それでも歩は寄せてくる 1巻
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「からかい上手の高木さん」の山本崇一朗氏が描く将棋ラブコメの第1巻。
将棋部を舞台に広げられる田中歩と八乙女うるしの高校生活模様が描かれており、歩はどう見てもうるしに恋心を抱いているのだけど、決して彼女のまではポーカーフェイスを崩さず、それを認めようとしない(それには理由がある)。そんな彼の恋心を認めさせようとうるしがあれこれするのですが・・・このやり取りが凄くニヤニヤできるので赤面するうるし、最高ですなぁ。
田中歩と八乙女うるしが将棋を指しているところから話が始まるのだが、歩はさも当たり前のようにうるしを褒める言葉をナチュラル喋り、それに対してうるしが照れる
これどう見ても歩がうるしに恋心を抱いているよなぁってバレバレであり、うるしもそうだと思って彼に聞くのだけど・・・
そのポーカーフェイスを崩すはなく、本人の前では絶対にその恋心を認めようとしない。
うるしの方が勇気を持って
こんな大胆な行為をおこなうのだが、それに対しての歩の反応があまりにも・・・
そりゃ、うるし側は涙目になってしまうのも分からなくもないわ!!
で、実際の所はうるし側みてもバレバレなように恋心を抱いているのですが、彼的にそれを彼女に伝えるのは彼女に将棋で勝てたらっと心に決めている模様
だから決してうるし側から言われてもそれを認めないわけですなぁ。
そんな感じで歩とうるしのこのなんとも微妙な関係が描かれています。うるしはなんとかして歩に自分への恋心があることを認めさせようとするんだけど、それはことごとく失敗。それどころか彼のグイグイと攻めてくる甘い言葉による反撃をモロに喰らって赤面する様子が頻繁に描かれています
歩の恋心を隠さないストレートな表現とそれを聞いて赤面する彼女が可愛いすぎて、ニヤニヤが止まらないですわ!!
そしてうるしの可愛いさに更にニヤニヤが止まらなくなる・・・このループはまさに至福のひととき
歩は中学の頃剣道部でしかもなかなか評判が高かったらしく、高校でも剣道をしないかとスカウトされていた所にうるしが出くわして、彼の動向が気になってしかたなかったりしたけど、剣道部へ行かないって話を聞いた時の嬉しそうな笑顔
まあ彼女は将棋部を部として認めてもらいたいと思っているので、ここでせっかく入ってくれている歩がいなくなってしまうのはねぇ。(将棋部は部員が少ないので正確には「部」として認めてもらえていない)
歩としては現状のうるしと二人きりの環境が最高だと思っているので部員が増えることにめちゃくちゃ渋い表情をしたり、口で「悪夢」とか言ったりするのであった(まあ1巻の時点ではまだ二人だけだけど)
巻末に描かれているおまけ漫画でも髪の毛を変えたことを知ってもらおうと必死にアピールするうるしが可愛いすぎでした(もち歩はその事は分かっている)
そんな感じで二人のやり取りを見てひたすらニヤニヤしまくる、そんな至福のひとときを堪能できる漫画になっています!!
こういうラブコメってホントイイですなぁ。
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