライオスの空気の読まない行動)があるので楽しく読めるのがイイですなぁ。
九井 諒子 KADOKAWA/エンターブレイン 2019-04-12
九井 諒子 KADOKAWA 2018-04-13
九井 諒子 KADOKAWA 2017-08-10
ダンジョン飯に関する記事
●ダンジョン飯 5巻 - ファリンを救ったライオス達の前に・・・話は新展開へ!! -●ダンジョン飯 4巻 - ついに決戦の時!妹を救い、竜の肉を食べるための負けられない戦いが始まる!! -●ダンジョン飯 3巻 - 今回は水辺の魔物を食す!!そしてまさかアレまで食すだ・・・と・・・ -●ダンジョン飯 2巻 - ゴーレムをたおして耕せ!! -●ダンジョン飯 1巻 - 襲い来る魔物たちを、食べて、進め!! -
- 関連記事
-