君は冥土様。 1巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
高校生・横谷人好の家にある日「雇って欲しい」とやって来たメイドさん。
格好はメイドさんだけど前職は殺し屋で特技は暗殺。そして家事は初心者・・・。そんなお願いを最初は断る人好であったけど、彼女の心の純粋さに触れて一緒に生活をすることになる
これは裏社会で孤独に生きてきたメイドさんに家族ができるまでのお話であり、切なくも楽しい、日常が始まっていく!!
人好の家に使用人として雇ってほしいとメイドさんが営業に来た所から話が始まる
えらい美人だったのでつい家に入れてしまい、彼女に以前どこかで努めていたのか?って聞くと主に「暗殺」をしていたなんて言ってくる!!
冗談かと思いきやどうやら本当のようで人好は怒らせない程度に丁重にお断りして帰ってもらおうとする。とりあえず得意はなんなのかと聞いてみるとナイフが得意なようで実際にそのナイフさばきを見せてくれる!!
(でもここで自慢気に語るメイドさんが可愛い!!)
とはえ、さすがに雇えないのでお帰り願うことになるのだけど、メイドさんはすごく寂しそうに見えた。その後彼女が身につけていた鈴を落としていったので届けるために彼女の元に向かう人好。その際に人好がトラックに轢かれそうになったのを見かけるとメイドさんが助けてくれた!!
が、彼女人をこんな感じで助けたことがなかったのですごく動悸が止まらなかった。
でも彼女のこんな顔魅せられたら・・・ってことで結局人好はメイドさんに掃除シてもらうために家に来てもらう事になった。
で、早速メイドさんはナイフについて色々語ってくれるんだけど、でも殺人のアピールしかシてこない!!
そして掃除をさせてみると(掃除=暗殺と勘違いしていたり)、驚くほど不器用だった!!
人好に「天然?」と聞かれた際の彼女の反応はとても痛ましい感じだったけど、人好はそんな彼女にこれから覚えていけばいいっと特に家から追い出すようなことはしなかった。その後、二人で片付けてを行いだいぶ綺麗になると人好からお陰で助かったと笑顔で言われる。そんな彼女はお風呂に入りながら、今まで殺すことしかシておらず、人殺しのために生まれてきたなんて言われていたと過去の事を思い出しながら自分もできるのかな?なんて呟くのであった
その後、人好から名前を聞かれるも無いと答える。人殺し時にはシュエという名を付けられていたようだけど、どうやら人好にはこの名で呼んでほしくなかった模様。
で、結構いい時間になったんで飯にしようと思った人好、料理できるか聞いてみるけども・・・
デスヨネー(ってかこのメイドさん結構表情豊かに変わるよなぁ。それがイイんだけど!!)
彼女は切るのは得意ってことで、キャベツを千切りにしてもらうことに(普通じゃない切り方してたけど)。そして人好が買ってきたとんかつを食べる。彼女は味の善し悪しが分からないのだけども、人好と一緒に食べるあたたかさを知って「おいしいです」と口にした。そして自分がなぜシュエという名は雪という意味で、人好に冷たい人と思われたくなかったらからだと知ることになる。
で、そんな彼女ですが、とんかつソースを食べた時、彼女は二度目の運命の出会いをするのであった!!
(そんなに美味しかったのか・・・)
とんかつソースにハマった彼女は夜、そのソースを一人で舐めていたりする
人好はお腹が空いたので夜食を食べるためにやってきたので、縁側で一緒に食べることに(そしてメイドさんはとんかつソースにハマっていた)
その後、彼女は今までは人を殺し殺されての夢ばかりだったけど、今回はとんかつソースの夢を見ており、また夢をみてみたいって生まれてはじめて思ったのであった事を告げるのであった。
その後、人好の家の前に犬が捨てられており、それを救おうとする人好に対してメイドさんは今までの生活での話を持ち出し、いたずらに命を救えば責任はいずれ仇となり自分自身へ還ることもある。その責任を負えますか?っと聞くのだけど、それに対して人好の言葉を聞いて
あの時人好を助けたのはただ一心で「死んでほしくない」という気持ちだったことを思い出し、そしてここにいて人好とともに過ごせばこの理由を知ることができるかも知れないっと思ったのであった
で、その犬ですが彼女はちょっと苦手なようで(ってかあんな経験していればそりゃねぇ・・・)この辺りのやり取りでの彼女の反応はすごく可愛いかったなぁ。
甘噛みされた時の反応なんてそれはもう!!
その後もこの「あげもち太郎」と名付けられた犬とのやりとりがすごく良かったなぁ
あげもち太郎を散歩している時に、人好から殺し屋をやめて普通の女の子になりたいんじゃない?っと言われ、彼女は普通の女の子になろうと決めるのであった
で、普通になるためにもあげもち太郎と遊ぶ役をかって出る事に。その際にまだ恐怖心はあるけども人好の言葉を信じたいっと話しをして人好から信じるという言葉をもらうと
ヤル気がアップ。そしてあげもち太郎を触る。そしてその小さくて温かさを知り今まで怖がっていた事が馬鹿みたいっと思うのであった
ある時人好に名前をつけてもらいたいっと彼女が話す。
人好は「雪」という名前はどうかというが、その名前はかつて殺人鬼時に付けられた名前であった。でも人好は雪は白くて綺麗で雪は好きという話を聞くと
笑ってその名を受け入れるのであった。
その後、雪さんが学校に行くことになり、しかも人好と同じクラスに転校してきた
人好のいとこって事で!!
こーして「普通」になろうとする雪であったが、そんな彼女を何者かが見つめていた・・・
そんな感じで雪さんは人好と出会い、「普通」の女の子になろうとする大一歩を歩み始めたって巻でしたね。
ホント雪さんが魅せてくれるリアクションが大変素晴らしくし、かわいいだしで、ニヤニヤしちゃいますなぁ。ホント殺し屋なの?って思えてくるぜ!!
そんな彼女は人好との生活の中で普通の女の子に戻ることができるのだろうか?彼女は普通の女の子になろうとしても、かつての殺し屋たちがそうさせてくれなそうな感じが最後に辺りにありましたけど、なんとか普通のかわいい女の子になってほしいですねぇ。
- 関連記事
-